2012年11月25日日曜日

味わい深い12角軸のスリム多機能ペン、プラチナ万年筆社「ダブルアクションR3・MWB-2500R・シルバー」

体調不良により連休中に出掛ける予定をキャンセルしてしまったので、その分の予算を使って、プラチナ万年筆社のスリム多機能ペン「ダブルアクションR3(MWB-2500R)・シルバー」を購入させて頂きました。

このペンは、日本が世界に誇るスリム軸での多機能(0.5mmシャープペン+赤+黒ボールペン)を実現しているだけでも大したものなのですが、さらにペン軸を真鍮製の多角形(12角)造形にしているという、大きな大きな特長があります。

個人的に多角形軸というのは大好きなのですが、技術的ハードルが高いからかなぁ・・・多士済々を誇る魅力的な各社ラインナップの中を探しても、なかなか無いスタイルなのです。

このペンは、「細身で携帯性が良く、風格の漂う複合筆記具とは何かを考えて開発された」との事で、確かに、多角形軸だからこそ生み出せる、この面反射の美は、限りなく満点に近い芸術点なのでは?

このMWB-2500Rの機能の切り替えは、ガチャガチャ言わずに静か。
ただし、ペン先が出る最後の段階ではカチッと手応えを感じるよう計算されており、限られたコストの中でそれ以上のものを目指そうする、さすが日本の筆記具、さすがプラチナ万年筆の技術力、と唸らせられます。

日本が世界に誇る「スリム&高性能&高品格」の多機能ペンが、ありがたくも3本も手元に集ってくれましたので、喜び勇んで写真を撮ってみました。

手前から順番に進む程に細く軽くなって行きます。

今回の主役、プラチナ万年筆社「ダブルアクションR3・MWB-2500R・シルバー」

ぺんてる社「ランスロット2シリーズ・ライトブルー」

ゼブラ社「シャーボ+1・銀色」


どのペンも魅力的で、優劣はつけられません。
その日のバイオリズムによって使い分けるスタイルになるでありましょう。

ちなみに、ダブルアクションR3・MWB-2500R・シルバーが収められていたケースには、ちょうど3本分の場所が設けられていますので、主役を中心にして収納してみました。

プラチナ万年筆社は、今回だけにあらず、どの多機能ペンもちゃんとケース入りで販売してくれていてホントありがたいです。

さっそく、例によって日課のペン字練習に使ってみました。

おっ!? 期待した以上っ!? 多角形・12角軸かぁ...やるもんだ!

細いボディであっても、金属の鉄芯力によって揺るぎない剛性感がある喜び。
これは、シャーボ+1とランスロット2シリーズの両雄が教えてくれていました。

このダブルアクションR3は、さらに多角形ならではのトガリ刺激が指先に楽しいですの。

シャーボ+1とランスロット2シリーズと比べて大きくて重たい点も含めて個性か。

ボールペン機能も、油性0.7mmだからどのような場面にも無難に対応出来ます。

書き味も心配なくシッカリ。

スリム多機能ペンは、便宜上「手帳用」と銘打たれている事が多いですが、押しも押されもしない主役ペンとして、オールマイティに使えるカテゴリーだと思います。