2012年12月15日土曜日

生まれて初の0.9mm芯「コクヨ鉛筆シャープ・ワインレッド」の優しい書き味!

0.7mm芯、1.3mm芯、0.3mm芯と、いまさらながらシャープ芯径のバリエーションを広げて行き、本日、ついに生まれて初めて0.9mm芯の「コクヨ鉛筆シャープ・ワインレッド」を手にしてみました。

コクヨ鉛筆シャープは、定価ベースで189円という極めて求めやすい価格でありますが、個人的に、何ひとつあなどる筋合いの無い素晴らしいシャープペンである事は、既に購入済の1.3mmダークグリーンによって分かっています。

これです、この味のある風貌!!

エラストマー樹脂に覆われた太軸は、滑りにくく握りやすく、なおかつ素朴な三角軸フォルムがなかなか上質感を生み出しているように思えます。

ワインレッド色のエラストマー樹脂の下からのぞく本体樹脂色もワインレッドで、反射率の違う二種類のワインレッドの組み合わせは、三角軸の上で、美しいグラデーションをふわっと描いているように見えます。

ちなみに、ペン尻のノック部分はキャップではなくて固定式。
パッケージ袋に記載された解説文によれば「紛失防止」という理由から外れない設計です。

0.9mm芯は、天冠部分に開けられた穴からスポッと入れるようになっています。

ちなみに、最初から2Bの0.9mm芯が2本入れられていて、しばらくは初期装備で過ごせそうで助かります。

1.3mm芯のダークグリーンと並べて写真を撮ってみました。

言ったらデザインやサイズは全く同じの色違いなんですが、学生時代に持っていた鉛筆のカラーが、ちょうどダークグリーンとワインレッドが中心だったんで、新しいペンなのに妙な懐かしさがまとわりついてどうも泣けて来ていけねぇや。

ワインレッドの0.9mm芯はかなり太芯なのだけれど、やはりダークグリーンの1.3mm芯と比べてしまうと、一目瞭然なくらいの差がありますね。

ちゃんとリード・スリーブの格納機能もあって、定価189円でコレが買えるのか・・・と、モノの価値みたいなものが厚めに感じられる瞬間でもありますね。

Made in Japanを背負った以上、この価格でも唸らせてやるぜ!!という、メーカーの職人魂をも見た思いがしますよ。

手持ちの極太軸トリオ、鉛筆シャープ(0.9mmと1.3mm)の二者と、ドイツ・ステッドラーのステッドラー771を並べて写真を撮ってみました。

ステッドラー771の存在感は特厚ですが、実はMade in Japanなので、ドイツ設計・デザインと日本の技術が結びついたスーパー・ペンであり、それに引けをとらないコクヨ鉛筆シャープもまたスーパーなりぃぃぃーっ。

ドイツ・日本の科学力は宇宙一ィィィィィ(JoJo風に)

それはそうと、0.9mm、高度2Bの書き味はどんなものか!?

極太の1.3mmとも似ている、柔らかくてガスッと濃い書き味」ですねっ!!

1.3mm芯ほど強烈な効果ではないにしても、万年筆のように力を入れなくとも識別しやすい文字が紙にノリノリで乗ってくれる魔法の書き味。

0.9mmは、私が思っていた以上に太かったんですけど、書き味の柔らかさも思っていた以上で、何かこうまた新しい世界が広がったなぁという気持ちです。

もちろん、鉛筆シャープそのものも、軸から芯先までガッチリしていて心地良いですね。

なんかこう、買うペン、買うペンが、みんなスゲェのばっかりで・・・学生時代から筆記具にはまっていたらなぁと、ちり紙で鼻をチーンとかみまくりですよ。