2010年5月18日火曜日

Aspire 1410の無線(IEEE802.11n)は半分の速度だった!! 300Mbpsにパワーアップする方法


先日購入したバッファローの無線ルーターAirStation「WZR-HP-G301NH」ですが、自宅のネットワーク速度が大改善しており、もっと早く買っておけばよかったと思うくらいです。
さすがはIEEE 802.11n・・・と言いたいところですが、一つ重大な点に気がついてしまいました。

ルーターはいいけれど、受け手である「Aspire 1410」の方なんですが、これって実は半分の速度のモードで出荷されていたんですね。ふっとタスクマネージャのリンク速度を見ると、悪条件で78Mbpsくらい。最高条件でも130Mbpsしか(いやいや、十分に高速ですけれどね)出ていないので焦りました。

■ Aspire 1410でリン速度300Mbpsにする方法■

というわけで、デバイスマネージャから無線の設にタッチします。
私のAspire 1410には、Intel(R) WiFi Link 1000 BGNってのが搭載されてまして、これのプロパティを開きます。

詳細設定タブにある「バンド2.4用 802.11nチャンネル幅」を見てください。
20MHz専用ってなっていたら、半分の速度モードです!!
ここを自動にすると、フルパワーになります。

さて、タスクマネージャのリンク速度を見ると・・・。おおおーやったきっちり300Mbpsでリンクされているぅ。
ちなみに、ルーターも間違いなく、設定も完璧なのに、どうやっても300Mbps出ない方は、単に接続している場所が悪い可能性があります。ルーターから離れた場所や遮蔽物、電波的な妨害があれば、速度は落ちます。

たとえば、私も、普段はルーターから離れた場所で使いますが、フルパワー設定以前は78Mbpsくらいでしたけれど、フルパワー設定後でも160Mbps前後で推移しております。こういう状態なのではないでしょうか。



■ネットワーク環境が大激変■

今回の「修正」によって、Aspire 1410の速度はさらに向上しましたが、別に半分速度モードであっても、十分に速かったです。バッファローの新型ルーターは、ちょっとトラブルもありましたが、基本的な性能は誠に大したものですよ。
無線LANはもちろん、有線も全ポートがギガビットイーサというのも大きい。

以前の記事に書かせていただいたように、私の家では、重要なデータはローカルコンピュータではなくて、全てネットワークディスク(NAS)に格納しておりますが、以前は速度が遅くて、倉庫という扱いに過ぎない状態でした。それが今や、ギガビットイーサのおかげで、そのままローカルディスクのように高速に利用できており、全く世界が違います。

また、回線そのものは何ら変化のないWAN(光ファイバーによるインターネット接続)も、ルーターの性能が大幅にアップしたことから、効率が良くなり、結果的に劇的に改善されております。

Vectorというフリーソフトを沢山公開してくれているサイトがありますが、そこからフリーのゲームなどをダウンロードする場合、実測で40Mbps前後をコンスタントに叩き出してくれるので、ファイルサイズが数百メガバイトでも怖くないです。

YouTubeで動画で視聴しても、実に高速。ストリーミングが追いつかなくて映像が止まるなんてほとんど無くなりました。ぐんぐんとストリーミングのグラフが伸びていく様は頼もしい。

ぶっちゃけ、Aspire 1410の基本性能が大幅アップしたに匹敵する効果があるわけです。

しかし、たまにデスクトップPCで作業すると、こっちはさすがの高速っぷり。
有線LANなので、リンク速度は1Gbps。
あ、Aspire 1410もギガビットイーサを搭載してるんだった。うーん。つくづく、5万円のCULVノートとは思えないスゴイ奴ですよねぇ・・・Aspre 1410って。本当にありがたいな。

もちろん、バッファローの無線ルーターも、1万2000円でここまでの性能を発揮してくれるのだから、頭が下がる。開発している技術者のみなさん、それを安く販売してくれている方々、全ての方々に深く深く感謝申し上げます。ほんと、みんなすげぇなぁ。