2012年8月9日木曜日

ついにEOS 7D2が来た日(1)(CFカードリーダ無しで、ファームウェア書き換え苦闘編)

ついにキヤノンがEOS 7DをEOS 7D2にアップグレードするファームウェア(Ver 2.0.0)を公開してくれました!!

しかしここで大変な事に気が付きました。
なんと私はCFカードを読み書き出来るカードリーダーを所有してないのです。

今回の記事は、ファームウェア書き換えまでの思わぬ苦闘編を書かせて頂きたくよろしくお願いいたします。

さて、そもそもCFカードリーダーなくてもいいじゃん? EOS 7DをUSBケーブルで接続して書けばいいじゃん?と思われるでしょうが、私も漠然とそう思っていたら・・・イザやってみたら全然駄目でした。
EOSは、PCとUSBで接続してリモート・コントロールによる遠隔撮影が可能という素敵な(皮肉ではなくて本当に素敵な)仕様があるためにUSBメモリのように書き込む事は不可能なのでした。

しかし、これであきらめるとかはナシですよね。
と言いつつ、白状すると、仕事の疲れに耐え切れずに一回寝てしまい、さっき起きてから「CFカードリーダーなしでやれる方法は無いのか!」と考えてました。


色々考えてみた結果、どどーんと、ミニパソの「VAIO-C1 XG/BP」の登場です。
なんでVAIO-C1なの?と問われると、「PCカードスロットがあるから!!なんですねー。

そう、もう言っても「なにそれ」と問われる時代となったPCカードスロット。


CFカードリーダーは無いけど、PCカードで読み取るアダプターは持っていたんですよ。
カードは、その昔、キヤノンPower Shot G1と一緒に購入したレキサーメディアの160MBカードです。
少し思い出話を入れさせて頂くと、これ、値段聞いてブットビますよ・・・当時のプロ仕様だったからですが・・・約5万円です(ズドーン)。
Power Shot G1買うくらいのお客様なら、これくらい持っていて欲しいですよね・・・みたいに店員さんに煽られて約5万円のCFカード買ってしまった」わけですが、時代を超えて活躍してくれるとは感慨深いものがあります。


どこが苦闘編なのかって言うと、PCカードスロットを思いつく前に、このレキサーメディアに付いてきたUSBカードリーダーで四苦八苦したからなんです。

このUSBカードリーダーというのが、すっかり忘れていた私が悪いのですが、当時から相当な曲者だったんですね。
レキサーメデイアのCFカードしか認識しないように、専用のドライバが無いと駄目というキツイ仕様。
ドライバ無いから読み込めないし、1999年あたりの製品だからもう公式ではドライバないっていうかあったとしてもWindows7には対応してるわけねー状態。

結局、PCカードスロットを思いついて助かったわけです。


VAIO-C1のPCカードスロットにCFカードをセット。


ダウンロードしたファームウェアのファイルを、無事にCFカードに書き込む事が出来ました。

CFカードリーダーがあれば、何のことは無い話でしたが、どうもCFカードリーダーって買う気にならないまま今日まで来てしまいました。

ともあれ、これでEOS 7D2に出来るぞと、安心しました。
次回はいよいよEOS 7D2編を書かせて頂きたいと思います。