2012年12月30日日曜日

個人的に初の金属製ステッドラー!「ステッドラー925-25-03」

約束していたランチの帰り道、ふと大手の文房具屋さんに寄ると、ステッドラー社の金属製の製図用シャープペンシル「ステッドラー925-25-03」が置いてありました!

ええーっ、あるもんだなぁ!

しかも、店頭在庫がこの1筆で終了という状態になってまして、慌てて手にとって会計にダッシュ。

このステッドラー925-25は、さすが「シルバーシリーズ」と呼ばれているだけあって、全身が金属(アルミ)由来の銀色の輝きで非常に麗しく感じますね。

私の所有させて頂いているステッドラーでは、初の金属製でもあります。

定価はちょっと高めでした。
ぺんてるのグラフギア1000や三菱鉛筆のSHIFTと同じ1050円だろうと思いきや、ちょっと上の1260円という値付けで、ステッドラーの並ならぬ自信を感じてしまった。

金属由来のシルバー色に、ロゴがメタリックブルーでプリントされていてこれまた美しい!

ちなみに、ドイツの製図用シャープペンシルなのですが、ドイツ製と並んで世界最高峰のMade in Japanであります。

ステッドラー製図シャープペンのトレードマークとなっている「リング状スリットの入ったグリップ」ですが、金属製の上にローレット加工が施されて滑り止め効果は万全です。

厚みのあるアルミ軸と、クローム加工されて、さらにローレットも刻まれたノーズ・コーン(口金)は、見ているだけでも価値ある職人技。

あ、すげぇ、0.3mmなのに芯が折れる気配ねぇや!

実際に筆記してみると、書く前から手に伝わる強剛性感から、さぞやガッシリした安心の筆記感に違い無いとは想像していましたが、軽く上回る鉄芯っぷりに第一級の驚き。

0.3mmのシャープペンシルは、筆圧をちょっと強くかけると簡単にポキンっと芯が折れ飛んでしまうのですが、このステッドラー925-25-03は、そのまま紙の上で芯を滑らせ続けてくれる!!

私が0.3mmに慣れてきたという有利な部分もあるのかも知れませんが、それにしても書きやすい。

金属ローレットは指が痛いから嫌い!という方にはしゃあないでしょうが、そうでなければ、ロットリング600ともがっぷり四つに組んだ名勝負が期待出来る大剛力なペンだと感じます。 ■追記

ステッドラー925-25-03を年末に勉強で使ってみましたが、長時間の筆記にも快適で、勉強ペンとしても実に有能だと感心させられました。

ただ、興が乗ってきて筆圧強く書き続けると、芯はポキンと折れ飛んでしまいました。
物理的には0.5mm並とはいかないようですが、それでも、筆記のしやすいペンという有利さでフォローできそうでありますね。