2010年6月22日火曜日

とんでもない「伏兵」登場。スーパーPDAの可能性を秘めた「東芝リブレットW100」


iPadや任天堂3DSにばかり気をとられていたら、とんでもない魅力的な製品が東芝から発表されました。
その名は「リブレットW100」(詳しいニュースはこちら)

実際見てみないと分からないですが、「今は」iPadの二倍欲しいです。

標準バッテリ搭載の状態で699gという超軽量ミニノート・・・なんですが、今までのミニノートと一線を画すのが、マルチタッチ対応の2画面液晶搭載という点。
iPadに対抗して、文庫本スタイルで本が読めてしまう

下画面には、キーボードを表示できるわけですが、そこはバーチャルキーボード(?)の利点。
普通のノートPCのフルキーボードを表示したり、W-ZERO3のように親指押しキーボードを表示したり出来る上に、キーを押すと液晶が振動して打鍵感を演出してくれます
こ、これは・・・。

ビューワーとしての優劣は、東芝オリジナルソフトの「TOSHBA Bulletin Board」の出来がどれだけのものなのかにかかっているのですが、OSがWindows 7(32bit)なので、最悪の場合でも、自前でどうにでもカスタマイズ出来てしまいそうな心強さがありますね。
スーパーPDAとして、かなりの期待が出来そうです。

スペックはかなり非力・・・かと思いきや、スーパーPDAとして考えると、相当マッシブかも。
CPUは、Atomじゃなくって、嬉しいCore iベースの「Pentium U5400(1.20GHz)」
ハイパースレッティング非対応ですが、きっちりデュアルコア。
Core iシリーズなので、二次キャッシュ256KB x2、三次キャッシュ3MB、DDR3メモリ対応とメモリ周りは強力。もちろん、ハイビジョン動画再生支援フル装備のGPU内蔵なので、生まれ持ったメディアプレイヤーとしての強さがあります。HDMI出力が無いのは残念ですが、しょうがない。

標準で2時間しか持たないバッテリは辛いけど、小型化とのトレードオフか。
12万円という価格は「高い」と言いたいけれど、ミニノートとなると話が変わってくるのです。
この手の、職人芸を投入しないと作れないタイプになると、やっぱりそのくらいになっちゃうだろうなぁと。
場合によっては、予定していた任天堂3DSを買うのをキャンセルしてしまえば、ソフト代込みで4万円くらいは浮くから、あとはモロモロこじつければ、リブレットW100の購入に到達できるのではないか・・・と甘い事を考え始めてます。

でも、もしも・・・コレを手に入れる事が出来たら、やっぱりモバイルルーター欲しくなる気がする
画像だのビデオだの、明らかに重たい用途は外でやるのは最初からあきらめちゃえば、値段の高い3G回線じゃなくて、月額料金の安いウィルコムの「どこでもWiFi」に行けそうなんだけど。

(追記)
モバイルルーターも何も、最初から15日間無料お試し付きのWiMaxに対応しています。現在のところ、エリアがめちゃくちゃ狭いのですが、急ピッチで改善中らしいのでいつの間にか十分なエリアに・・・なるといいなぁ。
それと、標準バッテリパックだけじゃなくて、大容量バッテリパックも付属するみたいです。
二個あればなんとかスタミナはいけるか。