2009年6月21日日曜日

Media Goを使って、パソコンでPSPゲーム購入





「PSP go」の発表に伴って、パソコン上で動作し、PSPのゲーム等のコンテンツ管理や、プレイステーションストアに入店して買い物も出来る「Media Go」というソフトが発表になりました。

これは、PSP goに同梱されるソフトですが、既にネットからダウンロードして誰でも利用可能になってます。
私もMedia Goをパソコンにインストールし、さっそく、PSPのゲームを買ってみることにしました。

買うソフトは、さすがに遊ぶ時間が無いかも知れませんが、前から気になっていた「エリーのアトリエ」を購入することにしました。

単体でもストアに入店して買い物が出来てしまうPSPで済ませず、わざわざパソコン(Media go)を使うメリットは何か問われれば、やっぱり処理速度の速さだと思います。

PSPは、ストアとの接続に無線LANを使うわけですが、が何しろ遅めのIEEE802.11b(理論値11Mbps=PSP goも変わらず)なので、容量が百メガバイト単位のゲームともなると、買うまではサクサク行けるにしても、ダウンロードの段階でかなりの待ち時間が発生するのは言うまでもありません。

そこでMedia Go。
パソコンとPSPをUSB2.0で接続し、パソコン側でMedia Goを起動します。
この状態で、Media Goのサイドバーに表示されている「PlayStation(R)Store」をクリックすると、いよいよストアに入店です。

ストアは、ウインドウサイズの大小に影響されずにレイアウトは一定に維持されます。
操作方法はPSPと同じ。
私は既にアカウントがあるんで、ゲームアーカイブスコーナーに入るやいなや、すぐに「エリーのアトリエ」を選択して、パパッと購入出来ました。

このスピードは、お会計に並んでレジ待ちしなくてはならない実際の店舗では逆立ちしても不可能な速度で、特に現物を見る必要もないゲームの買い物には相性バッチリですね。

買うだけで終わらせる事も可能ですが、パソコンにPSPを接続しているので、ダウンロードとインストールまでやってしまいます。

私のパソコンの環境は、光ファイバー + 100Mbps有線LANなので、さすがにPSP単体とは比較にならないくらいダウンロードは高速でした。
これなら、PSPから遊び終わったソフトを消去してメモリを空けとくのも、さほど躊躇しなくていいかも。
インストールしたくなったら、すぐにダウンロードし直す気になれるくらいの速度ではあります。
これなら、16GBのメモリが本体にあれば、やりくりするのはかなり楽な気がしますね。

もちろん、いちいちストアにアクセスしなくても、Media Goは、ゲーム本体やセーブデータをパソコンにバックアップしておけるので、そっちから復元すればさらに早いですね。
パソコンでは、管理までであって、さすがにゲームプレイは出来ません。
でも、言うまでも無く管理と来たらパソコンの十八番ですから、これなら特にPS3が無くともいいかって思わせるところです。

ソニーとしては、PS3を飛び越えてパソコンをPSPのマザーシップにされたくなくて、最初はかなり葛藤があったんじゃないかなーと思うのですが、出し惜しみするとアップルに地引網で全部さらわれるという鉄壁の法則が世界に出来上がっているので、何でもやってみるしかないですよね・・・

今後ですが、10月くらいをメドに、いよいよ現在発売されているUMDソフトも、続々とストアにてダウンロード販売が開始され、全部のゲームをPSPに入れておいては、すぐに容量が追いつかなくなる可能性があります。
だから、気軽にパソコンを倉庫代わりに出来るMedia Goは、かなり生きてくると思います。