2010年1月30日土曜日

HDR-XR500Vで撮る、仙台市の八木山動物公園「おさるの焼き芋イベントなど」

先日、今年初めてHDR-XR500Vを持ち出して撮影して来ました。
仙台市の八木山動物公園に行ったのですが、ちょうど期間限定イベントの「おさるの焼き芋」やってたんですよ。

焼き芋って、なんとサル山の中で・・・まさかの焚き火開始。えっ現場で焼いちゃうわけですか。
めちゃくちゃ火が出ているんですが、お猿さんを怖がらせてしまうのでは!!

と、思いきや、全然大丈夫でした。
解説のナレーションによれば、なんでも、既に一回同じイベントをやっており、お猿さんはその一回で完全に慣れてしまった上に、火を恐れるどころか、逆に焼き芋がもらえる事を学習しており楽しみにしているとのこと。

しかし、見ている大勢の人間の方が大丈夫じゃなかった!!
焼き芋を焼いているスタッフの方すら逃げ出すほどに大量の煙が発生し、観客の皆様が良い感じにいぶられてしまったんです。
HDR-XR500Vにも、燻製の香りがついてしまったほど。

大きなカメラ(HDR-FX1000やHDR-AX2000)が欲しいなぁと思う事も多いですが、混雑する場所に来ると一気に大型カメラへの気持は萎えて、普通の小型ハンディカムの進化に感謝したくなりますね・・・。

当たり前ですが、ハンディカムくらい小さいカメラだと、しっかりファインダーに接眼して顔の前でコンパクトに構えれば、他の方の邪魔になりにくいのが大きな美点ですね。三脚立てるのなんか、場の空気的にも絶対ありえないので、HDR-XR500Vの強烈手振れ補正ありがたいどころの話じゃないですね。サウンドも5.1chドルビーデジタルできっちりしているのもポイント高し。

HDR-XR500Vの設定ですが、ホワイトバランスを太陽光に固定した以外は、フルオートでしたが、やはり極めて優秀でした。晴れた日の朝ということで、現場はかなり明暗差の激しいシーンが多かったのですが、見たままの感じでバランス良くまとめてくれて感動します。
こういう事が続くと「フルオートがここまで優秀ならマニュアルなんていらないのではないか」と錯覚してしまうのですが、そう思っていると、当日は全然大丈夫でしたけれど、油断していると魔が差すようにフルオートが破綻するシーンが現れたりするもんで、言い切っちゃいけない。

さて、ハイビジョン時代の真骨頂と言えるのは広角レンズによる、いわゆる「引きの画」ですよね。
1920X1080ドットを活かした高情報量の勝負。

新型のHDR-XR550V(メモリモデルはHDR-CX550V)ならば、標準で広角29.8mm撮影可能という夢を実現しておりますが、さすがにHDR-XR500Vではそうはいかないので、ワイドエンドコンバージョンレンズを使っています。

ちなみに、HDR-XR550Vは、ビットレート17Mbpsモードを備えていますが、ソニーによれば、これって実はHDR-XR500Vなどが最高画質として備える16Mbpsモードと同じで、単純に表記を変えただけだそうです。[情報ソースはこちら(なかほどの記事)]

サウンド分も入れると17Mbpsだし、実際にパナソニックは既に17Mbpsと言っているので、ソニーもそれに合わせて17Mbpsと呼称するという事でしょうね。
ネットを見ると、17Mbpsに強化されたと言われていたりしますが、強化ではなくて、そもそもHDR-XR500Vの最高画質モードは17Mbpsだったんです、というのが本当のところですね。

掲載した画像は、PSPの壁紙にした時に綺麗に見える920X518ドットにしております。