2009年12月12日土曜日

レトロなアドベンチャーゲーム最高かも?

最近、PSPのゲームを差し置いて、ファミコンやMSXのレトロなアドベンチャーゲームをプレイしています。
さすがに、アドベンチャーゲーム発祥時代の作品は雰囲気が違う。
王道かつ原初のアドベンチャーゲームばかり入手出来たので、この時代に憧れていた私にとっては、宝の山ばかりというところです。

今の時代だと、もはやアドベンチャーゲームと言えばサウンドノベル形式メインか、他のジャンルの要素が強かったりするゲームばかりで、王道なコマンド選択式アドベンチャーなんかにゃ、もはや出会えないんですよね。


■「ジーザス」クリアしました■

長年プレイしたかった「(ゲーム機版じゃないという意味で)本物のジーザス」
MSX2版でその願いがかないましたが、さらに、クリアする事も出来ました。

過去にファミコン版(ジーザス/恐怖のバイオモンスター)はクリアしていたのですが、どちらも「探索」シーンでの手こずりがそのままプレイ時間につながるスタイルでしたね。

たとえば、コマンド選択結果が「正解」をサクサク引き当てれば、早く進めて早く終わるし、逆に重要アイテムが見つからなかったり、シーン切り替えのフラグを立てられずに、同じシーン間をウロウロしてしまうとプレイ時間がダラダラと長くなるわけです。
このあたりは、ゲーム容量が自由にならない時代の空気があって、これはこれで良い感じですね。

レトロ時代のパソコンゲームらしいなぁと思うのは、コマンド内容にヘンテコなのが出てくる点。
ジーザスと言えばシリアスなSFサスペンスだというのに、女性キャラクターが登場するたびに「みる 胸」とか、今の時代だったらありえないコマンドが当たり前のように登場するのも時代のなせるワザ?か。

時代と言えば、昔のハリウッドの名画なんかでも、今見ると、女性の評価基準が顔の美しさばっかりだったり、男は空気のようにタバコを吸いまくりだったりしますからねー。おそるべし時代の壁。

まぁ、とにかく、ジーザスは大満足です。
操作性についても、MSXだと、ゲーム機ではありえない、テンキーでのコマンド選択式なのも新鮮でしたね。

ストーリーについては、申し分なしですが、主人公のサポートをする人工知能「フォジー」の扱いの悪さは、気になりました。ちょっとかわいそう。
特段、良き相棒ってエピソードもないし・・・。ここまで中途半端に仲の悪い相棒も滅多にいないのじゃないかなー。

それと、バルカスが食べていたハンバーガー。おいしそうでした。

バルカスは、ハンバーガーが大好きな男で、なんと宇宙船に大量に持ち込んでます。

このハンバーガーネタが頭にあったせいで、昨日は久しぶりにマクドナルドのハンバーガー食べたのかも知れないなぁ・・・。マック非常においしかったです。


■ファミコン探偵倶楽部/消えた後継者は前編クリアしました■


ジーザスと平行して、ファミコン探偵倶楽部もプレイしてましたが、ようやく前編クリアしました。

こちらは、選択コマンド数が少ないのですが、決して簡単ではないのがミソ。このコマンドはこのシーンでは使い物にならないだろうな、と勝手に思い込んで使わないと行き詰まるようになってます。
ファミコンディスクは片面しか読めないので、自然とディスクのA面とB面の取替えが発生するのですが、試行錯誤であちこち移動してるって時に、移動するシーン先によって面の入れ替え指示が出る場面は結構きつかったですね・・・。

ただ、MSXもそうなんですが、当時のマシンのディスクというのは、今のBD-ROM以上に代わるものが無い大容量メディアだったはずなのです。
そのイメージは、時代を超えた今でもかなり強くて、たとえば、小指の先くらいのメモリカードが16GBとか32GBの時代になった今から見ても、片面56KBしか無いはずのファミコンディスクが大容量だと錯覚してしまいそうになるんで面白いです。

■次は何をプレイしようかな■


ファミコンディスクは、まだまだファミコン探偵倶楽部やファミコン昔話シリーズがあるし、MSXと来たら、もう名作が大量過ぎて何をプレイしようか分からないくらいですね。
ジーザスと同じエニックスが発売したソフトだけでも、考えられるのは、ファミコンには移植されずじまいだった堀井雄二氏のAVG「軽井沢誘拐案内」(MSX-1カセット)、アンジェラスあたりは磐石のタイトルか・・・。どっちもプレイしたくてしょうがなかったけれど、今日まで雑誌でしか知らない・・・。
早くソフト遊びたいなぁ・・・。

しかし、不思議なもんです。今年の前半のうちは、まぁ今頃はPS3を買い直してハイビジョンゲームしてるだろうなと思ったら、そっちには興味が失せてしまって、ファミコンやMSXで名作タイトルにハマっているとは・・・。でもこれでいいんだ。

■PSPは・・・■


PSPは、あいかわらずゲーム機より音楽プレイヤーとして活躍中。
ゲームでは、先日購入した、傑作と名高い「ときめきメモリアル2」ですが、これ、まだPSストアからダウンロードしてません。約3GB分のメモリカードを空けることが出来てない・・・。面倒なので、別な4GBのメモリカードにインストールしてしまって、差し替え式でプレイしてしまおうかとか考えてます。

UMD版の新作ソフトでは、やっぱり「ときめきメモリアル4」買おうかどうか迷ってます。
いや、友達も大プッシュしていて面白いのは間違いないでしょうが、まだ2が未プレイなのに買うのはどうかなぁという所です。

来年は、やっぱり「鉄拳6」でしょうね。この2本かな。
その後は、もしかしたら2010年に出てくる可能性もある「PSP2」への準備をしたいなーと。