2009年2月27日金曜日

PSP2が発表秒読み!?PS4も計画中という大ニュース!

ネットを見ていたら、とうとうPSPの後継機、PSP2の発表が秒読み段階であるという話に遭遇しました。

しかも、PSP2は、嬉しい事に闇雲に性能を追究するだけのモンスター機にはならず、WILLCOM 03を始めとするスマートフォンや、ご存じアップル社のiPhoneを意識した造りになるみたいなんです。

[PSP2やPS4に関する話のニュースソースの一つはこちら]

WILLCOM 03を使っていて感じるのは、ゲームの性能はPSPとは比べようもなく低いものの、WindowsMobile搭載なんでマルチタスクがしっかりしてるし、性能の許す限りではありますが、無線LAN経由でのNASの利用さえも自由ですし、何と言っても優秀なフリーのアプリケーションが沢山あり、本来の電話やメール機能も加えれば、ノートパソコンが不要とすら思える自由度の高さが魅力です。

PSPは、確かにゲームは非常に高度だし、ビデオは480x240ドットのH.264を軽々と再生出来るし、音楽もファイルコピーだけで自由に利用可能など、とにかく重たい処理がやたらと得意なのですが、その反面、得意分野以外は出来ない事だらけ、というバランスの悪さが弱みかも。PSP2では、スマートフォンのように幅広く使える事も目指すのでしょうか。

現時点ではPSP2がどうなるか分かりませんが、どうやらタッチパネルの採用は濃厚みたいですね。

もっとも、別にタッチパネルを採用しても、私は不思議には思わないです。いや、今にして思えば、現行のPSPに採用されていないのが、むしろ不自然に思える程です。

ソニーはとっくの昔からタッチパネルを活用しているメーカーであり、ビデオカメラなんかは、タッチした場所にピントを合わせたり、明るさを合わせたりといった高度な事を、かなり早い段階からやってたりしますし、ゲーム機でのアイディアも色々と持っているはず。

それと、ついにPS4も企画スタートしたみたいですね。
プレイステーション3は、個人的にはもう無くてはならないゲーム機。ハイビジョンにおいては中核の存在です。が、世間のゲーム機としての評価は、あまり高くありません

かく言う私も、昨年の秋の終わり頃から、ようやく、プレイステーション3に面白いゲームが沢山出ているのに気がつき、手持ちの全ゲーム機とソフトを売却して、全面的にPSPとプレイステーション3に切り替えたところです。

PS4が出るにしても、まだまだ先でしょうから、時間はたっぷりありそう。ただ、ゲーム機戦争で旗色が悪いソニーが、PS4で仕切り直しをしたいという気持ちがあるみたいで、焦って変な方向には行かないで欲しいなぁとは思います。

そのPS4ですが、現時点での進捗は、まだCPUを何にするのかをリサーチしている段階だとか?

特にCell Broadband Engineにはこだわらないようですが、そもそも現行のプレイステーション3の性能自体が極めて高く、ソフトメーカーは、むしろ未だに性能を使いこなせずに文句を言っているような段階なので、今から2年くらいの時間だとすれば、何を持って来たとしても、そうそうガバっとは変わらないのでは?

個人的には、プレイステーション3をLinuxパソコンとしてもさらに活用したいので、メインメモリだけでも1GBかそれ以上に増量したモデルが出てくれば、それで満足かも知れません。

2009年2月26日木曜日

ゼノギアスが止まらない

PSPで色々と遊びたいゲームがあるんですが、いまだにずっとゼノギアスばかり遊んでます。
このゲーム、ディスク2枚目(PSPゲームアーカイブスなので、全部メモリカードですが)部分はビジュアルシーンだという批判をよくネットで目にしていました。
だから、ムービーを観てるだけで終わりというイメージを勝手に膨らませていましたが、まさか、まさか、そのまんまでは無かったです。
バトルや謎解きなどが結構用意されていて、なかなかボリュームがあります。

現在は、あまり書くとネタバレになりそうなのでボカして書きますが、最終局面近くまで来たと思います。しかし、とある理由で資金を稼ぐ作業を延々と続けており、総プレイ時間は何と現時点で160時間を突破
個人記録ですが、セガ・ドリームキャスト用RPGのエターナルアルカディアで達成した、200時間に次ぐ記録になりました。

いくら面白いゲームとはいえ、ここまで来ると個人的にやり過ぎでは・・・と不安になってきます。ですが、まだまだ作業は終われそうに無い感じ。
まさかここまでボリュームがあろうとは・・・

しかし、それにつけてもPSPは、RPGをプレイするのには最適なマシンですねぇ。
いつでも好きな時に中断できるのは、もう必須の機能です。
たとえばですが、友達や恋人などとの待ち合わせの空き時間にRPGで経験値稼ぎ、なんて荒技も繰り出せますし。

逆に、私がPSPと同じくらい好きなプレイステーション3は、その超高性能っぷりに感激しても、ちょっとRPGは遊びにくいものがありますね
そもそもハードウェアによる中断機能が備わってないので、長いゲームを遊ぶ前には、まとまった時間を作る作業が必要であり、敷居が高いんです。
ちょっと3分くらい遊びたいな・・・でも一度開始したらセーブポイントまで終われないしな。やめるか。このパターンが多いです。

2009年2月23日月曜日

裏面照射センサー「エクスモアR」は、どこまで広がるか?

いよいよHDR-XR500Vで商品化された、裏面照射型センサー。

読みはリメン・ショウシャ。
製品名エクスモアRセンサー。

性能的に不利であるはずの小型センサーに、感度の高さとダイナミックレンジの広さという恩恵をもたらす画期的なセンサーです。私が所有するHDR-HC3も、当時としては優れた感度を持っていましたが、エクスモアRの誕生でいよいよ時代が変わったなーと実感してます。

ここまでの性能ならば、一眼レフカメラへの展開などはもっと期待できるでしょうね。

APS-Cサイズで2000万画素超。ISO感度6400くらい平気で行きそうな予感がします。

2009年2月21日土曜日

ようやく、HDR-XR500Vの最高画質モード!!

まず、皆様にあやまらなくてはならない事があります。
前回までのHDR-XR500Vのテスト撮影は、やっぱり最高画質モードにはなっていませんでした
本当にすみませんでした。

今回は、店頭にいてくれたソニーの販売員さんとも相談して、間違いなく最高画質の「FH」に設定してから前回と同じカメラでテスト撮影してみました。・・・しかし、自宅で確認したところ、確実にFHモードにしているのに、またしても1440×1080ドット/ビットレート5Mbps前後の設定になっていたのです。ぐわぁ、ナゼだぁ!!分からない・・・。

いや、あきらめ切れないぞコレは。他の用事を終えてから、今度は夜にもう一度チャレンジしました。
違うカメラもお店に展示してありましたので、その違うカメラに換えてみました。
設定の手順は全く同じ。メニューから「FHモード」に変えて撮影。なんか今度ダメだったらどうしよう・・・という不安な心境で帰宅し、チェック。

三度目の正直というわけではないですが、今度こそ、プレイステーション3に、「1920×1080ドット/ビットレート16Mbps」の表示が出ました!!


前回までは、HDVと比較して相当な違和感として悩んでいた圧縮のキズ跡、映像がチリチリする感覚ですが、もう大幅に緩和されて、実用上は気にならないレベルまで持ち上がりました。

特筆すべきは高いビットレートで、可変ビットレートとはいえ、だいたい16Mbps前後に張り付いてくれていました。前回までは、3Mbpsや5Mbpsが連発されていたのですが、16Mbpsの高止まりで張り付いてくれると、安定度が明らかに違います。
商品の陳列棚などの細かいものを撮影しても、細かい部分が圧縮で揺らいだりしないので、トータルの解像感もかなりシッカリとアップしてくれています。

今日まで、「もしかするとAVCHDはダメかも知れない・・・」なんて勝手に思っていましたが、遅ればせながら見ることが出来た、1920×1080ドットの16Mbps(プレイステーション3の表示を見ていると、約17Mbps付近までは可変して上がっていきますね!)を見て、ようやくHDR-XR500V本来の能力が発揮されたのだなぁ・・・と、一週間も勘違いを続けてしまい、重ね重ね、申し訳ありませんでした

それと、1200万画素の静止画専用モードも使ってみましたが、これはもうオマケとは言えないです。れっきとした、写真用のデジタルカメラの画質だと思います。
ここには掲載できませんが、人物も撮影してみました。
さすがに元画像が4000×3000ドットと巨大な甲斐もあって、髪の毛や眉毛をもしっかりと描いてくれており、背景がぼけた時の美しさとあいまって、そこそこではなくて、しっかりとデジタルカメラとしての利用が可能になったな、という印象です。
HDR-XR500Vは、12倍のズームレンズにより、516mm相当(さすがに解像力が甘くなり、Gレンズといえども色収差は抑制しきれないですが)の超望遠まで使えますので、かなり価値があろうかと思います。

もちろん、ハイビジョン撮影中の同時撮影静止画のクオリティも高いのは前回も書いた通りです。

ただ、あくまでも店頭でテストさせて頂いた範囲だけなので、色々なシチュエーションで撮ってみてどうなのか?というところまでは踏み込めません。
また、十分だ、十分だと言いますが、それはやっぱり個人的にであって、求めるレベルがどこまでなのかにもよるのが難しい所です。

さて、画質にばかり気をとられていましたが、HDR-XR500Vの強烈な手ぶれ補正能力についても書かせていただきたいです。
ビデオサロン誌3月号の記事では「ソニーの一人勝ち」とまで賞賛されていましたが、やっぱりワイド側による通常撮影における手ぶれ補正の強力さは筆舌に尽くしがたいものがあります。
実は、手ぶれ補正機能って、全般的にわりと弱気な機能だったりするのです。補正は補正、あくまでも、しょうがなく出るブレを補正するものであって、わざと揺らしちゃダメだべ!という感じなんですが、今回の手ぶれ補正は、ああそうかい!揺らしたければ好きなだけ揺らせばいいさ!!って言わんばかりに、開発者の方が吹っ切れたという印象。
画面が「揺れている」という感覚ではなくて、単に「動いているなぁ」という感覚に収まっています。
縦方向のグワングワンは、怪力でグイグイと抑え込まれ、横方向は軽い力で、という感じです。

揺れは、今日び、やたらと大画面になっているハイビジョンテレビでは体調不良さえ引き起こす悪魔になる事もあり、HDR-XR500Vは、言わば、その悪魔をスタイリッシュに倒すダンテと言えるでしょう。
久々にゲームブログっぽいネタを出したくて、強引にまとめてみました!!

映画用カメラに匹敵するキヤノンEOS 5D Mark2







キヤノンの最新一眼レフカメラである「EOS 5D Mark2」は、写真だけでなくて、フルハイビジョンの動画を撮影出来るのです。それも、映画用カメラ並みと賞賛される超高画質で。

実は、私も、昨年のプレミアム発表会に行って来まして、実際にEOS 5D Mark2で撮影したフルハイビジョン映像を鑑賞してきました。
ハイビジョンモニタは、シャープのアクオス。
再生にはプレイステーション3が使われていましたよ!!

さて、画質なのですが、あまりにもその表現力が高すぎて、一回では頭の中が到底ついていきませんでした。ハイビジョンカメラといいますが、そのどれとも似ても似つかない画質なんです。
背景のぼけ味は写真そのものですし、しっとりとした落ち着いた映像は、なんというか「電気的なもの」を感じさせない次元に到達している印象です。

三回くらい繰り返し鑑賞しているうちに、ようやっと頭が慣れてきて、ようやくスッゲェなコレ・・・ってのが分かってくる感じです。
おそらく、蒸気機関車の時代の人が、いきなり新幹線を見せられたらこういう反応なんだろうなって気がするんです。

個人的には、パッとは撮れない感じで、ちょっと操作性が気難しいのが難点かな?と思いました。
また、フィルムサイズの超大型センサーが加熱するので、長い撮影が出来ないという弱みもあり、なんか、ロボットの出るアニメの「メチャクチャ強いけどプロトタイプ」みたいな感じではありますね。

それと、発表会では、EOS 1D Mark3という、私の憧れるキヤノンのフラッグシップカメラが置いてあったんですよね。やっぱりカッコイイなぁ・・・。
あこがれのカメラ、あこがれのレンズに囲まれた夢のひとときでしたよ。
EOS 1D Mark3は、動画撮影には非対応なのですが、次のモデルからは搭載されるのかな?

レンズなんか、EF 85mm F1.2L USM II型とか、EF 50mm F1.2L USMとか、EF 24mm F1.4L USMのII型とか、垂涎のキヤノンLレンズのオンパレード。
ただ予算が追いつかないので、買うならばEF 28mm F1.8 USMがいいですね。
キヤノンのEFレンズは、その性能だけでなくて、若々しさと高級感を併せ持った見事なデザインも楽しみですね。

2009年2月19日木曜日

最も現実的な3センサー機、パナソニックHDC-HS300の出来や、いかに?


光の三原色を3つのセンサーで受光する3センサー方式は、ビデオカメラならではの方式であり、その高コストをものともしないダイレクトな構造には、やっぱりロマンを感じてしまいます。

3センサー方式といえば、何と言っても、ハンディカムの最高峰の称号を欲しいままにする、HDR-FX1000が私の中では大きな存在ですが、いかんせん40万円近い価格と、まさかバッグの中に入れて持ち歩くわけにはいかないビッグサイズが、相当な高嶺の花となっています。

そんな中、最も現実的な3センサー機が登場しました。
3センサー機に執念を燃やすメーカー、パナソニックの新型機、HDC-HS300です。

もともと私は、大のパナソニックファンでした。所有しているNV-DJ100はDVカメラの名機と言われるほどです。1/4インチの3CCD (27万画素)の画は、今見ても好ましいものがあります。

さて、時代は進み、最新のハイビジョン機であるHDC-HS300は、ついに305万画素(×3MOS)に到達しています。小寺さんのレビューも来ました。

[HDC-HS300のレビューはこちら]

外観は、小型ボディなのにやたらと文字が目立つレイアウトで不必要に安っぽさを演出してしまっている気がしますが、レンズの周りの大型リングなど、カメラとしての安定感を感じる部分もあります。
しかし、ブラックの本体カラーに赤リングって、何かあちこちでよく見ている気がするなぁ・・・と思ったら、もろにキヤノンが誇る超高性能レンズシリーズである、Lレンズのカラーリングではないですか。

ただ、個人的に絶対に受け入れられないのは、ファインダーを引き出した時の(個人的に、ですよ)安直過ぎる悲惨なスタイル。これはイヤだ・・・。

画質は、解像力がしっかりしていて、極端なデジタル補正感も無くて好ましい感じです。
このあたりは、昔と違って3センサーのみの特権ではなくなっていますが、パナソニックの頑張りが感じられると思います。
どちらかというと、ソニーと似た方向性かなという印象で、良い意味で柔らかくて立体感があり、それでいて、パナソニックの哲学を感じる濃い目の発色もファンにはたまらないところでしょうね。

ただ、このカメラが悪いというわけではありませんが、業界が小型カメラは当然だから!!としてきた2枚絞り羽根のせいで、背景のぼけがとっても汚くて、どんなカッコイイ映像も台無しです。繰り返しますが、このカメラが悪いというのではなくて、業界が小型カメラの消費者をあなどったツケとしか言いようが無いです(ソニーは、いち早く、HDR-XR500VとHDR-520Vによって、背景のぼけの美しさを実現していますが、消費者が誰も気にしない事になってしまうと今回限りという悲しさになってしまうかも知れません・・・。気付いてあげて下さい)。

何はともあれ、手が届く3センサーのカメラの開発を死守してくれているパナソニックは、一つの機種の評価うんぬんを超えた存在であり、これからも3センサーカメラの開発の継続を心からお願いしたいです。

2009年2月18日水曜日

最高のカメラなのに、HDR-XR500Vの購入は悩み中。でもやっぱりこのカメラはスゴイ!!


HDR-XR500VとHDR-XR520Vは、各社が驚くほどの気合を入れて新製品を繰り出して来た、小型ハイビジョンカメラの黄金世代とも言える今季の中にあっても、なおダントツでナンバーワンのカメラだと思います

くどいようですが、背景のボケ味の美しさを実現し、光量不足時においての高画質の実現など、従来まで小型タイプのカメラでは絶対にムリだった、まるで呪いのような束縛をついに打ち破った、いわば歴史に名前を残すカメラと言えるのではないでしょうか。 また、小型化を実現しつつも、ちゃんとビューファインダーを搭載しているのも嬉しい配慮ですし、ソニーが得意とするBluetoothによる双方向通信ワイヤレスマイク(最強オプションかも!)などの楽しいオプションの存在も、さすがはビデオカメラの老舗だなぁと好感が持てる点です。
これだけの高性能機なのに、惜しみなく?ファミリーカメラの割り切りとも融合させる、やっちゃえ的な暴走もソニーならではかも知れません。

そこまで言うなら早くHDR-XR500Vを買えよ、と言われるでしょうが、購入にはまだ慎重になっています。
もちろん、ここまでの革新的なカメラを前にしてしまえば、他のカメラと比較して迷うという事はありません。

問題は、カメラではなくて、映像記録フォーマットの「AVCHD」における圧縮し過ぎな映像に対する違和感です。テープのHDVに比べて、AVCHDは、あまりにも露骨に圧縮のキズ跡が見えてしまう感じで、かなり購買意欲が萎えてしまったのです。

が、ここで気になる事が出てきました。
もっと早く見てみるべきだったのですが、先週撮影した映像の情報をプレイステーション3で表示させてみると、確かにカメラでは「最高画質のFHモード」に設定してから撮影したはずなのに・・・

なんと、1440×1080ドット、ビットレート5.5Mbpsになっているではありませんか
ヤバイ!
ソニーの開発の人にブチキレられるレベルかも
ビットレートは可変だからともかくとして、解像度が1920×1080ドットではないのは、さすがに設定を空振った・・・ですかね。

てことは、HDR-XR500Vは、もっともっと高画質になるという事なんでしょうか。
やややややばい!

これは、もう一回テスト撮影をしてみなければならないでしょうね。

話は変わりますが、日経トレンディネットというサイトで、ありがたい事に、HDR-XR520Vを使った暗所撮影の実写画像付きのレビューが掲載されていました。

[レビューはこちら。これぞ小型機が夢にまでみた暗所の高画質ですよ!!]

室内撮影どころではなく、暗所の本場、本当に夜の街に出ての撮影ですが、思わず、「これ、HDR-FX7とか、HDR-FX1000とかの?」と、大型タイプの高画質カメラかと思ってしまうほどに美しい仕上がりです。

ここまで暗いという状況なのに、色が美しく発色されているさまは、ちょっと信じがたいものがあります。
また、よくある、無理やりに電気的な増幅かけまくって明るくするパターンとも違い、しっとりとした落ち着いた「雰囲気重視」な高感度画質であり、なんかもう色々とソニーの勝ちでいいや、と良い意味で投げやりになりそうになる画質です。

心の底から、HDR-XR500V(HDR-XR520V)で今年の桜や花火を撮影してみたくなりました

2009年2月15日日曜日

テープのHDVは、最新のAVCHDに負けない?

先週から、脱・DVテープをめざし、手持ちのHDV撮影のテープをファイル(MPEG2 TS形式)に変換する作業を日々の合間に続けてきましたが、おおむね終了しました。
ファイルにしてしまうと管理が本当にラクチンで、時代が変わったのも納得させられますね。

事実、現在の家庭用ハイビジョンカメラにおいては、テープ(HDV)の時代は終わり、代わりにファイルで記録するAVCHDが主流になっています

私も、ついにHDVからAVCHDに移行する時が来たのだなと思ってしましたが、個人的にですが、テープかファイルかではなくて、このフォーマットの違いがどうも予想外に嫌な状況に変化して来てしまいました
漠然とですが、AVCHDというフォーマットそのものに、かなりの不安を感じ始めています

プレイステーション3で、両方の形式の映像をじっくりと見比べてみました。
HDV映像=私も愛用しているモデルですが、今や旧式で映像のキレが劣るHDR-HC3で撮影したもの。
AVCHD映像=最新の高画質モデルHDR-XR500Vで撮影したもの。
という事で、カメラの性能や映像そのものは勝負にならないのです。
が、それで話は終わりませんでした。

(注:以下は単なるもりもりの感想であります)
AVCHDは、HDVと比べると、うまく言えませんが相当ムリな圧縮をかけている印象を受けます(個人的に)。

HDR-XR500Vというカメラと、その映像そのものは素晴らしいです
が、AVCHDが、ちょっとアレッ
映像が、何というか圧縮のキズ跡みたいなものでチリチリした感じに見えてしまう私でした・・・。

AVCHDは、H.264/MPEG4 AVCという非常に圧縮の効率が優れた方式を採用したフォーマットではありますが、いくらなんでも圧縮し過ぎだろうというところまで来ているような感じです
たとえば、商品の陳列棚などの細かい物体を撮影した時の話をします。
HDVは、1440×1080ドット記録で、AVCHDは上限が1920×1080ドット記録です。
これだといかなる場合でもAVCHDが勝るように思えますが、圧縮のキズで細かい部分が微妙に崩される可能性のあるAVCHDは、今後、高性能なモデルのHDVを持ち出された時に、果たしてドット数のアドバンテージを維持できるのだろうか?という素朴な疑問を感じてしまいました。
あくまでも疑問です

ためしに、プレイステーション3で視聴する際、映像のビットレートをリアルタイムで画面上に表示させる機能を使ってみると、HDVはどんな時もビットレートは常時約25Mbpsである事が分かります。
このためなのかな? 映像の圧縮が緩やかな印象です。

しかし、AVCHDは、ビットレートが可変であるのが分かります。
カタログでは16Mbpsとなっていても、これは言わば瞬間風速的なピーク値であって、普段の映像はかなり低ビットレートの3Mbpsやら5Mbpsやらが連発されています。
このあたりがチリチリとした荒れの原因なのかなぁ・・・。

良かれ悪しかれ、テープの時代が終わった事は分かります。
どうして欲しいという事でもないのです。
しかし、AVCHDの時代は本当に良いものなのかなぁと・・・。
ただの一時の気の迷いなのかどうか。
ともかく、心の中にちょっとブレーキがかかってしまいまして、コリャ自分でもいかんなぁと思っています。

だいいち、主流化したAVCHDがイヤだなんてなってしまったら、家庭用のハイビジョンカメラ
を買う予定なんか、立てられなくなってしまいます・・・よねぇ・・・。

2009年2月14日土曜日

HDR-XR500VとHDR-XR520Vの画質レビュー(もりもりの個人的感想です)

本日二回目の記事となります。
さて、待望のHDR-XR500VとHDR-XR520Vですが、店頭で実際に使わせて頂きました。
店員さん、いつも本当にお忙しい中ありがとうございます。
この場をお借りして深く御礼申し上げます。

今回は、録画した映像を持ち帰る前提なので、自分の4GBメモリカードをセットして、メニューからメモリカードに直接録画するモードに切り替えて使ってみました。

店員さんも積極的にアピールしていましたが、ワイド側で従来の10倍もの能力を発揮するという新型の手ぶれ補正は、確かに言うだけの効能がある印象です。
もちろん、三脚を使ったようにガッチリと映像が止まるわけではありませんが、片手でテキトーに振り回しても、セカセカした忙しくて見苦しい感じの振動は発生せず、コツをつかめば三脚が無くても、もしかすると風景撮影なんかを短時間に気軽にキレイにこなせてしまう可能性があり、スペックうんぬんを超えた高い価値を発揮してくれるかも知れません。

価値といえば、ハイビジョン映像を撮影しながらフォトボタンを押すと、ハイビジョン映像がそのまま約830万画素(3840×2160ドット)の静止画として同時記録される機能があるので試してみました。
フォトボタンを押した後、書き込み中を示すインジケーターが表示されるのですが、メディアへの記録に数秒間を要するようです。インジケーターが表示中でも、別にそれに関係なく映像の録画の方は一時停止可能なのですが、慣れないとそれに気をとられて撮影に支障が出るかも知れませんね。

このカメラは、マニュアル操作をするのに、カメラ前方に装備されている「マニュアルダイアル」が威力を発揮します。
このダイヤルは、デザイン的なアクセントにもなっているのですが、操作性もかなり良好ですね。
主に「明るさ」のコントロールをこのダイヤルに振付けて使ってみました。

このカメラは、フルオート撮影ですと、家電量販店の店内でも顔色が暗く出るほどに明るさが控え目になってしまう傾向が見られました。
ですが、マニュアルでダイヤルをひねると、本当にめちゃくちゃ明るく出来ますね。

ただ、明るく出来るのは結構なんですが、明るさオーバーで映像が白とびしてしまう危険の察知に関しては、ゼブラパターンもヒストグラムも両方無いので、思ったより怖いものがあります。液晶の表示を信じるしか無いですが、エクストラファイン液晶モニタでも怖いのに、粗い表示のファインダー液晶はどうなんだろう。

また、色についてですが、オートホワイトバランスだと、家電量販店の蛍光灯の下ではかなり青っぽい映像になる傾向が見られました。
最初はオートで撮影していたのですが、ちょっとダメだなと感じ、ホワイトバランスを自分で調整出来る「ワンプッシュ」モードを使って、ホワイトバランスを修正して撮影してみました。
このカメラに限らず、ビデオ撮影時に色が悪いなと思った時は、センサーとかの性能ではなくて、単にホワイトバランスがおかしいだけという事もあるので、マニュアルで調整するクセをつけると吉かも知れませんね。

それと、オートフォーカスですが、ピント合わせまでがちょっとゆっくりという感じです。
被写体にレンズを向けると、ワンテンポ呼吸をおいてからフワッと合っていく感じで、まさか一眼レフカメラのAFのようなスパッとしたスピードを想像していると、いけません。
また、顔認識のフレームが表示されるのは良いのですが、認識とピントが連動してないのかな?
実際に、人物の顔に認識フレームが表示されていても、ピントは顔にまだ来ていないという事がありました。
そういうもんなんですかね。顔認識そのものを使ったのが初めてなので、この類の機能の常識をイマイチ理解してません。

ただ、一度合ったフォーカスがオタオタしない、意図しない被写体にフォーカスを横取りされてしまうというような事態が起きにくく感じるので、フォーカスに関してはソニーなりの深い考えがあるのかも知れません
このあたりは、買ってからジックリ使ってみて判断したいところですね。

肝心の撮影した映像のチェックですが、カメラの小さい液晶モニタでは無理(全部キレイに見えてしまう)なので、自宅でハイビジョンモニタを使うまでおあずけでした。
再生機材は、いつも通りプレイステーション3があればバッチリ。AVCHD形式だろうと、MPEG2 TS形式だろうと、ものともしません。

さて、いよいよプレイステーション3で、待ちに待った映像の再生の段になりました。

メモリカードをPSPにセットした後、USB2.0ケーブルでプレイステーション3に接続。

念のため、プレイステーション3の本体に映像ファイルをコピーする手間をかけなくても大丈夫。
PSPにセット済みのメモリ
カードから直接再生出来ます

実際の映像ですが、このブログには、フルハイビジョン映像をアップロードするわけにもいかないので、再生の模様を撮影した写
真を掲載して済ますことをお許し下さいませ。

HDR-XR500Vの映像は、私が持っているHDVカメラのHDR-H
C3とは、全く比べようもないくらい解像度が高いです。

言うまでもなく、女性の顔のアップは特にヤバイです。皮膚表面のアラを肉眼よりも克明に映し出してしまう程なので、まじめに視聴の前には殿方は絶対に一回チェックしないといけません。

また、エクスモアRセンサーの性能が余裕を生み出している
のか、1/2.88インチという、クラスとしては大きいけれども絶対的には小さいサイズのセンサーといえども、映像の階調が予想以上に豊かで、すなわち立体感を豊富に感じます
明るさをマニュアルでかなりアップしても、階調が平坦になる段階までが、結構粘る感じです。

個人的には、やっぱりHDR-FX1000などで採用されている3センサー方式に思いが残ります、ここまでの映像が得られるエクスモアRセンサーならば、センサー数をしのごの考えている事はないのかなと思いました。

それよりも何よりも、HDR-XR500Vの映像には、クラスとして当代最高のアドバンテージである「背景のボケが美しい」という特性があります。
花が舞う桜の季節に使う
小型ハイビジョンカメラは、HDR-XR500V(HDR-XR520V)しかありえない!!と断言していいと思います。

小型ビデオカメラは、どんなに映像がキレ
イだと言ってたとしても、最後は、背景が変な三角形でグシャグシャになる段階で、個人的にはガックリして終わりな部分がありましたが、HDR-XR500Vは、ようやくその壁を突破してくれました。

また、ハイビジョン映像と同時に記録される830万画素の静止画ですが、繰り返しますが、クラスにおいて当代最高のアドバンテージとも言える背景のボケの美しさがあるので、十分に写真として通用する完成度になっていると思います

もしも、写真コンクー
ルに出品する時に、それがデジタルカメラOKである場合は、もしかすると通用してしまうかも知れません。ハイビジョン映像からの切り出しではなく、写真として認めてもらうには、主催者と相談する必要があるかも知れませんので、自信ありません。ここは申し訳ありませんが、各自様でお問い合わせくださいませ。

830万画素では巨大すぎるので、1920×1080ドットのフルハイビジョンサイズにリサイズしたものを掲載します。


なにしろ、背景のボケの美しさがあるので、16:9のサイズでさえなければ、そのままデジタル写真として通用しそうな勢いです。

ハイビジョン映像を撮影しながら、同じシーンがこれだけのレベルの画質で切り出せるに等しいわけですから、その用途の広さを考えると武者震いが起きてしまいます。

素晴らしい風景は、後から印刷もしたいもの。
もうこれなら大丈夫!!





ただ、静止画はともかくとして、肝心の動画の映像の方ですが、MPEG2 TS (25Mbps)のHDVカメラと比較すると、個人的にかなり気になる点があります。
AVCHDのクセなのかどうなのか分からないのですが、やたらと被写体の輪郭や背景のボケの中に、圧縮ノイズみたいなチリチリした感じが見受けられますね。
なんなんだろう。このチリチリ。HDVのMPEG2 TSでは感じなかったので、このチリチリが余計
に気になります。
AVCHDは、一筋縄ではいかないのかな? どうなんだろう。

結局、実はHDVをメモリカードで記録したものが一番なのだ!!というオチだと予想外(HDVは、テープだけの規格ではなくなり、現在はコンパクトフラッシュに記録出来るようになっています)。

そうだ。AVCHD形式といえば、忘れてはならないのが5.1chのドルビーデジタルによるサウンドです。
HDR-XR500Vは、メニューからの設定で普通の2chステレオにも変更可能となっていましたが、5.1chオンリーで録音しました。

その音質うんぬんを語る前に、ドルビーデジタル5.1chの持つ音響効果そのものに気圧されてしまいました
プレイステーション3に光デジタル接続した5.1chのスピーカーから流れ出るサウンドの、何という臨場感の凄まじさ。私の部屋の中なのに、現場が時空を押しのけて出現したかのような音響です。

同じ5.1chを活用したゲームとは違って、自分で何気なく撮影した映像の音声に計算などが入る余地は無く、容赦の無いサラウンドに取り囲まれるわけです。
何しろ5.1ch録音の経験すら、以前にHDR-SR12で少しだけテスト撮影させてもらっただけなので、いちいちおおげさに感動してしまう事をお許し下さい
しかし、カメラ本体のあんな小さいマイクで、こんなにキッチリとドルビーデジタルが録音できてしまうもんなんですね。

色々とHDR-XR500V(HDR-XR520V)には、進んだ時代の勉強をさせられてしまうようです

バレンタインデーにHDR-XR500Vの実機と出会う!!


2月14日土曜日。バレンタインデー。もちろんチョコレートをもらえる日だというのも大いに嬉しい事ですが、今回はそれだけじゃありません。
発表以来ドキドキとワクワクが止まらなかったHDR-XR500VとHDR-XR520Vの実機との初遭遇の日でもあります。

朝一番に、バレンタインデーの予定に優先して、家電量販店にクルマを走らせ、ビデオカメラコーナーにダッシュ。ありました・・・。待望の、ソニー新型ハイビジョンハンディカム!!
シルバーが、HDR-XR500V。ブラックがHDR-XR520V。
(ちなみに、HDR-XR500Vと、HDR-XR520Vは、ハードディスクの容量とカラーリング以外は同じです。
ですから、片方を試すと、もう片方も試したのも同じです。)

外見は、ハンディカムらしい、伝統を重んじた横型デザイン。
一見、面白みが無いように見せかけて、ハードディスクを内蔵していながらもグリップの部分の膨らみがスッキリと抑制されており、そこはかとなく最新のテクノロジーを予感させる手法は、このカメラが、タダ者ではなく、爪を隠してる鷹みたいな迫力を感じさせます。

レンズ脇に付けられている「G」マーク。これこそが、ソニーの高性能レンズ「Gレンズ」を示すエンブレムになります。ブランド的には、どうなんでしょうね。
さすがに、あのキヤノンが世界に誇るLレンズと比べてしまえばまだまだでしょうが、今後ソニーがGレンズブランドをどう料理してゆくのか楽しみではあります。

さて、いよいよ待望のHDR-XR500Vを手にとってみました。
昨今のメモリカードタイプのハイビジョンカメラと比べると大柄なボディだと言われますが、どうしてどうして個人的にはジャストサイズだと感じました。

個人的には、ファインダーの搭載が嬉しいです。やっぱり、ファインダーに接眼してこそのカメラという気がするのです。
HDR-XR500Vのファインダーの角度を変える場合は、一旦後ろに引っ張り出す必要があります。
引っ張り出したファインダーは、ちょっと素材のプラスチッキー感が見えてしまうというか、角度によっては微妙な感じはありますが、適度に凹凸の付けられたデザインに守られてルックスは悪くない印象。 こういう部分こそ、実はデザイナーさんが相当悩んで仕上げているような気がするんですが、どうでしょうか。

ただ、ファインダー液晶の表示品質までは、妥協せざるを得ません。さすがに本体価格の安さから考えたら贅沢は言えないのでしょうね。ドットが粗くて、おおざっぱなものです。
逆に、メインで使われるであろう92万画素のタッチパネル式エクストラファイン液晶モニタは、既に搭載されていたHDR-SR11/12もそうだったんですが、文句なしに素晴らしい。本当に名前の通りエクストラファインです。
極めて精密感のある、これぞハイビジョン時代のスタンダードと言えるレベルです。
3.2型に凝縮されたエクストラファイン液晶での視聴は、ヘタクソなハイビジョンテレビよりもかえって美しいと思えるくらいです。
2.7型くらいだと、23万画素でも相当キレイに見えるので、92万画素がいかに威力を発揮するのか、実際に目の当たりにして、ホレボレしました。

参考までに、ソニーの最新鋭大型HDVカメラ、HDR-FX1000は、さらにハンパじゃありません。
ファインダーが122万7000画素もあるんですよね。うう・・・さすがはHDR-FX1000だ。

HDR-XR500VとHDR-XR520Vは、そのコンパクトなサイズと重量、伝統的なデザインでありながら洗練されたルックスなど、概観はバッチリもバッチリ。
個人的には、これぞビデオカメラ。百点満点の出来だと安心しました。

さて、その性能の方はいかに!?

これは記事を次に送って書かせていただければと思います。

2009年2月12日木曜日

待望のストリートファイター4発売日ゲット!




待ちに待ったプレイステーション3用格闘ゲームソフト「ストリートファイター4」を発売日ゲットしました。
仕事でお店に行けなかったので、友達に買ってきてもらいました。
わざわざ行ってもらって、ホントありがとう!

いやー。しかし、プレイステーション3のパッケージソフトは、必ずブルーレイディスクなので、個人的には、ちょっとプレミアムというか、お買い得な感じが嬉しい
ダウンロードソフトも良いですが、パッケージが無いですからねー・・・ちょっとだけ寂しいかな?

しかし、パッケージに貼ってあるシール・・・なんじゃこりゃ?
映画「レジェンド・オブ・チュンリーなんだコレ?
映画の宣伝かぁ・・・。
コレ全然知らなかったので、ネットで検索してみると、春麗を主役にしたアクション映画やるみたいですね。しかも今月末から公開じゃないですか。宣伝期間がギリギリな気が。

さて、今日のところは買って来てもらっただけ。本格的に遊ぶのは、週末に友達を呼んでからになるので、とりあえずブルーレイディスクをセットしてオープニングの鑑賞。
手書きイラスト風のCGが新鮮。それと、歌。最初はフーンって感じでも、聴いているうちにだんだん気に入ってくるという、ゲーム中の歌の黄金パターンにハマりつつあります。

ゲームは、アナログブラウン管テレビ(パナソニックのタウ)を使って、トレーニングモードをプレイ。
リュウとチュンリーを選択。

おおー、プレイキャラクターも、しっかりと手書きイラスト風になっていて期待通り!!
ブラウン管はその特性上、写真(HDR-HC3のスチルモードですが)を撮ると粗く見えますが、実物は動きと発色が生々しくて数段キレイです。

それにしても、キャラがデカいですねー。
ハイビジョンだともっと細かい部分まで書き込みが見えるんだろうな・・・。こういう気合の入ったゲームを作ってくれる人たちの努力を思うと、感謝するばかりです。

さて、今回のシステムは、スーパーコンボとか、ウルトラコンボとか、色々あるらしい。
オンライン対戦もあるけど、まずは友達にボコボコにされないと。(するんじゃないのかよ!)

プレイステーションのストリートファイターZERO2までで、ストリートファイターシリーズが止まっている私としては、この最新作のパワーに付いていけるかどうか不安。

それと、(ZERO2で)お気に入りのさくらとダンを早く使いたいな!

おそるべきキヤノンS10の解像力! HDR-XR500Vもビックリ!

いよいよHDR-XR500Vのライバルと言える、キヤノンHF S10のレビューが出てきました。
小寺さんによるレビューです。

[HDR-XR500Vライバル、HF S10のレビューはこちら]

しかし、さすがは、一眼レフカメラのEOSシリーズと、EFレンズで鳴らすキヤノンだけの事はあります。
HF S10の解像力は、これが家庭用なのかと思うくらいにシャープで、「あっ!」と声をあげてしまいそうになります。いわゆるビデオっぽさをあまり感じない、まるで動くデジカメ写真といった趣を感じます。

このHF S10は、デザインも迫力があって目を引きますね。
まるで一眼レフの交換レンズをそのまま持ち出したかのよう。
大口径のレンズは、ハイビジョン時代にはこれくらいのレンズは必要なんだぞと言わんばかり。光学メーカーとしてのキヤノンのプライドを見せ付けられるようです。
おそるべし、キヤノンの新HDビデオレンズ。

それに対して、我らが(我らがって・・・いつの間に?)HDR-XR500Vの画質は、キヤノンのHF S10に比べると、随分とクラシカルだと言ったら怒られるでしょうか。
伝統的なハイビジョン・ビデオの画質を踏襲しているように感じます。
小型モデル初搭載の高性能Gレンズと言えども、今回は相手がレンズのゴルゴ13(無敵)みたいなものですから、比べると分が悪い・・・のか・・・? (ゴルゴ調で)

ただ、HDR-XR500Vは、キヤノンと比べると解像力は太刀打ち出来ない感じですが、画質そのものは私が想像した以上に素晴らしいものだなと感じました。

まず、虹彩絞りの効果が、快音を響かせるホームラン!!のように発揮されています。
花の背景が、なめらかにボケています。小型ビデオではあきらめるしかなかった美の表現が可能に!!

キヤノンと比べると、さすがにシャープネスは負けていますが、HDR-XR500Vの魅力の源泉は簡単に尽きるようなものではありません。

心配だったのが、画が平坦だったら嫌だなぁという点でしたが、どうやらそれは杞憂だったかも知れません。
平坦どころか、画そのものに、予想した以上の立体感を感じます。
うまく言えませんが、色が豊富というか、暖かな丸みを帯びているというか、ハンディカム最高峰のHDR-FX1000を買う人が求めるような、方向性としては、良い意味での柔らかさをもった画なのではないかと思います。

発売日は、何があろうともお店にダッシュし、メモリカードに動画と静止画をためし撮りしたいと思います。
以前からPSP用に買っておいた4GBのカードがあるので、それを使おうかと思います。

2009年2月11日水曜日

個人的に小型カメラ最後の希望の星よ!! HDR-XR500Vが、前倒しで販売開始決定!





ヨドバシカメラ仙台店で確認して来たところ、新型ハイビジョンカメラのHDR-XR500Vと、HDR-XR520Vの前倒し販売が決定したそうです
本当ならば、2月20日からだったはずですが、前倒しによって、2月14日の土曜日からになりました。やったぁ!!

HDR-XR500VとHDR-XR520Vは、数年に一度の革命を一気に成し遂げたとまで言われる、特大の期待がかかる、個人的には、小型ハイビジョンカメラの最後の希望の星です
個人的には、このカメラで画質に不満があるのならば、もはや小型モデルではなくて、大型モデルに行く道しか無いというところです。

大型モデルと言えば、たとえば、同じソニーの誇るHDR-FX1000です。
AVCHD規格ではなくて、テープ式(HDV規格)ではありますが。

いかにHDR-XR500Vといえども、小型カメラとしての限度もあるだろうし、ちょっと私も過酷な期待をかけすぎて申し訳ない点も多々あり、さすがに大型機の中でも最新鋭のパワーを誇るHDR-FX1000には及ばないのは分かっているつもりです。
ですが、分かっているつもりではあるものの、参考にはなるだろうと思って、HDR-FX1000の静止画をメモリカードに撮影して来ました
黒いカメラは、HDR-FX1000の静止画です。ソニーのHDR-HC9というカメラを被写体にしてみました。

HDR-FX1000の静止画を見ると、現在の小型ハイビジョンカメラと比べて、一瞬で分かってしまう圧倒的な違い。その背景のボケ方の美しさが、全く別次元です。
(もちろん、1/3型の16:9サイズによって実画素ロスの少ない120万画素クリアビッドCMOSを3枚搭載した、3クリアビットセンサーによる階調の豊かさも必見ではあります。)

HDR-XR500Vは、HDR-FX1000と同様の虹彩絞り羽根の採用によって、この美しさが出る可能性がある、唯一の小型カメラとなります

そして、もうじきに来る春。そして、待望の桜の季節。
背景が美しく撮影できる(可能性のある)HDR-XR500Vは、桜の撮影に欠かせないカメラとなりえるでしょう。

それと、一刻も早く試したいのが、エクスモアRセンサーによる、光量が不足した場所での美しい画質です。単純に明るく撮影するだけならば、今や色々なカメラが実現している事でしょう。
HDR-XR500Vは、カタログスペックそのものは11 luxと平凡ですが、明るいかどうかと、美しいかどうかは別問題なので、逆に、この控え目なスペックによって、ソニーの自信が浮き彫りになっているような気がします。(あくまでも気です。)

もしも、期待通りの実力が発揮されるとしたら、今年の花火撮影が待ちきれなくて待ちきれなくて大変な事になりそうな予感がします。

桜や花火といった美を、まさに美のままに表現する可能性を持ったカメラ。

小型カメラでは色々とあきらめていた事が、文字通り一気に花開くとしたら!

待つは、未来へ続く輝ける希望か、つらい絶望か。
小型カメラの運命の日は、いよいよ土曜日です!

う、まずい。緊張して来た・・・

ハイビジョン撮影の夢をくれたHDVを語る



自分の手でハイビジョンを撮影したい、という夢を、ずっと昔からあるDVテープを流用することによって、思わぬ早さで家庭の中にもたらしてくれたHDV規格。

登場した当時は、今更なぜテープなのかという疑問を持たれた方もいらっしゃった事でしょうが、私個人的には、正解だったと思います。

当時はメモリカードが高価でしたし、そもそもSDカードの上限は2GBまでという時代でした。

それに対して、1時間のDVテープなら、MPEG2 TS方式にしても11GB強相当の大容量を確保出来ていましたし、撮影した後はそのまま保存しておけるという、アーカイブの利点もありました。
1時間のDVテープに、ちゃんと表記通りの1時間録画出来るという、非常に分かりやすいという点も見逃せません。

また、テープという媒体に不安を感じていたとしても、映像そのものはMPEG2 TS方式というデジタル記録されていますから、撮影そのものはひとまずテープで残す事にして、その後でパソコンなどの機材を使ってファイル変換してしまえば大丈夫。変換という手間は必要ですが、テープの再生時間とほぼ等しいため、撮影した映像を鑑賞するつもりでやってしまえるというレベルです。

HDVの欠点として指摘される事の多い、解像度が1920×1080ドットではなくて、少し小さい1440×1080ドットである、という点も、良し悪しだと思います。
1440×1080ドットは、地デジのハイビジョン放送と同じであり、ドット数を減らすことによって、ビットレートが低くても画質を良好に保つ選択肢としてアリだったのではないかと思っています。

とはいうものの、HDVには、やはり欠点も見え隠れしていました。
家庭用のカメラは、全てがそうなのかどうかは分かりませんが、テープの走行音がマイクから録音されてしまいがち
たとえば、静かな森の中のシーンなんかで、ジィィィーッというテープ走行音が延々と聞こえて来た時はショックでした。
テープならではの弱みとしては、クロッグと呼ばれる一時停止する現象も厳しいものがありました。
これは、磁気テープの表面が剥離するなど何か障害があった時に、映像が乱れるのを防ぐために映像が一瞬停止してしまうという仕様なのですが、ネットを見ると、高性能タイプのHDVカメラかつ高級DVテープを使用してもなお発生する場合もあるようです。

家庭用カメラの新製品においては、少なくともテープ=HDV規格の時代は終わり、ファイルの形でハイビジョンを扱うAVCHD規格に主流が移ってしまいました。
私も、もしも次にハイビジョンカメラを買う機会に恵まれたなら、HDVではなくて、AVCHDのカメラを選択すると思います。

ただ、HDVカメラは、今後も使っていきたいし、ハイビジョンで日々の様子を記録出来る「夢」に終わりは無いですね。

2009年2月9日月曜日

ハイビジョン映像、テープからの旅立ち






先週末、私が長い間DVテープに撮り貯めた、ハイビジョンカメラの映像(HDV)をパソコンを使って、脱・テープに取り組んでみました

出来れば、ブルーレイに焼ける環境を整えてからやりたかったのですが、機材の購入の予定が全く立たないので、とにかくテープからファイルの状態に変換しておこう、というところです。

具体的な作業としては、HDVカメラのムービーをパソコンに取り込むわけですが、その際に接続に使うのはUSBではなくてi-LINKです。

取り込みソフトは、フリーソフトのHDV Splitを使用しました。
取り込みそのものは、ソフトの出来が良いためか、ビックリするくらい簡単でした。
カメラと接続して、取り込みたい位置までテープを早送り/巻き戻ししておき、ファイルの保存先を決めて、ファイル名を決めて、最後に録画ボタンを押すだけです。

ちなみに、HDVテープをファイルに変換すると、MPEG2 TS形式ファイル(拡張子は.m2t)になります。
ビットレートは固定で25Mbps

取り込みの速度は、再生時間とほぼ等しいですね。
プレビュー画面で普通にテープの鑑賞をしているうちに取り込みが完了って感じです。

ただ、パソコンに取り込んだは良いですが、1時間テープ一本でおよそ9GB分くらいのファイルが出来上がってくるので、パソコンのハードディスクがたちまち不足してしまいました。
(追記:1時間テープは、実は1時間2分撮影が可能です。1時間2分全てを使い切ったテープを変換したところ、合計11.4GB分のファイルが作られました)

そう、これって、最終保存先はどうするの? という、脱テープ時の最大の悩みです・・・。
テープなら、何も考えないでそのままテープで良いですからね。
そこで、そのままデータファイルの形でDVD-Rに焼いておくことにしました。

データファイルのまんまでも、プレイステーション3があれば再生は大丈夫です。
プレイステーション3は、ハイビジョン再生をとても簡単な話にしてくれる切り札と言えるかも知れませんね。

ただ、HDV Splitで、シーン毎にファイル分割された状態のままのDVDをプレイステーション3で再生しようとすると、ファイルの継ぎ目で1秒くらい待ち時間が発生する、という弱みもあります。

テンポを良くする狙いで1シーン3秒から5秒くらいで撮影していると、その3秒から5秒ごとに1ファイルに分割されているため、連続して再生してみれば・・・停止時間が数多く発生する状態になるわけです。

もっとも、それは、ファイルが分割された状態だから当たり前であって、手間を惜しまずに編集で1本に結合すれば良いだけの話なのです。
ただ、個人的には、シーン毎にファイルがバラけた状態の方が何かと便利なので、しばらくこのままで突き進んでみようかなと思っています。

ファイルの形にしてしまうと、再生は本当に便利です。
DVD-Rを、プレイステーション3にセットして再生するだけというのは嬉しい。
今までだと、カメラを取り出して配線しなければなりませんでしたし、テープは再生するたびに磨耗してゆくので気になっていました。

肝心の画質は、テープと全く遜色無いです

ただ、私の所有するHDR-HC3というカメラは、小型ハイビジョンカメラの元祖だけあって、時代を感じるというか解像力が低め。レンズの性能も高くないのでモヤッとした眠い感じの映像です。
だから、ドットを等倍再生してしまうハイビジョンモニタで見るよりも、正直言って、アナログブラウン管テレビでダウンコンバージョン(自動)して見る方が遥かに美しいと感じます。

ブラウン管と言えば、パナソニックのタウ(21型)は、非常に映像が繊細で鮮やかで気持ち良く、特に気に入っています。

2009年2月7日土曜日

FIFA08と、ガンダムバトルロワイヤル買ってみました


用事のついでにブックオフに立ち寄ったら、ずっと欲しかったPS3サッカーゲームの「FIFA08ワールドクラスサッカー」が何と1980円で販売されていました。
さらに、PSPアクションソフトの「ガンダムバトルロワイヤル」は950円。
さらに、友達がどうしてもやってみたいと言って背中を押すので、この二本とも同時に購入してみました。
しかし、いくらユーズドとは言え、新品価格からは考えられない程に安いですね。

それに、最近は、個人的な感想ですけれども、特にPS3のユーズドの状態はかなり良いものが多い印象です。
ユーズドでの弱みと言えば、たとえば説明書がちょっとヨレていたり、PSPの場合はUMDのシェルケースが傷だらけだったりする可能性はあるものの、仮にそういう商品に当たったとしても、それは安さとのトレードオフだからしょうがないかも。とにかく、ありがたい事ですね。

話は変わりますが、今月はプレイステーション3用の新作ソフトで、欲しいソフトが2本も発売されます。この二本は、ユーズドで安くなるまで待ちきれないので、新品で購入したいと思っています。

一本は、カプコンの「ストリートファイター4」です。
ビデオで観ましたが、まるでイメージイラストと言えるクオリティのキャラクターが、個々の持つイメージを崩さずにダイナミックな動きを見せてくれています。
登場キャラクターに関しても大歓迎。私は、初代プレイステーションで発売されたストリートファイターZERO2にハマった過去がありますが、その中でも特に好きなキャラ、ダンとさくらが二人とも今作に登場してくれるんですよ。やった。

そして、もう一本は、セガの「龍が如く3」です。
これは、先日、見事な内容でばっちり魅了してくれた最終プロモーションビデオで買い決定。月末近くに発売なので、実際の購入時期は三月にずれ込むかも知れませんが。
このゲーム、作っているセガが本当に生き生きしているというか、こんなに楽しみなゲームソフトも久々です。やっぱりセガのゲームは何かこう(良い意味で)独特のオーラを感じますね

今後は、ファイナルファンタジー13という、究極ランクの大物も登場してくれるし、プレイステーション3が一台で足りるかどうかが心配です。

RPGのような長いゲームをプレイするとき、ゲームの中断が自由に出来ないとなると、その間は、パソコンとしても、ハイビジョンプレイヤーとしても、プレイステーション3の重要な用途が封印されてしまうわけで、こうなりゃ贅沢言って三台くらい欲しいところです(買えませんが)・・・

2009年2月6日金曜日

PS3 LinuxからNASを使えるようにしてみました


PS3 Linux (ubuntu 8.10)は、すっかりお気に入りのOSとなりました。
ここ数日は、PS3 Linuxばかり使っていて、すっかりメインのWindowsマシンの電源を入れるのを忘れる程です。

しかし、本格的に使うほどに心細い点も出てきまして、まずはハードディスクの残量が心配になりました。私がLinuxに割り当てた容量は10GBだけなので、現在のところ、残量は6GBちょっとしか無いのです。
なんだそれっぽっち、もっと割り当てれば良かったのに、と思われるでしょうが、PS3のシステムは謎な仕様になっていて、フォーマットする時に、Linuxに10GBを割り当てるか、ゲームOSに10GBを割り当てるのか、どちらかを選択するようになっています(全部ゲームOSも可能ですが)。
ゲームの容量消費は非常に大きいのが分かっていたので、ゲームOSの方の割り当てを小さくするという選択肢は選べませんでした。

それをカバーするために、以前から自宅で稼動しているNAS(ナス=ネットワーク経由で利用できるハードディスクドライブ)をPS3 Linux(ubuntu 8.10)から使えるようにしてみまし


さて、このNASですが、アクセス可能にするまでに要求される知識が、やはりWindowsよりも多いかなという印象で、敷居がちょこっとだけ高いかも・・・
Linuxならではの、マウントポイントの作成と、媒体のマウント、という手順も必要です。

参考までに、具体的な手順を書いてみます。初めてやる時は「面倒くせー」と思われるでしょうが、同感です

(1)root権限でもって、以下のコマンド入力し、smbfsをインストールします。
sudo apt-get install smbfs

(2)root権限でもって、マウントポイントを作成。diskという名前にしてみます。
Linuxは、Windowsと違って、ドライブという考え方がありません。全部フォルダ(ディレクトリ)として利用するため、ここで作ったdiskというのが、そのままNASの名前になるわけです。
sudo mkdir /mnt/disk

(3)さっき作ったdiskは、そのままでは単なるディレクトリです。に、実際に媒体(NAS)を割り当てる事によってNASとして使えます。この作業をマウントといいます。
たとえば、NASのIPアドレスが192.168.1.5、公開ディレクトリ名がdisk、だとしたら、以下のようなコマンドになります。

sudo mount -t cifs -o username=設定したユーザID,password=設定したパスワード,codepage=cp932,iocharset=utf8,defaults //192.168.1.5/disk /mnt/disk

これで、いよいよNASが利用可能になりました。
私のNASは、アイオー・データの500GBモデルであるため、空き容量6GBの世界から一気に広々とした状況になり嬉しいものがあります。
音楽やビデオ、写真など、容量を消費するコンテンツは全部NASに置いておけるので、PS3 Linuxのハードディスクの残量は6GBで十分かも!

ただ、このままでは、毎回、PS3 Linux(ubuntu 8.10)の起動のたびに、いちいちマウントコマンドを入力しないとNASにアクセス出来ません。
これでは、いくらなんでも不便なので起動と同時に自動でマウントされるように設定します。

/etc/fstabというファイルに、以下のようにNASのマウント文を書くのですが、コマンドでの入力と書き方が違うのがポイントです。

//192.168.0.5/disk /mnt/disk cifs username=ユーザーID,password=パスワード,codepage=cp932,iocharset=utf8,defaults 0 0

しかし、コマンドモードは、変な話ですが、とにかく闇雲にコンピュータを使っているんだという実感が湧いて来ますね。良い悪いは別として。

2009年2月5日木曜日

HDR-XR500V/XR520Vは、やはり革命的な小型ハイビジョンカメラかも!


ついに、ソニーの小型ハイビジョンカメラ「HDR-XR520V」の詳細レビューがネットに来ました。HDR-XR520Vは、HDR-XR500Vのハードディスクを二倍の240GBに増加させたモデルですので、実質的にHDR-XR500Vのレビューにもなっています。
レビューしてくれているのは、小寺さんです。

[小寺さんのレビューはこちら]

小寺さん曰く、数年に一度の革命を一気に成し遂げたHDR-XR520V、だそうです。
私も期待していた数々の新機能が、ほぼ全てに渡って良好に効能を発揮しているようで、レビューを読みながら興奮が抑えきれませんです。

従来の小型カメラは、どうしても妥協させられていたような部分、つまり、美の表現において長足の進化が見られます。これは大きな拍手を贈らせて頂きたい。
やはり、6枚絞り羽根の採用によって、背景がボケた時の映像の美しさが段違いです。
これは、解像力が云々、ビットレートが云々とかいう次元ではなく、もっと根源的で大きな部分です。

また、新発明の技術である裏面照射を形にしたエクスモアRセンサーは、その高い性能に疑いの余地は無さそうです。

光量が不足しているシーンでの画質が、まさに劇的な改善を見せてくれています。
カタログスペックが、11 luxと、かなり平凡なものだったので、アレっ?こんなものか?と不安だったわけですが、ソニーやってくれました。
単純に暗所で明るく写れば良いんだ、という段階を踏み越えて、次の段階、いわば大型カメラを買わないと進めなかった「光量不足でも映像が美しい」というステージに到達しているように見受けられます。

まだまだ書きたいことが山積みですが、また次の機会に色々と書かせて頂きたいです。

とにかく、とてつもない名機が誕生する瞬間に立ち会えるのかも知れませんね。

2009年2月4日水曜日

Pythonが手軽でとっても面白いです


プレイステーション3は、Linuxをインストールすると、立派にパソコンとして使えるようになります、って話は、このブログではくどいくらい書いていますが、もちろん、パソコンの楽しみであるプログラミングもきっちり楽しめます

プログラミング言語は沢山ありますが、あのGoogleでも使っているという、Python(パイソン)をやってみたところ、これがまた非常に手軽でとっても面白く感じています。

Pythonの話は、以前もこのブログに書きましたが、その時は、対話型の画面で使えるため超高機能電卓として利用しているよ、という内容でした。

私もまだまだ勉強し始めたばかりなので、あまりPythonを知らないのですが、超高機能電卓ばっかりの利用からちょっとだけ発展させて、プログラミングを組んでみました。

とりあえず、作ってみたのは、バーコード(JANコード)のチェックデジット数字を求める関数です。

JANコードってご存知ですか。
バーコードの一種なんですが、8桁か13桁の数字をバーコード化したものです。
しかし、単に数字を並べただけでは、バーコードとしては機能しないように出来ています。肝心のバーコードリーダーで読み取る事が出来ないようになっているんです。
JANコードは、最後の一桁の数字が、それ以外の数列から求めたチェックデジットという暗号になっているからです。

私のプログラムは、任意の数列を入力することによって、その数列のチェックデジットを求めるものとなっています。

具体的には、あらかじめ、moritool.pyというファイルにcheckdigit()という関数を書いておきました。それがチェックデジットを求めるプログラムというわけです。


Pythonは、対話型で使えるので、電卓を利用する感覚で今回のプログラムを利用出来るようになっており、この手軽さがうれしいですね。

実際に作った関数がちゃんと動くかどうか、ガンダム無双のソフトのパッケージに付いているバーコードで試してみました。

バーコードは4582224941513です。
つまり、チェックデジットは3です。

だから、プログラムは、moritool.checkdigit(458222494151)と入力して、この結果として3が求まればokなわけです。

ほっ・・・。ちゃんと求まりました。

しかし、moritool.pyファイルを作ると言いますが、ファイルを作る時にちょっと引っかかってしまいました。

ファイルは、私、もりもりの権限が及ばない、root権限という特別な権限を持ったユーザーのみが書き込み出来る場所(/usr/lib/python2.5/ディレクトリ)に書き込まないとならないんです。

プログラムの記述は、どうしても、ウィンドウアプリケーションのテキストエディタを使いたいんですけど、権限は無いのでダメ、とファイルの書き込みは拒否されてしまいました。

こういう場合は、Linuxらしく(?)コマンドウィンドウを起動して、コマンドでの作業になっちゃいますね。

具体的な手順を書いてみます。まず・・・
sudo touch moritool.py
この、sudoコマンドを使うと、一時的にroot権限を取得できるんです。
これで、一旦、moritool.pyを空のファイルとして作ってしまいます。

しかし、作ったは良いのですけど、まだmoritool.pyは、root権限を持ったユーザーしか書き込み、実行が出来ない状態のままですね。
つまり、このウィンドウの外に出てしまったら、元のもりもりの権限に戻るわけで、やっぱりファイルに書き込みは出来ないまんまです。

そこで、sudoコマンド連発出来る今のうちに、権限を変更するchmodコマンドを使って、root以外のユーザーでも大丈夫なようにしてしまえー。

sudo chmod o+rwx moritool.py
こうすることにより、root権限以外の権限のユーザーでも、moritool.pyに読み・書き・実行全部可能となりました。
これで、もりもりの権限でも大丈夫です。

遠回りしましたが、これでようやくウィンドウアプリケーションのテキストエディタに戻ります。
さっき作った空のファイルmoritool.pyを開いて、その中にプログラムを書き込み、無事に保存まで辿り着きました。

ちょっとだけプログラムを組んでみただけですけど、Pythonは、手軽さと高機能さの両方が混在していて、好きになれそうですよ。
それに何より、私が今愛用しているPS3 Linuxのubuntu 8.10には、最初からPythonがインストール済みなので、その敷居の低さもありがたいです。

さて、そのPS3 Linuxのubuntu 8.10ですが、今のところ非常に安定しています
前まで使っていたXubuntu 7.10は、ブラウザのFirefox2がいきなり異常終了したり、サウンドが鳴らなかったり、なかなか厳しい部分が多かったのですが、ubuntu 8.10は、快適です。

処理速度は、やっぱりCore2 Duo搭載のWindows XPマシンと比べたら、遅めではあります
メモリが256MBしか搭載されていないという弱みも消せません。
けれど、個人的には、実用的と言える速度は出してくれています。
プレイステーション3とubuntu 8.10の相性は、良いと言っていいのではないでしょうか。

くどいついでに、大好きなプレイステーション3をパソコンとして使う事、それ自体が楽しいですよ。

2009年2月1日日曜日

龍が如く3の最終プロモーションビデオを見て震えた!







いよいよ、プレイステーション3期待の新作ゲーム「龍が如く3」の最終プロモーションビデオが配信されました。
今回のビデオは、断片的な広告ではなくて、龍が如く3のストーリーの流れがダイジェストで分かりやすく紹介されている見応えタップリの作品となっていました。

もう、冒頭からすっかり釘付け。
テキトーな姿勢で見始めたのですが、見終わった頃は、なぜか背筋がシャンと伸びていました
二回目は、映画のブルーレイビデオを見るかのように、冷蔵庫から冷たいお茶とセブンプレミアムのスイスロールを持ってきて、ドルビーデジタルの音質を調整し直して、椅子にしっかりと腰掛けて、フルコーション視聴体勢(書いてて意味不明ですが勢いで進めます)

美しい自然の広がる沖縄で、アサガオという養護施設を営む主人公、桐生。
そのアサガオが、リゾート開発などによって立ち退きの危機に瀕します。
不安がる子供たち。
子供たちを守るために立ち上がる桐生!

こういう展開は、いわゆるベタなんでしょうが、個人的にとっても弱いんですよ。
燃え上がります。

しかし、敵が・・・。
どうやら信じられないくらい強そうというか、ヤバイいんです。
悪ぅーいヒトが、日本国政府の偉いヒトっぽかったり、なんか、アメリカ合衆国も相手なんですけど・・・
これは、ひょっとして絶望的な戦いになるのでは?!
スケール大きすぎて、次回作の敵はどうすれば(気が早すぎ)。

米軍(らしき)攻撃ヘリのガトリングキャノンで銃撃されちゃってる桐生を見ていると、なわけねーだろ!とモニタに向かって思わず突っ込みながら、いゃあーゲームっていいもんですねぇーと、すんごく嬉しくなってしまう