2009年1月16日金曜日

ソニーが、世界初の技術などを投入したビデオカメラHDR-XR500Vを発表!!


プレイステーシヨン3は、今更言うまでもなく、ブルーレイディスク、ハイビジョン(AVCHD)対応DVDディスク、各種ハイビジョンファイル(ハードディスクに格納)などなど、色々なハイビジョン映像を再生できる、家庭用のメイン・ハイビジョン機器になれる素質を持った多才なゲーム機です。

それだけに、自分だけのハイビジョン映像を撮影できるビデオカメラは、やっぱり気になる存在です。

そんな中、ソニーが、世界初の新技術を投入したハイビジョンビデオカメラHDR-XR500Vを発表しました。

私は、HDV規格(古くからあるDVテープに録画可能な家庭用ハイビジョンカメラ)のHDR-HC3を持っているのですが、HDR-XR500Vの進化は、説明するとブログ一日分ではおさまらないくらい長くなりそうな程アレコレありまして・・・。はっきり言って、すぐにでも買いたい(お金ないから買えないですが)衝動にかられてしまいました。

まず、実際の画質がどうなのかは分からないですが、家庭用のビデオカメラでは二の次、三の次にされていた印象のあるレンズにかなりの気合が込められています。
小型の家庭用モデルにも関わらず、ソニーの高性能レンズ(あのキヤノンで言うところのLレンズ)に相当するGレンズ採用。
構成部材名の中に、まるで一眼レフの交換レンズのように、「非球面レンズ」「特殊低分散レンズ」など、ビデオじゃそうそうお目にかかれないような名が並びます。

従来の家庭用のビデオカメラだと、ズームしていくと背景が変な三角形のグジャグジャの集合体にバケてしまうところ、HDR-XR500Vは、ふんわりと美しくボカされるらしいです。背景の美しさに関わる絞り羽根が、従来の2枚から大幅増の6枚も装備されており、一眼レフのレンズに勝るとも劣らないのがその秘密。
ネットで見ても、映像にこだわっている方の中には、ここをいの一番に喜んでいる姿も見かけました。
特に、HDR-XR500Vの撮像センサーは、1/2.88インチと、クラスとしては大きめサイズになっているので、背景が一般的な小型カメラよりぼけやすくなっており、ぼかしの美しさは目立ってくるんじゃないかなと思います。

それと、華々しく世界初としてデビューする、背面照射方式という、要するに従来の二倍も明るく撮影が可能になるという「エクスモアRという新型の撮像センサーが大きなトピックスです。
ビデオカメラは、どんな宣伝文句が並ぼうとも、やっぱり花火が瑞々しく撮影できないと個人的には意味が無いので、明るく撮影出来るカメラは喉から手が出るほど欲しいのです。
ただ、とんでもなく高スペックの数字が叩き出されているのだろうな、と思ってソニーのホームページを見ると、明るさは60i(いわゆる普通の状態)で、あれっ?と思うほどに平凡な(それでも明るいは明るいですが)11 lux(ラクス)と、かなり控え目なスペックになっています。

ただ、この控え目なのが、逆に信じられると言ったら怒られるでしょうか。
過去、ソニーではありませんが、(メーカーと機種名は出しませんが私が実際に持っている3CCDカメラです)ある会社の古い3CCDカメラよりも、ラクスのスペック値が向上しているにも関わらず、同社製の3CCDカメラが、実際に撮影したら体感でその古いカメラの半分以下の明るさだったという、まるで人をだまくらかすかのような商売をしてくれた(花火撮影の時になって愕然)ビデオカメラもあったんで、スペックの高いカメラは、実際にどうなんだろうって所は感じます。

ともあれ、メーカーのホームページを信じるなら、暗所での撮影の画質がとんでもなく向上しているようなので、店頭に並んだらすぐに試し撮りしたいです。
今や、ハードディスクとメモリカードに録画するようになっているので、お店にメモリカードを持ち込んで、店員さんの許可を得て撮影データを持ち帰って、プレイステーション3で再生して確かめようかなと思います。

プレイステーション3があると、ハイビジョン映像の再生では全然悩まなくていいので気楽です

他にも、ワイド端での手ぶれ補正能力が10倍の強化とか、何とGPS(えー!!!)と1ギガバイト分の世界地図付きとか、専用ブログでもないと書ききれない程の機能満載みたいです。

ちなみに、HDR-XR500Vのハードディスク容量を二倍の240GB(すっげぇ・・・)に高めたHDR-HR520Vというモデルも発売されます。価格差は2万円くらいのようですが、もしも、ブラックカラーが500Vに設定されず、520V専用だったら・・・520Vが欲しいですが・・・2万円はかなりの大金です。悩みますね。