2013年3月31日日曜日

ドイツが世界に誇る名筆「ラミー2000」

シャープペンシルに興味があるならば、必ずどこかでその名を耳にするほどの、ドイツが世界に誇る名筆「ラミー2000」。

"LAMY2000"は、メーカーの"ラミー"の社名を冠するほどのシンボリックなペンシルであり、非常に高額なれども、山で言えば世界有数の最高峰の一座と言うわけで、何とかして購入しておきたいペンシルであります。


化粧箱を保護する紙製シールド。
質朴な厚紙そのままなのですが、その落ち着いた佇まいも魅力的なものがあります。


紙製シールドを外すと化粧箱の出番となります。

化粧箱の樹脂製ラミー社ロゴ入りバッチが、筆記具の特別感を演出してくれる感じがしますね。


化粧箱の開け方は、初めてだとちょっと分かりにくいかも知れません。

実は、樹脂製のラミー社名ロゴですが、単なる飾りでは終わらずに、化粧箱のフタを固定するフックの役目も兼ねているのです。


ロゴに噛み合っている部分からフタを外すと、ガバッと大きく化粧箱が開くようになってます。

箱の中には、さすがはラミーの高級筆記具と言うべきか、取扱説明書、ビニールに包まれたラミー2000本体、そしてちゃんと乾燥剤まで入れてくれている手厚さ。


箱から取り出し、ビニールを外すと、いよいよラミー2000がその姿を現してくれます。

握りやすいのが特長の砲弾型フォルムですが、このラミー2000は、まさにその代表と言われています。

樹脂製の軸はまるで木の幹のような筋彫り加工が施され、心落ち着くほどの品位感に包まれています。


ノーズ・コーンは、軸と同じく木肌調の加工が施され、銀色に輝いています。

これほどの加工は、ラミー2000以外ではちょっとお目にかかれないほどのものがありますね。

芯先は、このクラスなら当然かも知れませんが、ガタつきなどはもちろん無く、手堅さ万全です。


ペン尻のノック部分は、本体の軸との一体感があるデザイン性抜群の仕上がり。

個体差かも知れませんがノック・パーツにやや遊びがあり振るとカタカタ音を立てる癖がありますが、筆記には影響を出さないため、気にするなとは言えませんが、問題点ではなかろうと思います。


ラミー2000の数ある特長の1つが、この無垢のステンレス材によるクリップです。


ちなみに、LAMYの社名が側面にひっそりと刻まれ、クリップの裏側の見えない部分にドイツ製の表記が刻印されています。


まさに職人技が光る部位で、このLAMY2000の美術品としての側面やその価値を飛躍的に高めてもいると思います。


実際に筆記してみると、握りやすさは極上で、何ひとつ曇りがありません。

太軸が苦手な方にすらも、この優雅な砲弾型フォルムが生み出す優しいカーブは、何か心に訴えかけるものがあるのではないか・・・と思わずにはいられません。

芯先の確かさは、このクラスにしたら当然と言われるかも知れませんが、もはや言うべき事も無し。

手にした筆記具から職人魂の熱さを感じ取りつつ、気楽に筆記を楽しみましょう!!

手に優しい0.9mm、コクヨ「キャンパスジュニアペンシル0.9mm(ピンク)」

今回の記事は、キャッチコピーは"小学生のためのシャープペンシル"の「コクヨ・キャンパスジュニアペンシル(0.9mm)ピンク」について書かせて頂きたいと思います。


小学生のためのシャープペンシルと言うのは、決して子供向けという意味ではなく、小学校では「刺さって危ない」「折れた芯で床が汚れる」という理由でシャープペンシルが禁止されているという制約があり、それを乗り越える決意表明を秘めたキャッチコピーだと受け取っています。

定価ベース157円ですが、100円ショップで買えるので非常に求めやすいのも美点です。


実際に、六角形で全身をエラストマー樹脂で包まれたバレット(ペン軸)は、子供やら大人やら関係なく、手に優しくって素晴らしいペンシルに仕上がっています。

カラーリングは、オフィスの雰囲気をも明るく華やげるようなピンク。


このシリーズの特徴なのですが、ペン尻のノック部分は固定式で外せません。

芯の補充は天冠部分に開けられた穴から行います。

ちなみに、コクヨ0.9mm(硬度2B)の芯も100円ショップで買える求めやすさ。

これも見逃せないアピールポイントだと思います。


芯先は、高級ペンシルのように、リードスリーブ(パイプ)収納式です。

リードスリーブは単純なパイプ形状ではなく、手間をかけて造形してあるのが興味深いです。

コクヨ社は、0.5mmのコロレー・シャープペンシルもそうですが、100円ショップで販売されるシャープペンシルの品質観を変えるしっかり感"Made in JAPAN"を投入している頑張りがありがたいです。


太芯0.9mm2B芯は、粉のような柔らかさと、カッチリしたタッチを併せ持っていて、さまざまな書き味を楽しむ事が出来ます。

基本的には細密な書き込みには適していないものの、白熱した会議でギチギチに筆圧をかけたり、立ったままのメモ取りをスムーズにこなしたい局面では大きな助けになりましょう。

鉛筆の六角軸からヒントを得て発展させたペンシルであるがゆえの、人を選ばない使いやすさは大変な魅力です。

一週間で色々知った「アイちゃん」の走り

三菱アイちゃんが家族になってから一週間。
納車までの二週間、待ち遠しくて眠れない夜が続きましたが、納車されたら落ち着くかと思ったら、さにあらず。
毎日が感動の連続でまだ眠れないという大した大したクルマです。

今回の記事では、通勤に、生活に、一週間毎日みっちりと走ってくれた文字通りの"愛(アイ)車"について、走りの感想を中心にして思った点を色々書かせて頂きたいと思います。


アイちゃんは、メーカーの宣伝文句ではありませんが大径タイヤ採用とは思えない、優れた小回り性能に感心させられました

フロントにエンジンが無いというのは、物理的にタイヤの切れ角が大きく取れるわけで、実際に、パジェロミニが1回切り返しが必要なUターンポイントでUターンしてみたところ、クルッと一発で綺麗にUターン出来ました。


アイちゃんは2550mmという軽自動車ナンバーワン(!)のロング・ホイールベースが好作用しているのか、ミッドシップ・マシンにありがちな神経質さが無いというのは大きい。

直進安定性がちゃんとしてるし、後部座席も含めて居住性には問題なく、スタイリングは伸びやか。
かといって、安定志向のつまらない挙動ではなくてしっかりミッドシップエンジン・リアドライブの楽しさを実感させてくれる。

ミッドシップという諸刃の剣を、よくここまでドライバーの味方として馴染ませてくれたなぁと、胸が温かくなって来ます。


アイちゃんの175/55R15タイヤはまさにスポーツカー用のハイパフォーマンス・タイヤで、コーナリング性能や排水性の優秀さだけでなく、小石の食い込みやすさ、タイヤの摩耗のしやすさまで、もはや二度と乗ることは無いのかなぁと諦めかけていたスポーツカーのそれで、やはり嬉しい。

ただ、アイちゃんのタイヤは、"イオンで4本1万円ちょいで買える手軽さ"みたいなものは全然無くて、へたすると経済的にはパジェロミニのタイヤよりも高くつく可能性があります。

広さと経済性だけを考えてしまうと、到底選べないクルマになっちゃうのがアイの短所でもあり長所でもあるのが面白いところ。



アイちゃんは、横幅は軽規格ならではの限度はあるものの運転席が普通車的な広々感があって、持ち味の走りの楽しさを強力に押し上げてくれますね。

何と言っても、オーバーハングが限界まで切り落とされたフロント・スペースが広さの源泉。

普通のクルマならボンネットがある場所までダッシュボードが広がっているからなんですよね。

アイちゃんが持つ走りの楽しさや居住性は、言ってしまえば、全てがちゃんと当たり前に物理的に裏打ちされたもので、決してトリックや見せかけじゃないというのが好ましい。


アイちゃんは、以前の記事で30秒で走りの良さが分かると書かせて頂きましたが、動いているだけでも楽しい稀有なクルマ。

交通の流れがノロノロでも全くイライラすることなく、ゆっくりまったりと走っても楽しい稀有なクルマです。

スピードを出してビリつくパワーとスリルを味わうのがスポーツカーではなく、まず自分の心をふっくらと豊かに整え、余裕を持つことでより安全運転が出来るクルマこそ、スポーツカーと呼べるのではありますまいか。


アイちゃんのミッドシップ・エンジンは660ccの非力イメージを完全に打破する、大満足のパフォーマンスを生み出してくれます。

結果的にアイ専用開発エンジンとなった3B20型エンジンの詳細については、まだ別の機会に書かせて頂きたいと思うのですが、とにかく低速から十分なトルクを発生させてくれて、アクセルは常にかなりの手加減が必要(!!)

合流、レーンチェンジ、追い越し、全ての動きに余裕があり、4人乗車でも露骨な力不足が無い。

税金を上げてもいいから800ccにして欲しいと長年望んでいた軽自動車用エンジンですが、3B20ターボほどのエンジンが作れるなら、税金上げてまでは800ccいらないと本気で思えます。

普通なら嫌味の塊であるはずのUターン時の挙動も、アイちゃんは素晴らしいスポーツマシンの一言。

クルッと綺麗に素早く回頭し、続く加速まで滑らかに美しくつながり、そのまま伸び行くのは感動としか言いようがありません。

ピュア・スポーツカーでは「こうあるべき」「こうでなければならない」という規則書みたいなもので縛られるものですが、別にメーカーかスポーツカーとは言っていないからこそ、自由な発想で生活も豊かに心も豊かに走りも豊かに出来たのがアイちゃん。

アイ・LOVE・愛

これから、故障や本当の悪条件下の走りなど、アイちゃんの粗が見えてくる事もありましょう。

でも、何もかも全てが満点なクルマなんてありはしないし、これからもアイちゃんの記事を色々書かせて頂きたくよろしくお願いいたします。

とにかく、パジェロミニの急逝でパニックの中で笑顔を取り戻させてくれたアイは、私にとっては恩人のようなもの。

人様に迷惑をかけたりヘタクソな運転でアイちゃんを曇らせる事などないよう、自分を律し、安全運転のためにさらにドライビングテクニックを研ぎ澄ませ、日々精進して行く所存であります。

2013年3月28日木曜日

常用できる1.4mm「ファーバーカステル・エモーション・メープル・ペンシル」

ドイツの高級筆記具メーカー「ファーバーカステル」の名作エモーション・ペンシル。
その中でも、この「ファーバーカステル・エモーション・メープル・ペンシル」は、樹脂とメープル材の構成によって、価格的ハードルが高いエモーション・シリーズの中にあって、最も求めやすい価格を実現したペンシルになっています。


ケースは温かみのある質感を持った紙箱です。

エモーション最高級ラインの"紙製外箱+プラスチック製ペンケース"ほどの豪華さは無いものの、これはこれで嬉しいものです。


紙製ケースの中から台紙を引き出すと、いよいよエモーション・メープル・ペンシルが姿を現してくれます。

シリーズの中では求めやすいとはいえ、れっきとした高級筆記具であるため、丁寧に作られた取扱説明書も付属していてやはり気持ちが良いものです。


エモーションならではの美しくも独特なデザイン

初めてエモーションを見た時は、まさにその名前の通りの感動がありましたが、実際に手に取ればその思いはさらに強まる一方です。

砲弾型のペン軸を構成するメープル材は、古色蒼然としていてある種の威厳を与えてくれる感があります。


エモーションペンシルの芯先は1.4mmという極太芯。

これは、入手性の悪いファーバーカステル独自サイズ芯なのですが、オンライン購入という強い味方があるので特に問題ありますまい。


エモーションの芯の繰り出しは、ノックでもツイストでもなく、このペン尻部分を回転させる事により行います。

回転させるたびに、無段階で芯が繰り出されるため、芯の長さ調整は思いのままというメリットがあります。

回転の滑らかさは、さすがに金属製パーツの上位ライン製品よりは、ほんのちょっとだけ負けるかな?という気がしますが、重みがつけられていて安っぽさなどはありませんから安心です。


ファーバーカステルのロゴが入ったメープル材。

まるで長い歴史を持った家具に身を委ねているように心が落ち着いてきます。


さて、実際に筆記してみると、1.4mmなんて太すぎて常用は難しいのではないか?と思われるでしょうが、1.4mm芯の実際の硬度がHBかHくらいかな?
かなり硬めなので、太芯で馴染み深い「粉のような柔らかさ」というものが抑えられていて、とにかくその太さからくるイメージより線が細い感じ。

メモ帳への書き込みが簡単とは言いませんが、これは常用できると思います。


ウォーターマン・メトロポリタン0.5mmと比較すると、もちろんエモーション1.4mmの方が太いのは当然ですが、驚くほどに差が小さいのです。

1.4mmだけで丸一日通して筆記してみたくなりますね。

(追記)実際に仕事で丸一日使ってみました。

念のため、ラミー・スクリブル(0.7mm)にも待機してもらっていたのですが、1.4mmのエモーション・メープル・ペンシルだけで、プログラム開発中の分析メモとか重要な会議を乗り切れました。

芯の硬度があるので、常にカドを使う事によって、ほぼ0.7mm強くらいの実用性がありました。

ただ、芯の摩耗面を使うと、そこはもう1.4mmならではの「鉛筆ライク」な太芯の書き味。

筆跡に色々な表情を出せるペンシルとしてこれからも大活躍が期待されます!!

2013年3月26日火曜日

悪条件下や夜間のアイの走りについて

今回の記事では、強い横風や雨天時等の悪条件下でのアイの走りについて、夜間のアイについて少し書かせて頂きたいと思います。

■横風にふらつかない!!

もしもパジェロミニだったなら、ステアリングを両手でガッチリ固定しないとフラついて危険なレベルの横風が叩きつける中を走ってみました。

しかし、アイはまるで平気!!
荒れ狂う風が「音」だけで、アイのコントロールを妨げない・・・まったりと普通に運転出来るのは本当に久しぶりの感覚。

■ウェット路面もまだ大丈夫!!

昨夜はちょうど雨、ウェットコンディションの路面を走る機会がありました。

一時的には、フロントシールドにバチバチと大きな音がするくらいの雨量。

まだ新品のタイヤという事もあり、ミッドシップエンジン・リアドライブという、走りの絶対的な楽しさと引き換えにした「悪条件に弱いレイアウト」でも、何の問題もありませんでした。

むしろ、車速によってワイパーが自動変速するなど、色々とアイの装備の便利さを知ることが出来て「雨も悪くないなぁ」などと呑気な気分。

ただ、大雨とか台風とか、本当の悪条件になったらどうなんだろうか?

悪条件下で鉄壁の頼もしさを発揮してくれたパジェロミニと比べれば、さすがに弱いだろうとは思うのですが・・・さて・・・・

■夜間も快適!!


初めての夜間走行。

アイのヘッドランプは「鮮烈に白く」明るくて快適でした。
もしかするとパジェロミニのヘッドランプ+フォグランプくらいの明るさがあるかも知れません。

また、見晴らしの良さとの相乗効果もあり、夜間運転快適度もパジェロミニにも負けてないくらい。

センターコンソールのライトアップも、赤系統がスポーティでワクワクしますね。

しかも、このセンターコンソールは、どの車種とも共通化されていないアイ専用品です。

そう、アイちゃんは、結果的にはエンジンからオーディオまで全てが専用開発品という破格の存在です。
本当ならどんどん他の車種に展開するはずでノリノリで新規開発したら、派生計画キャンセルで「こうなってしまった」のですね。

さて、今日もアイちゃん元気で頑張ってくれー。
頼んだぞっ。

通勤デビューのアイちゃん。胸が高鳴る走りのマシン!!

いよいよアイちゃんを通勤デビューさせました。

たった30秒走り出しただけでハッキリ分かる、とてつもなく優れた走りのマシン!!

かつて3000ccツインターボ・280馬力のスポーツカーで疾走した時にも負けないくらい胸がときめき、「あぁ、あぁ」と、高鳴る心臓が口から飛び出しそうな気持ち


アイは、難しく考えなくとも、とにかくミッドシップ・リアドライブの持つ根源的な自然な挙動がありとあらゆる場面で輝きます。

高速でコーナーをクリアする時はもちろん、ゆっくりと交差点を左折右折するだけでも(!!)心を震えさせてくれるベリーエモーショナルなクルマに仕上がっているのです。

どこか孤独で悲壮なピュアスポーツカーとはまた違う、優しく笑顔で軽やかに走り抜ける、世界が作りたくとも一歩踏み込めなかった、これぞ新時代のスポーツカーと言えるのではないでしょうか。


市街地での追い越しや、多数の障害物を避けての複雑な軌道も、アイの抜群の運動性能の前にはストレスがありません。

さらに動力性能も申し分なく、まさか660ccエンジンで!?と驚いてしまったのが、常にパワーをぐっと抑えての運転が必要という余裕モチモチ。

かつて280馬力マシンに乗っていた時の「アクセルはジワッと軽く踏むだけでいいや」というあの世界が、まさかの660ccで体験出来るとは!?

もちろん、280馬力マシンのように、アクセルを踏むほどにどこまでもパワーが出てきて、ついには命の危険ゾーンに突入する・・・という手に負えないものではないので安心です。

危険回避にも頼れる俊敏な動きが出来る程に、ちょうど良く与えられたパワーといったところでしょうね。

ブレーキはついにここまで来たか、と思わされます。

普通のクルマよりも踏力が必要なので、ブレーキが効かないと誤解されやすいクルマですが、とんでもない。

ミッドシップの時としてドライバーに牙をむく気まぐれな性格を芯から把握したチューニングで、ドライバーに与えられたコントロールの幅が実に広く、しかも停止を美しく華麗に決められるブレーキ。

本当に、アイの開発者は作りたいクルマを存分に作ったんだろうなぁと、心が温かくなって来るのを感じますです。


アイは、押しも押されもしないドライバーズカー。
運転を楽しむためのクルマなのに、後部座席や荷物の搭載能力に大きな余裕があるのに瞠目させられますね。

スーパーの買い物カゴと同サイズのマイ・バスケットを荷室に搭載した状態でも、後部座席はリクライニング出来て余裕しゃくしゃく。

速くてカッコよくて、生活にも便利って、どんだけなんだアイちゃん・・・。


ただ、アイもパーフェクトではありません。
心臓の高鳴りを抑えられない走りを生み出す「ミッドシップエンジン・リアドライブ」は、実は諸刃の剣で、悪天候になるとやはりちょっと弱い。
雪道や凍結路面でどうなのか・・・このあたり、無敵とも言えたパジェロミニから乗り換えた私には試練が訪れる可能性が高い。

また、ミッドシップカーは後輪タイヤが劇的に減るし、タイヤが劣化した時にクルマに与える影響も他のレイアウトより大きい。

アイは、ピュアスポーツカーほどではないにしろ、やはりある程度のクルマ好きじゃないと難しい面があるのは否めません。

そこが好かったりするんですけどね!!(破顔一笑)
■アイ関係のグッズの話
ちなみに、アイが初めて発表された時に観に行ってもらえたミニカーです。

アイ・・・MIVECターボエンジンを搭載し、美しく格好良いデザインに恵まれ、しかも夢のミッドシップ・リアドライブレイアウト!!
三菱を超えて日本が世界に誇るグレートマシン、なのに、なのに、5MTじゃないからって、涙を飲んで購入を断念した当時。
でも事あるごとに4ATは嫌いだけど、もうアイちゃんならいいんじゃないか?・・・などと思い続けてもらったミニカーはずっと大切にしまっておきました。

そしたら、こうしてミニカーを取り出す日が来たわけで・・・形容しがたい不思議な気持ち。


ちなみに、別の機会にアイのストラップも営業マンさんから頂いておりました。

長い年月を乗り越えて、ついに本物のアイのキーレスエントリーのモジュールに付ける日が来たのかーーー

「一生の名車」とパジェロミニにぞっこんの中でも、やはり当時からアイは相当私の心に訴えかける魅力的なクルマだったんだなぁと、しみじみ。

そういや当時から「パジェロミニは一番だが、もしも乗用車タイプのクルマを買うならアイ!!」って思ってたけど、ホントに実現した。


キーレスエントリーモジュールが水没したり、破損したりするとかなりヤバイので、ペンを買ったら入れている100円ショップの袋にモジュールも入れるようにしました。


アイは、心から素晴らしいクルマ。

パジェロミニ、アイと、何の妥協もなく芯の芯の芯から笑顔で最高のクルマと呼べるクルマと連続で出会えて、私のクルマ人生いつ終わっても悔いなし。

2013年3月25日月曜日

数ある100円ペンの中でも屈指の完成度「コクヨ・コロレー・バイオレット」

数ある100円シャープペンシルの中でも、屈指の完成度と思うのが「コクヨのコロレー・バイオレット」です。


先日、ブルー色バージョンを100円ショップにて購入させて頂きましたが、使いやすくてデザインも秀逸だったため、また100円ショップに行く事があればもう一筆欲しいなぁと思っていた所、とても興味のあった"バイオレット色バージョン"を発見して、焦ってレジにダッシュ。


コロレーは、ちょっと大げさかも知れませんが、まるで「モンブラン・スターウォーカー」のようなグラマラスな形状が特長になっています。

しかも、透明樹脂と明るいカラーのバランスが絶妙で、さらにフレッシュな"初々しさ"をも与えているのですから、これぞ筆記具デザインの妙味と言ってもよろしかろうと思います。


ペン尻のノック部分を回転させると、本体同色カラーの消しゴムが随分と長く繰り出されます。

消しゴムを使わなくとも、デザイン上でも大きなポイントになっている部位でもあり、こういう仕掛けは大歓迎。


コロレーは、リード・スリーブ(パイプ)が樹脂製なので、書き味はとても柔らかめ。
ですがそれは、決して安っぽいガタつきとは違うもので、「書き優しさ」を持ったシャープペンシルと言えます。

丸一日このコロレーで通しても良いなと思える使いやすさで、しかも100円ショップで買える求めやすさを極めたシャープペンシル。
嬉しいMade in Japanシャープペンシルでもあります。

2013年3月23日土曜日

「三菱アイ」は、私にとって待望のスポーツカー!!

ついに、待ちに待った新しい愛車「三菱アイ・ターボ」が納車されました!!

楽しみで眠れない夜が続いていたので、心から嬉しい。

家族は呼び捨てにせず普通に「アイちゃん」と呼んでおり、早くも我が家の一員として馴染んでいます。


■ミッドシップ・リアドライブ・スポーツカー!!


アイは、ファミリーカーとして販売されていますが、その中身は実際に乗ってみると分かるのですが、個人的にはまさにスポーツカーです。

とにかく、ミッドシップエンジン・リアドライブというレイアウトが素晴らしいの一言。

加速・減速・コーナリング、全てが驚くほどにナチュラルな感覚。
ずっと乗りたかったミッドシップマシンだからって言うわけではないですが、これはもうクルマという人工物を超えて、大自然を駆け抜ける生物の背中に乗っているかのような感覚と言ったら大げさに聞こえるでしょうか?


ミッドシップ・マシンと言えば、フェラーリのように派手なエアインテークが華の一つですが、アイのそれはとっても控え目。
車体右側にひっそりと備えられています。

せっかくなのだからもっと派手に!って言うのは浅はかで、汚れの抑制や異物の吸い込み防止なども考慮すると、この形状がとても理にかなっているんですね。


そう、当たり前なのですが、ミッドシップのアイだからボンネットを開けると必ずあったエンジンが無い!!

フロントに超重量物であるエンジンが無い事もあって、コーナリング中のステアリングのグッド・フィーリングはもちろん、単に交差点を曲がるだけでも気持ち良い!!んです。


アイは最近は本当に希少になって来た、生粋の後輪駆動(リアドライブ)車です。

前足(前輪)で方向をコントロールし、後ろ足(後輪)で地面を蹴って進む、誰もがすぐ頭に浮かぶほどの自然なレイアウトなんです。

アイで言う後ろ足は、軽自動車離れした175/55R15タイヤ
しかも加速すると、重量物であるエンジンが後輪にのしかかってトラクションを与える一石二鳥。

スポーツカーの中でも、特にミッドシップ・リアドライブが特別な存在だというのは納得出来る話です。


アイの走りは心の底から楽しい。

曲がる・止まる・進むの全てに喜びがある感じ。

確かに良いクルマだとは思っていましたが、ホント紛うことなき良いクルマ。

3000ccツインターボのスポーツカーに乗っていた時と比べても、全く劣らない喜びと興奮が心から溢れてくるマシンなんです。

実は、夢の中で、時々スポーツカーに乗ってたりするのですが、アイのお陰でもうそういう夢は見なくて済みそうです。

普段の走りでは、アクセルは少しだけじわっと踏んでいるだけで十分なパフォーマンスを発揮してくれる3B20型ターボエンジン。
ううむ・・・背中にパワーを感じて走れる日が来てくれるとは・・・感慨深いどころじゃありませんです。


■アイはカッコいいし美しい!!


フロントにエンジンが無いからこその、この大胆なフロント・フォルムったらどうでしょう!!
個人的には直線を活かしたパジェロミニのようなデザインが好きなんですが、アイだけは完全に別格

ここまでやってくれたら最高で、気持ちが一周してしまいますね。



ワゴン車と比べるととかく「アイはフロントが傾斜してて窮屈」と言われるようですが、ルーフからの眺めはまるでジェット戦闘機みたいで、思わず賛嘆の声が出てしまうほど伸びやか。


軽自動車とか普通車とか、そういう垣根を余裕で飛び越えて、「え、これクルマなの?」って聞き返してしまうくらい、やってやったぜ!!ってデザイン。

これが今、自分の家にあるのかぁって思うと、またソワソワ落ち着かなくなってしまうのでありました。


生粋のスポーツカーとして生み出されたマシンと違うのは、やはりドライビングポジションとシート。

こればっかりはしょうがない。

スポーツカーの走りと、生活重視のシート。
なんというギャップか、いや、これがアイの個性となって大きな魅力を引っ張りだしているのかも知れない?

それにパジェロミニにもそう劣らぬ見晴らしの良さを持つスポーツカーと考えると、実に得難い存在だと思います。


アイは、軽自動車規格なりの限界はあるにしても、ドアにはしっかり厚みがあって、開閉音も「あ、いいな」と思うくらいのレベルになっています。


■アイの装備!!


発売日からアイはいいなぁと思ってましたが、購入に踏み切れなかった理由がこのオートマチックのみで5MT無しという仕様。

くそっ、惜しい・・・惜しすぎる!!5MTがあったら絶対に買っていたのに・・・!! と思ってたら4ATでも買ってました状態

アイの4ATは、ゲート・タイプになってて、ボタンを押さなくてもスイスイとシフト操作が可能で、これまた面白いのでありました。


ずーっとパジェロミニに乗り続けていたので、思わず時代を感じてしまうのがキーレスエントリーシステム

この四角いモジュールを身に着けているだけで、キー無しでエンジンかけられたり、施錠したドアを何もせず普通に開けられたりと、やりたい放題です。

パジェロミニの時は、ドアにキーを差し込み過ぎてキーシリンダーが摩耗するほどでしたが・・・そんな時代が遠ざかる・・・


アイちゃんは、キーなしでエンジンスタートします。

キーレスエントリーシステムのモジュールを身に着けていると、このツマミを捻るだけで、無段階可変バルブタイミング&リフト機構(MIVEC)+ターボの3B20エンジンが目覚めて、咆哮をあげます。


アイちゃんのトレードマークと月。
今日一日怒涛のように過ぎたなぁ。


ちなみに、アイは、もちろんワゴン車ほどの広さはありませんが、荷物も沢山積めるし後部座席もリクライングが可能で座面が高いから見晴らしも良い。
何一つ生活を犠牲にせずに手に入るスポーツカーと考えると、実に大変な存在なのだなぁと。

これから長くお世話になるアイ。
私はアイを断然気に入っているのだけど、アイの方も、私を気に入ってくれるといいなぁ。

とにかく大切にしよう。