2010年3月22日月曜日

親指AFを使って撮影してみました


キヤノン一眼レフカメラ「EOS」シリーズにおいてオートフォーカス撮影する場合は、普通は、シャッターボタン半押しでAFを作動させ、ピントが合ったらシャッターボタンを全押しして撮影します。

でも、操作方法をカスタマイズすることによって、通称「親指AF」という方式に切り替える事が可能です。
私もよく聞いてはいたのですが、シャッターボタン半押しでのAFスタートが骨身に染みているので、特にやってみようという気にはなりませんでしたが、写真仲間の強い勧めでやってみる気になりました。

EOSには、「*(アスタリスク)」マークの付いたボタンが背面にあります。設定変更によって、このボタンをAFボタンにする事が出来ます。そうすると、親指でこの「*」ボタンを操作することになることから、親指AFという名前の由来になっているんですね。

なんでわざわざ親指AFなんかするの?という問題ですが、シャッターボタンからAF機能を取り外す事が出来るのが大きい。
シャッターボタン半押しでAF作動だと、当たり前ですが、写真を撮るたびにAFがやり直しになります。
AFをやり直しにしたくない、今のAFで合ったまんまで、何枚も写真を撮りたいよーって時に、親指AFの出番です。

今回掲載させて頂いた写真は、EOS 20Dで親指AFを使ったものです。
レンズは、EF 50mm F1.8。撮影モードは例によってマニュアルモード。

親指AFだと、「*」ボタンを押している間だけAFが作動し、離すとその状態でぴたっと止まります。
単純にAFのON/OFFだけでなくて、AFの当たる位置まで好きな場所で止められるわけで、慣れるとこりゃあ便利ですね。なんというか、セミ・オートマみたいな感じでしょうか。

今日はこれから、ちょっと大きな会議に出てきます。
とある組織の監査役員を引き受ける予定で緊張してます・・・。