2009年10月22日木曜日

次世代の携帯ゲーム機では、ソニーは完全にダメとなる?

かなり刺激的なタイトルですみません。
私はプレイステーション、特にPSPが大好きで、次世代でもプレイステーションには期待しています。
しかし、それとは別立てで、冷静に状況を考えると、やっぱり次世代のソニーは完全にダメになってしまうかな・・・という心配があります。

それに、ネットを見ると、ソニーのPSP2はもちろんのこと、任天堂のDS後継機についても、発売はともかくとして2010年には何らかの情報が出てくる気配ですね。

■次世代となって、磐石となる任天堂■


任天堂のハードウェアは、現在でも多数の良質なオリジナルソフトに恵まれ、あとはハードウェアの性能だけが課題だっただけに、これが世代アップする後継機は磐石の態勢と言えるでしょう。
ソニーは、結果的には無理をして詰め込んだPSPの性能の高さが救いとなって、初の携帯ゲーム機は国内1000万台の大台突破の成功を果たしましたが、性能だけに頼る状態を続けさせれば、おのずと性能アップする次世代DSの前に崩れ去るのは火を見るよりも明らかと言えるでしょう。

■今世代でもまだ新しい「迷走」を開始するソニー■

ソニーに厳しい感情を持たざるを得ないのは、次世代機の前に、既に現世代の新型「PSP go」において、さらに火種をばらまいているからです。
当初は「最初から考えていた」と言っていたUMDソフトの利用が、やっぱり出来ないと訂正されました。
これによって、PSP goでUMDソフトをプレイしたい場合は、あらためて割引ナシでダウンロード版を二重に買う事が必須となり、シリーズのメリットが消失しています。

また、PSPやPS3の時に散々言われた「価格が高いからダメ」という世間の意見がスルーされ、PSP goの価格はPSPの何と1万円高という状況。
ともあれ、ゲーム機の相場より高い値段をつけておいて「本当は何倍ものお金がかかっているのだから、この価格でも安いのだ理論」のプライスは、確かに気持ちは分かるのですが、何度やっても一般には通用してないのが明らかになっているのだから、技術者のプライドとかを説得してもこの路線はやめた方が良いと思います。

ゲーム機=安いというのを世間にアピールしたのは、他ならないソニーを始めとするゲーム機業界そのものなので、今さら高くしても一般消費者の強い怒りを買うだけなのは、初代PSPと初代PS3と初代(?)PSP goの全部が皮肉にも証明しています。

だから、このままいくと、PSP2は本当に大丈夫なのかという心配が先に立ってしまうんですね。
まず、値段が高いとどんなに高性能でも即NGなのは、過去の実績から明らかです。
また、大きくて重くてもダメ。
でも、全てのダメ要素を無視して発売を押し切りそうなのが、今のソニーの怖いところ。

PSP goが無ければ、PSPとPS3を遅まきながら軌道にのせたソニーの勢いを信じたところですが、最後っ屁でやらかしてくれたのは痛いものがあります。
厳しい意見を書いてすみません。本心では、こんな意見を粉砕するくらい、ソニーの場外ホームランを見たい気持ちなのですが・・・。