2012年9月14日金曜日

三沢基地に行って来ました(3) 大空の守り神! 航空自衛隊の国産戦闘機F-2

三沢基地では、日本の大空の守り神、国産戦闘機「F-2」が大空を駆け巡る勇姿を見る事が出来ました!!

地上に展示してある本物を見られれば御の字、と思っていたら、実際に飛んで貰えたのだから望外の大喜びです。


F-2は、アメリカのF-16戦闘機をベースにして少し大型化して開発された戦闘機とのことです。
日本は海の国家でもあるため、戦闘機をブルーに塗装していますが、基地のアナウンスによればこれは「海洋迷彩」と呼ばれる、日本ならではの非常に珍しい塗装とのことです。

おおお・・・三沢基地に来る前までは「子供の頃に大好きだったF15が見られたらもうそれでいいんだけど」くらい思ってましたが、国産F-2の姿、しびれますねぇ。


しかし、ほがらかに「戦闘機ってカッコイイ」ってばかり思えなくなったのが、まさにF-2テイク・オフの瞬間。
今まで自分が「速い」と思っていた乗り物の「速さの次元」が全然違う!
私は、公認審判員A1ライセンスを取得して多数のレースでレーシングカー等の速さを間近で体感し、日常生活においても新幹線の速度を目の当たりにしていますが、その本来ならメチャ速いはずのどれもが、何だったのかと思えてしまう程に、異次元の超弩級スピードだったんです。


F-2戦闘機、ゴー!!

カメラは久々に持ち出したEOS 7D。
ワンンショットAF、スポット1点フォーカスでのマニュアルモード撮影です。
いつもながら、EOS 7Dがありさえすれば、もう他の一眼レフカメラは買わなくて良いやとか思いながら撮影出来るのですが、相手が戦闘機となると、カメラがどうとかいう問題じゃない。
場内アナウンスで、戦闘機がこれこれの方向から来ます、と教えてくれたから良いようなものの、何もないとこで果たして撮れたかどうか??と思うくらいに速いわけです。

とにかく生まれて初めて見る本物の戦闘機の、想像を絶するパワーに圧倒されて、心が舞い上がりっぱなしでした。


遠くから見ているのに、コンマ何秒か油断しただけで目の前から見失うほどの猛烈な速度!!
今まで生きてきた中での乗り物の速度レベルが、一瞬にして覆った日でもありました。
しかも自由自在に動き回るわけで、こんなのと戦えるわけがない!!!

戦闘機が本気で戦いを挑んできたら、戦闘機以外に誰が対抗できるというのか。
こんなに強い乗り物だったのかと、自分の中の世界が広がった気がしました。


圧巻が、戦闘機がお尻から本当の意味の火を噴くアフターバーナー点火! です。
上空からドゴォォォという轟音が降り注ぎ、F-2が鬼そのものの加速開始。
おごご・・・すごすぎーーーる。

パイロットは、この速度域で戦えるというのか。
超人ですね。


お弁当タイムです。
圧倒的な非日常を堪能し、楽しいお弁当タイム。
このギャップが平和ですねー。