2009年9月29日火曜日

「写真で賞を取ったら、なぜかEOS 7Dが買えなくなった」の巻


EOS 7Dの実機には、良い意味でマイッタ。

随分長い時間がかかりましたが、ついにAPS-Cの一眼レフカメラの最終完成形が登場したという感じですもんねぇ・・・。

ますますぞっこん。
特に、ライブビューいらないんじゃないの、と思えるくらいの高い完成度を持つファインダーと、強力無比な新型オートフォーカスシステム。

EOS 20Dのマイナーチェンジばっかり繰り返していたキヤノンの開発陣にはヤキモキした事もありましたが、最終的にこんな素晴らしいカメラを生み出してくれたわけで、尊敬しちゃいます・・・。

・・・なんですが、前回の記事でも書かせて頂いた通り、EOS 7Dを体験したその日、偶然にも、あるコンテストで風景写真部門の最優秀賞をとる事が出来たのですが、そのせいでEOS 7Dが買えなくなってしまいました。買えるように努力中ですが、やっぱり難しいです。

流れをまとめると、以下のようになっています。こういうとんでもない流れを、ネットでは「超展開」と言うらしいのですが、まさに超展開です。

(1)EOS 7Dとは無関係に、ある写真展に写真を応募する。

(2)EOS 7Dが発表。欲しくなって家族に購入相談(お金払うのは私ですが)。

(3)写真展で写真が入選したら買っても良いという許可が下りる(ハードル高すぎ)。

(4)と思ったら写真が入選したのでEOS 7D買って良いという許可が出る(やったぁぁ)。

(5)別なコンテストで、写真が二枚賞を取る。一枚は入選。もう一枚は風景写真で最優秀賞。
どちらもEOS KISS X2での撮影。

(6)EOS KISS X2で賞が取れるなら、EOS 7Dはお金のムダだから買う必要なしと家族の態度急変

(7)EOS 7D購入許可が撤回される

まぁ、お金を払うのは私だからムリヤリ買う事は出来るんですが、やっぱり家族に納得してもらって買いたんで、今回の超展開にはガックリ・・・。

しかし、EOS KISS X2で賞を取れるからって・・・。ハッキリ言って、写真の賞とカメラって何の関係もないですよね。はぁぁ・・・
EOS 7Dで写真撮りたいっ!!てだけで、難しい理屈はないんですよ。

まぁ、気を取り直して、EOS 20Dにシグマ30mm F1.4 EX DC HSMレンズを装着して撮影した朝食パンの写真を掲載させて頂きます。マニュアルモードでの撮影。絞り開放F/1.4です。
実は、ちょっとピントが甘いです。EOS 20Dのオートフォーカスでピピッとやったもんなんで。
でもEOS 20Dの中央部一点は、昔のカメラにしては結構良い方だと思います。光源感知機能を持ち、スペック的には上回るはずのEOS KISS X2よりも良好な印象。
それでもF/1.4でピントを厳密に合わせるなら、ライブビューもしくは、EOS 7Dの持つ最高クラスファインダーが必要かなぁと。

それはともかくとして、広角30mmの開放F/1.4の独特のボケ方って、ちょっとなんなんだって感じですよね。被写体と距離をあけているのに、ブワッとボケる。この感覚が、大口径広角レンズの醍醐味です。

はぁ・・・。うーん。それにつけてもこのレンズ、EOS 7Dで使ってみたかったなぁ・・・。
しかし、EOS 7D買うために、ゲームとか全部キャンセルしてたんで、気が抜けちゃったなぁ。