2007年12月11日火曜日

本当にスーパーコンピュータとして利用され始めたPS3



ゲーム機としては、いまひとつ盛り上がりに欠ける印象のあるプレイステーション3、PS3ですが、今、このマシンは過去のどんなゲーム機も踏み込んだことの無いとんでもないステージに立っています。

皆さんは、「PS3の性能はスーパーコンピュータ並み」という話を聞いた事がおありかと思いますが、


この言葉が、今、本当の事になっています
単体でも高い処理能力を発揮すると言われるPS3ですが、複数のPS3を特定の条件下で連結する事により、より大きな仕事が出来る仕組みとなっています。

PS3をスーパーコンピュータとして使う目的の中で、最も有名だと思われるのは、ゲームOSのメニュー内にも標準で備えられている「Folding@Home」ではないでしょうか。
これは、米国スタンフォード大学が行っている難病の研究へのコンピュータパワーを、世界中の有志がインターネットを通じて提供する素晴らしいボランティア活動です。

もちろんPS3だけが貢献しているわけではありませんが、PS3の部分だけを見ても、掛け値なしに驚異的と言って良い演算能力を発揮しているのが分かります。
私も常時ではありませんが、参加していますけれど、コンスタントに高い性能を発揮しているようです。

どれくらい?
単純に数字だけで言うと、世界最高のスーパーコンピュータですらもまだ実現出来ていない1ペタFlopsを達成しています。

現在の演算状況を見るにはここをクリックして下さい(時間によって結果が変動します)。

また、複数台のPS3を接続することによって、非常に安価なスーパーコンピュータを実現できる事が知られてきているようで、予算に限りのある研究者の方々の福音となりつつあるようです。

少なくとも、研究によっては、スーパーコンピュータの代替となるのは本当の事のようです。
記事ソースの一つはこちら

もちろん、お店で売っているPS3を沢山買って来て接続しても、ゲームがパワーアップするというわけではありませんが、自分の持っているマシンは、しかるべき方法をとれば、という条件付ではあるものの、スーパーコンピュータとして利用出来るものなのだ、という事実はちょっと嬉しいです。

それに、この瞬間にも、世界中の有志のPS3が協力することによって、難病の研究に役立っているのです(もちろん、PS3だけの貢献ではありませんが)。

もし、PS3の誕生によって計算速度が上がり、難病の研究がさらに進むのであれば本当に素晴らしい。自分の家のPS3が、やっぱり誇らしく思えますね。

ただし、軸足はやっぱりゲーム機でありますから、もっと沢山の面白いゲームソフトが供給されるようになり、ゲーム機としても誇らしくなるようなマシンに成長して欲しいです・・・なんて、偉そうに書いてごめんなさい・・・。とにかく期待してます!