2009年5月19日火曜日

PSP「移植の意味」

ソフトの他プラットフォームからの「移植」って言葉ですが、新作ソフトではないという意味においてネガティブな扱いを受けている場面を目にする時があります。

もちろん、それは一見識ではありますが、PSPにおいては、この移植という言葉は、個人的にとても重みを持っています。

単に、自分の持っているゲーム機で、あの欲しかったソフトが動くという嬉しさもありますが、PSPの場合は、持ち運びが自由で、遊ぶ場所を拘束されない、スリープ機能による、プレイ時間の優れた融通性など、言うまでも無い事かも知れませんが、ゲームのポータブル化という重要な特性があります。

ゲームのための時間が作りにくい社会人ゲーム好きの方の中には、移植という枠を越えた、このポータブル化を待ち望んでいたりする方も多いのではないでしょうか。

かく言う私なんかはそうです。

もちろん、何でもかんでもポータブルが万能というわけではなく、たとえば、プレイステーション3によるハイビジョンとゲームの融合など、リビングや自室でじっくりというパターンも決して否定するものではありません。

何はともあれ、PSPのお陰で、本来なら大型のテレビゲーム機が必要なはずの高度な処理能力を必要とするゲームが、手のひらで次々と遊べるようになっているわけで、このゲーム機を世の中に送り出してくれた関係者の方々には、敬意を表するとともに、感謝しております。

最近買ったソフトで言うと、一連のアーケード版クオリティーの「ゼビウス」「ドラゴンスピリット」「グラディウス」「グラディウスII/ゴーファーの野望(ものすごい!後日これについて書かせて下さい)」「パロディウスだ!」「極上パロディウス」「R-TYPE(S)」あたりは、目頭が熱くなりっぱなし。

初代プレイステーション用ゲームをPSP(プレイステーション3でも可能)で遊べるようにした、「ゲームアーカイブス」シリーズも続々とラインナップが強化されてるし、ホント、PSPが無かったら、もうゲームをやらなくなっていたかも知れないです。

逆に、個人的には、好きなPSPのソフトタイトル数があまりにも多すぎて、もう遊び切れなくなっているのが困りものです。