2009年5月16日土曜日

PCエンジンからPSPへ!伝説のシューティングR-TYPE






昨日、PCエンジンの名作RPG「天外魔境ジライア」についての記事を書かせて頂きましたが、PCエンジンつながりで、伝説の名作シューティング「R-TYPE」についても書かせて頂きたいと思います。

アーケードで人気を博していたR-TYPEは、そのあまりにも高度な処理内容から、家庭用では再現が不可能だと思われていましたが、それを実現したのがPCエンジンです。

これがどれくらいの「快挙」だったかと言うと、当時ライバルが皆無だったファミコンの、その専門誌ですらも、わざわざ別冊付録でPCエンジン版R-TYPEの特集を組むほどのインパクトがあり、PCエンジンを売るためのゲームという枠を超えて、家庭用ゲーム機が雲の上の存在だったアーケードマシンに正面から組み合った記念碑まで昇華して行きました。

私も、スカイブルーとピンクの螺旋を描く「対空レーザー」の美しさから始まり、円形砲台、エイリアンのような姿形を持つボス「ドブケラドプス」の登場に驚きの声を上げ、ゲーム史に残る「超巨大戦艦」の登場に至っては、ホントにUFOが目の前に飛んで来たらこんくらいだろうな、という勢いで驚きましたっけ。

当時のROMカードの容量の限界(2メガビット=0.25メガバイト)から、前編と後編に分かれて発売されたのですが、個人的には前編部分が好きなので、これが良かったと思っています

そして、今、このR-TYPEがゲームアーカイブスにラインナップされているため、PSPによって手のひらで遊べる時代に進化しています

ゲームアーカイブスのR-TYPEは、PCエンジン版ではなくて、本家のアーケード版そのものが再現されているので、グラフィックスの密度はさらに感動的なまでに高く、前編も後編もなくラストまで一本です。
(正確にはR-TYPE全編だけにとどまらず、続編のR-TYPE-IIとセットになった、R-TYPES)

しかし、先日記事に書いた「ゼビウス」や「ドラゴンスピリット」もそうですが、手のひらでアーケードゲームの本物クオリティが手軽に遊べるのは、本当に開発メーカー、PSPさまさまですね。

ちなみに、PSP-3000は、R-TYPE(ゲームアーカイブスのゲーム全部)をアナログブラウン管テレビに「フルサイズ」で映す事が可能なので、アーケードゲームそのままの気分も味わえます。