2009年7月5日日曜日

楽しい! ekワゴンの感想

パジェロミニの代車としてディーラーさんから一週間お借りしている新車の「ekワゴン」。その感想の第一回目を書かせて頂きます。

■余裕で室内に寝られる!■

これがやりたかった!
シートをフルフラットにして、車内をワンルーム化。
おおおー。体をまっすぐにするとギリギリですが、対角線で使えば、車内に余裕で寝られるーっ。す、すげぇぇぇー。
一人であるならば、という条件においては、このために欲しいと思った事もある3ナンバワゴン車、もう全然いらない。

こりゃ本当に部屋だぁ。
スライドドアと、テールゲートを開けると、外の空気も豊富に入ってきて解放感も抜群だし、かなりのカルチャーショック。

この記事も、ekワゴンの中で夏の風を受けつつ、ゆったりと寝ながら、WILLCOM 03で書かせて頂いております。

■感動の電動スライドドア!■

ekワゴンの電動スライドドア、室内ワンルーム化機能と合わせて、一度味わったら、ちょっと手放せなくなりますね。

しかも、タクシーみたいに運転席から自由に開閉出来るんですよー。
閉まる時は、ピーピーピーと電子音が鳴って注意を促してくれる。

そればかりでなく、付属のリモコンでも開閉できるーーー。
うわぁ、楽しいー。

というか、100万円ちょいのグレード(MS)に搭載されてる機能ってのが、太っ腹。素直に嬉しいですねー。
最上位グレードのさらにオプションとかだったら、スルーしてたと思いますよ。

ちょうど午前中、友達と買い物してたんですが、まさに荷物で両手が塞がっている絶好のシチュエーション。
リモコンで電動スライドドアをウィーンと開けて、荷物イン。
たまりませんねー。

■走りはどうか■

二日目なんで、かなり慣れたというのもありますが、街中をごくごく普通に走る分には、かなりスムーズ。
本当にスルスルと走ってくれて、これ本当に50馬力程度しかない、自然吸気の660ccエンジンか?と疑う程。
前のモデルのekワゴンはもっとダメダメ感があったような。

マニュアル車じゃないんで物足りないですが、ekワゴンは、オートマじゃないと逆に成り立たないクルマだと気づいたんで、これはもういいや。
フロアからマニュアルシフトが伸びていたら、ウォークスルーもワンルーム化も出来ない事だし。

第一、エンジンは、失礼を承知で言ってしまえば、走りを楽しむタイプでは無いし、そもそもFFだから、シフトのフィーリングもFRやMRほどの期待は出来ないわけだし。
これでいいや。

ただ、軽のエンジンは、制限がありすぎるのは確か。ここが泣き所。
800ccなら、もう完璧なのにー・・・

■軽が売れるのは当然か■

しかし、ニュースとか見ると、軽しか売れ無い(最近はハイブリッドも)とか、嘆く論調が見受けられますが、いやいやいや
そんなの当然って気がして来ましたよ。

パジェロミニやカプチーノとかは、ちょっと趣味性が強いからともかく、ワゴン系の快適さや便利さってハンパ無い。
そりゃー売れるわー。

製造技術そのものの緻密さ、品質感の高さも極めて良好。
それがですよ、どこにでも入って行ける小さいボディで実現されてるわけで、ちょっと大げさに言えば、まさに日本という国を表現してるものではないかと。