2013年3月9日土曜日

オーク材の主役級シャープ「三菱鉛筆ピュアモルトM5-1025シャープペンシル・ダークブラウン」

見栄えが立派でしかも普段使いにも抜かりがないシャープペンシルが欲しいなと思ったら、文句なくおすすめなのがこれ「三菱鉛筆ピュアモルト・M5-1025シャープペンシル・ダークブラウン」です。


M5-1025は、150年(樹齢100年、そこから50年もウイスキーの熟成に活躍)の生命を脈々と伝えるオーク材を軸に使った「三菱鉛筆ピュアモルト」シリーズの中にあって、最もスリムなシャープペンシルです。

深い艶のあるダークブラウンに彩られたオーク材は、明らかに只者でありません。


木軸に金属パーツが組み合わされたペンなのですが、金属パーツ部分は銀色ではなくて、しっとりと落ち着いた半光沢のアンバー色加工がしてあります。
木材のダークブラウンとの噛み合わせも良く、価格を超えた高品質感を湛えるペンの一筆と言えるでしょう。


ペン先は、リード・スリーブ(パイプ)と、ノーズ・コーン(口金)が一体化したデザイン。
何しろ刺さらない形状なので、芯さえ引っ込め忘れなければ、そのままスーツやワイシャツのポケットに入れても傷をつけにくい美点があります。


ノック音にも手抜かりなく、かすかに残響のある味わい深いサウンドを奏でてくれます。
こういう高品位なメカニズムの設計・製造を目にすると、世の中にはこんなに良いものが作れる方々がいるんだ、よーし、こっちも頑張るぞって、明日への活力にもなりますね。


実際に筆記してみると、スリムで砲弾型は手にジャストフィット。
まだ寒い東北の夜に使っても、オーク材の生物由来の温かみが嬉しい。
リード・スリーブが突き出していない一体化設計ですが、見晴らしや書き味には何ら落ち度がなく、主役級を張れるシャープペンシルとして大活躍してくれると思います。