2013年4月14日日曜日

キヤノンEOS KISS X7に、万雷の拍手を贈りたい!!

キヤノン、素晴らしい仕事をしてくれてありがとう!!

そう、これだ、これだ!! こういうカメラが良いのです!!

EOS KISS X7」には、心から万雷の拍手を贈りたい。


世界最小・最軽量一眼レフ。

精密なディテールをキュートなボディにまとったこのカメラ、ハイビジョンカメラなら「ソニーHDR-PJ760V」という大大傑作があるものの、一眼レフとしては本当に本当に久しぶりの・・・そう、EOS 7D以来の、やっと心に花が咲くカメラが誕生してくれました。



スペック、スペックと急き立てられても、個人的には、もうEOS 7Dがあるのだからどうにもしようがない(心が全く動かない)。
第一番の話として、写真撮影にはEOS KISS X2があれば御の字の大満足だし・・・一眼レフで欲しくなるカメラなんてもう出ないのではないか?・・・と思っていたところでした。



そこに鮮やかに繰り出されたキヤノン目覚めの一撃!!

ちょうどEOS 7Dと同じ、"セブン"ナンバーだし、縁起も最高に良いじゃないか!

筆記具で言えば、ウォーターマンのメトロポリタンや、モンブランのスターウォーカーや、プラチナ万年筆社の螺鈿細工多機能ペンなどを知った時のような快い衝撃を感じています。

しかも、一眼レフの矜持を守るように、その魅力の源泉である実像式一眼レフファインダーは"EOS KISSシリーズ最大の倍率0.87倍"へとステップアップ。
(※EOS KISS X2と同じに戻ってくれた)

心配点は、たったの一つだけ。

何年経過しても惚れ直すEOS KISS X2のシャッター音がキープされているかどうか?

「ピキゅ~」という、フィルム調の甲高く心に染みるシャッター音。
連写速度を上げてしまうと、あの余韻のある最高のシャッター音が出せなくなってしまうんですよね。



シャッター音さえX2の流儀が継承されていれば、これはもう、これからの写真カメラに対する夢や希望が色鮮やかに復活し、EOS KISS X7は、心をみずみずしく包み込んでくれると思います。

もしも大好きなX2が壊れてしまったらどうしよう・・・ってザザとした不安がありましたが、これからはもうEOS KISS X7があるのだと思えるのは、精神的に全然違って来ます。

クルマで言えば、(安心感の意味では)パジェロミニに対するアイちゃんのような存在になるのかな・・・そこまでは、ちょっと言い過ぎかも知れないが。

写真はEOS KISS X2と、EF 40mm F2.8 STMレンズで撮影しました。

EF 40mm F2.8 STMは、きっとX7でも主役レンズになると確信しています。