2010年8月10日火曜日

EOS 7Dと、SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSMで撮る早朝の蔵王








先日、EOS 7DのAFマイクロアジャストメント機能によって、AFによる手軽な撮影がついに可能となった「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」レンズですが、早朝の蔵王の撮影でその威力を存分に発揮してくれました。

この日は本当に一年を通しても最上級のコンディション。
風もなく、気温も適度。
晴れ渡る空、さわやかな山の空気を堪能出来た上に、時間も時間だからか観光客の方もほとんどおらず、貸切のような状態で過ごすことが出来ました。

さて、30mmレンズですが、このレンズが使えるのと使えないのとでは、表現力だけではなくて、経済的な面でも大きな大きな違いが出て来てしまいます

広角30mmクラスでF/1.4の明るさを誇る超大口径レンズなど、キヤノン純正で求めるならば、フィルム(フルサイズ)対応のものになり、18万円くらいしてしまいます。SIGMAならば、最短撮影距離が遠いなどの弱みはあれども、4万円台で購入が出来てしまうわけです。

愛機のEOS KISS X2だとライブビュー専用状態であり、バッテリー消費の激しさも含めて、気軽に持ち出すレンズではありませんでした。やはり一眼レフファインダーでさくさく撮影できてこその華。
EOS 7Dでは、AFマイクロアジャストメントでの調整でさくさく撮影がついに可能となりましたし、1800万画素も活かしてくれます。その精密なディテールは、A4写真プリントを超えてカレンダーやポスター製作をしたくなるほどのものです。


30mmレンズ、今まで防湿ケースの中で待機させてばかりだったの分を、早く取り戻したい。
これからは、ドンドン美しい風景を共にしたいと思います。
今年はまだ新しいレンズを一本も買っていませんが、この30mmが立ち上がった事が、新レンズ購入に匹敵している状態です。

今回掲載させて頂いた写真は、もちろん全て30mmレンズで撮影。ライブビューは一切使っておらず、全て、視野率約100%/倍率1.0倍を誇るEOS 7D光学ファインダーでさくさく撮影。

撮影モードは全てマニュアルです。