2012年1月4日水曜日

これぞ次世代機のフォース、PSVITA新年早々威力炸裂中

次世代ゲーム機PSVITA(ぷレイステーション ヴィータ)ですが、新年早々威力炸裂中です。

これまでの携帯ゲーム機では、どう望んでも不可能だった高解像度の2Dグラフィックス。それをとうとう現実のものにする「ブレブルー/コンティニアムシフト・エクステンド」をプレイ開始してみました。

もう、これぞ次世代というフォース(迫力)に満ちた画面には、何年も待ちに待った後で報われた感動が満載でした。
思わず絶叫してしまうほど、大げさでも何でもない次世代の解像力。有機ELによって、実用上残像が無いから単に絵がくっきり綺麗というだけでなく、動きも鮮明。
これだ、これを待っていたんだぁぁーと拳を突きあげたい程の美しい画面の連続。
プレイステーションヴィータの仕事は、ユーザーを驚かせる事なんだろうけど、毎回こうも驚かされてばかりだとさすがに身が持たないかも。
しかも絵や音だけが次世代というわけではなく、ヴィータの持ち味である優秀なアナログスティック、同時押し等の局面を計算し尽くして設計・配置されたボタン類の絶妙さにより、操作性まで気持ち良い、真の意味の次世代機になってるんですよね。

ゲーム画面だけでなく、オープニングムービーも、もう携帯機の世代がどうのこうのって、そったら話はぶっとんで、Blu-Rayディスクのアニメじゃないのかい??と言いたくなるほどのクオリティ。



もはやプレイステーション・ヴィータには、ゲーム面では何も言うことが無いですねー・・・。
普通ロンチ(発売日当日に用意されるソフト)だと、メーカーが「まだハードを使いこなせないから、大した事なくて当然。あと一年後を見てから文句言え」って、初っ端から喧嘩腰パターンが常態化してたと思うんだけど、ヴィータは、いきなりオールグリーン。
むしろ、ユーザー側から「いやいや、まだロンチだし、そんなにいいよ・・・」と逆に気を使ってしまうくらいグレート。まさに次世代ですねぇ。
ただ、気になるのが、ヴィータを安くしろという流れ。その言い分は分かるのだけど、ヴィータの中身を知った今となっては例えば1万円台にしろとかいう話を聞くと無茶苦茶な言いがかりか恫喝にしか思えない。
ヴィータは2万9980円でも、さぞかしメーカーが身を切って頑張ったんだなぁと思えるくらい、中身が精一杯詰まっている。そこにもって来て、無慈悲な言い方は悲しい限り。
その中身を伝えきれていないのも確かに良くないのかも知れないね。

だって、私みたいに事前にヴィータの情報を血眼でチェックして、兄弟機のPSPがゲーム機の歴史の中で最高に好きで、もうヴィータ一色の私ですらも、買ってから初めて驚きまくっているありさまだもの。
しかも、ゲームはともかくとして、OSは、ウィルコムのW-ZERO3をカスタマイズして使いこなしたり、androidをそつなく使えるくらいのレベルは要求される印象だから、何も思い入れのない一般層の方々にいきなり何百万台も売るんだと焦る性質の製品にはなっていないと思う。

あまり売れないからと、対処療法でバタバタしてもロクな事はないと思うので、当初の見込み通りかどうか知らないが、ゆっくり丁寧に売る余裕・・・があればいいのだけど。

売れる売れないに関係なく、個人的はヴィータは期待以上のスーパーマシン。
もしかしたらPSPを超えてマイ・歴代一位のゲーム機になれる素質も十分に感じてます。

ソニーやゲームメーカーには、ゆっくり細々でもいいからヴィータを継続して欲しい。
個人的には、早くももうヴィータじゃなければゲーム機は考えられない程の状態にまでなってます。
ヴィータをよろしく頼む、それだけがゲーム業界への願いです。