2013年3月26日火曜日

通勤デビューのアイちゃん。胸が高鳴る走りのマシン!!

いよいよアイちゃんを通勤デビューさせました。

たった30秒走り出しただけでハッキリ分かる、とてつもなく優れた走りのマシン!!

かつて3000ccツインターボ・280馬力のスポーツカーで疾走した時にも負けないくらい胸がときめき、「あぁ、あぁ」と、高鳴る心臓が口から飛び出しそうな気持ち


アイは、難しく考えなくとも、とにかくミッドシップ・リアドライブの持つ根源的な自然な挙動がありとあらゆる場面で輝きます。

高速でコーナーをクリアする時はもちろん、ゆっくりと交差点を左折右折するだけでも(!!)心を震えさせてくれるベリーエモーショナルなクルマに仕上がっているのです。

どこか孤独で悲壮なピュアスポーツカーとはまた違う、優しく笑顔で軽やかに走り抜ける、世界が作りたくとも一歩踏み込めなかった、これぞ新時代のスポーツカーと言えるのではないでしょうか。


市街地での追い越しや、多数の障害物を避けての複雑な軌道も、アイの抜群の運動性能の前にはストレスがありません。

さらに動力性能も申し分なく、まさか660ccエンジンで!?と驚いてしまったのが、常にパワーをぐっと抑えての運転が必要という余裕モチモチ。

かつて280馬力マシンに乗っていた時の「アクセルはジワッと軽く踏むだけでいいや」というあの世界が、まさかの660ccで体験出来るとは!?

もちろん、280馬力マシンのように、アクセルを踏むほどにどこまでもパワーが出てきて、ついには命の危険ゾーンに突入する・・・という手に負えないものではないので安心です。

危険回避にも頼れる俊敏な動きが出来る程に、ちょうど良く与えられたパワーといったところでしょうね。

ブレーキはついにここまで来たか、と思わされます。

普通のクルマよりも踏力が必要なので、ブレーキが効かないと誤解されやすいクルマですが、とんでもない。

ミッドシップの時としてドライバーに牙をむく気まぐれな性格を芯から把握したチューニングで、ドライバーに与えられたコントロールの幅が実に広く、しかも停止を美しく華麗に決められるブレーキ。

本当に、アイの開発者は作りたいクルマを存分に作ったんだろうなぁと、心が温かくなって来るのを感じますです。


アイは、押しも押されもしないドライバーズカー。
運転を楽しむためのクルマなのに、後部座席や荷物の搭載能力に大きな余裕があるのに瞠目させられますね。

スーパーの買い物カゴと同サイズのマイ・バスケットを荷室に搭載した状態でも、後部座席はリクライニング出来て余裕しゃくしゃく。

速くてカッコよくて、生活にも便利って、どんだけなんだアイちゃん・・・。


ただ、アイもパーフェクトではありません。
心臓の高鳴りを抑えられない走りを生み出す「ミッドシップエンジン・リアドライブ」は、実は諸刃の剣で、悪天候になるとやはりちょっと弱い。
雪道や凍結路面でどうなのか・・・このあたり、無敵とも言えたパジェロミニから乗り換えた私には試練が訪れる可能性が高い。

また、ミッドシップカーは後輪タイヤが劇的に減るし、タイヤが劣化した時にクルマに与える影響も他のレイアウトより大きい。

アイは、ピュアスポーツカーほどではないにしろ、やはりある程度のクルマ好きじゃないと難しい面があるのは否めません。

そこが好かったりするんですけどね!!(破顔一笑)
■アイ関係のグッズの話
ちなみに、アイが初めて発表された時に観に行ってもらえたミニカーです。

アイ・・・MIVECターボエンジンを搭載し、美しく格好良いデザインに恵まれ、しかも夢のミッドシップ・リアドライブレイアウト!!
三菱を超えて日本が世界に誇るグレートマシン、なのに、なのに、5MTじゃないからって、涙を飲んで購入を断念した当時。
でも事あるごとに4ATは嫌いだけど、もうアイちゃんならいいんじゃないか?・・・などと思い続けてもらったミニカーはずっと大切にしまっておきました。

そしたら、こうしてミニカーを取り出す日が来たわけで・・・形容しがたい不思議な気持ち。


ちなみに、別の機会にアイのストラップも営業マンさんから頂いておりました。

長い年月を乗り越えて、ついに本物のアイのキーレスエントリーのモジュールに付ける日が来たのかーーー

「一生の名車」とパジェロミニにぞっこんの中でも、やはり当時からアイは相当私の心に訴えかける魅力的なクルマだったんだなぁと、しみじみ。

そういや当時から「パジェロミニは一番だが、もしも乗用車タイプのクルマを買うならアイ!!」って思ってたけど、ホントに実現した。


キーレスエントリーモジュールが水没したり、破損したりするとかなりヤバイので、ペンを買ったら入れている100円ショップの袋にモジュールも入れるようにしました。


アイは、心から素晴らしいクルマ。

パジェロミニ、アイと、何の妥協もなく芯の芯の芯から笑顔で最高のクルマと呼べるクルマと連続で出会えて、私のクルマ人生いつ終わっても悔いなし。