2009年3月29日日曜日

待望の、HDR-XR500Vを買いました(その3) 使用した感想

HDR-XR500Vを外に持ち出してテスト撮影して来ました。
撮影は、全てファインダーで行いました。

まず、皆さんに言っておきたいのは、私は、ハードディスク/メモリタイプのハイビジョンカメラを所有する事は初めてで、ずっとテープ式カメラだけを使っていた事と、私は決してソニーの回し者とかじゃない、という事です。

これを書いておかないと、ちょっとヤバいくらいHDR-XR500Vに感動してしまったんです。

■あまりにもテープから飛躍しすぎる高性能■

正直、「えーっ。テープ式のハイビジョンカメラ(HDV)って何だったの?」と、思わず半笑いになるくらい、性能ギャップがあり過ぎです。
撮影開始がめちゃくちゃ速い!!
ファインダーを引き出すか、液晶モニタを開くだけで、すぐに撮影可能状態になるんです。
まるで一眼レフみたいに、撮りたいときにすぐ撮れる
この瞬発力だけでも、すでに使い勝手が完全に別モノです。
なんかもう、二度とHDVには戻れない気がする・・・

■もはや単なるカメラじゃない!GPSが面白い!■

このカメラ、単にGPSを積んでいて、撮影した時に映像に位置データをくっつけるだけじゃありません。
現在位置の確認」という機能があって、それを選ぶと、いきなり液晶モニタに地図が表示されて自分のいる位置がココって表示されるんで、旅行の時に死ぬほど助かる予感
散歩してても、ちょくちょく腕時計を見るかのように位置情報を見ちゃいますね。
ただ、決してカーナビじゃないんで、言ったらそこまでの機能しか無いんですけども、あるのと無いのとではもう全然違うわけです。

■ファインダーはやっぱり良いですねぇ!■

ファインダーの無いカメラが増えていますが、そんなカメラはよっぽどの事情がなければ個人的には絶対に買わないって、そう思わせるほどに、やっぱりファインダーは良いものですねぇ!
ファインダーは、日差しが強くなろうと何だろうと外光に見え具合が左右されませんし、カメラを安定して構えるにはやっぱり必要だと思いますし、何より撮影の没入感が違います。

ただ、ファインダーを引き出す時に指をひっかける部分が小さくて、手袋してたら辛いなぁってのは感じました。また、ファインダー内部の液晶の品質がかなり粗いんで、めちゃくちゃ美しい液晶の表示とのギャップには悩むかも知れないですね。

■ワイド・エンド・コンバージョンレンズは選んで良かった!■

ワイド・エンド・コンバージョンレンズは、本当に簡単に取り外しが可能なので、やっぱりこれにして良かったと思います。
広角だけで撮ろうと思ってても、構図の都合で、やはりズームしたくなる局面が多いもんですね。
ただ、画質とサイズを考えたらでっかいワイドコンバージョンレンズ付けたままズームするのも考えモノかなぁと・・・。

その点、このワイド・エンド・コンバージョンは、びっくりするくらいポコポコ簡単に着脱可能なんで、ズーム出来ない(ピントが合わなくなるため)という部分が、条件にもよるんでしょうが、なんとかなりそうな手ごたえ。
ただし、外したレンズをうっかり地面に落とす危険はあるんで、ここは注意しないといけません。
いやー、どうだろ。つるつるな形状だから、やっぱり落としそうだなー・・・。
ここは怖いかなぁ。

さて、実際の画質につきましては、次の記事から書かせて頂きたいですが、HDR-XR500Vの画質は、私の想像を遥かに超えていました
なんというか、解像度がうんぬんとか、そういうレベルの話じゃないんです。
このカメラ、もっと早く出て欲しかった・・・。