2012年4月20日金曜日

X68000時代を懐かしみながら、レイマン・オリジンに見るヴィータの実力

プレイステーションヴィータに登場した2Dアクションゲーム「レイマン・オリジン」。
その体験版だけプレイしていますが、本当にヴィータの性能は素晴らしいですね。
個人的には、ヴィータは長年待ち望んだ理想のゲーム機であるわけなんですけれど、かつてX68000やPCエンジンに熱中していた時代に「未来のゲーム機ってこうなるんだろうなぁ」って夢に見たアクションゲームがまんま出現したかも知れない。
ヴィータの誇る、960x544ドット・1677万7216色グラフィックス。
手の平での1677万色マシンだけなら既にPSPが達成していますが、従来の液晶モニタでは今ひとつその美しさを引き出せていたとは言えず、有機ELモニタによって、ようやく来たかぁという感じです。
ヴィータは、静電容量式のマルチタッチパネルとハードキーが融合された史上初の携帯ゲーム機。
キャラクターが小さいなぁ、画面が狭いなぁ、と感じたら、すかさずピンチイン/ピンチアウトで画面を拡大・縮小。
見やすいサイズに瞬時に変更し、優れた操作性のスティック・ボタンでキャラクターを存分に操れる。
このあたりはどうソフトを設計するかですが、だんだんとこなれて来た感はありますね!!
単にグラフィックが美しいだけでなく、背景や前景のボケによる遠近感の表現も可能なのがヴィータ。
PS3のような大量に電気を消費する大型ゲーム機ならともかく、手のひらマシンでここまで来るとは・・・。
スペックの高さと人間の目に映る映像の美しさが一致した初のモバイルゲーム機、クリアなサウンド、優秀な操作性・・・。
X68000時代には、6万5536色や128個のスプライトに胸を踊らせました。ヴィータの時代は、1677万7216色と処理能力の許す限り無限のスプライト(そういや、スプライト何個って言い方しなくなりましたねー)かぁ・・・。
ヴィータのゲームは売れていないようですが、個人的にはやっぱり理想だなぁと。
なんかこう、2Dのアクションゲームは良いなぁってしみじみ思いますね。
新作はもちろんのこと、ファミコン時代の名作2Dアクションをヴィータのこの卓越した基礎能力でリメイクしたものも欲しいし、なんかこう色々やってみたい意欲がドンドンと湧き上がります。