2013年5月25日土曜日

EOS 20Dで撮影した、三菱アイとツツジの花

今日は久しぶりにEOS 20Dを持ち出し、三菱アイとツツジを合わせて撮影してみました。

長い間使ってなかったEOS 20Dですが、とても軽くて頑丈で握り心地も良くて、20Dの勇ましいシャッター音を一度聞けば、ぱーっとブランクが消え去ってしまうようでした。

今回の記事では、その写真と、またまた愛車のアイちゃんの話をつらつらと書かせて頂く事をお許し下さい。


EOS 20Dで初めて撮影するアイちゃん。

その最初のレンズに選んだのは、シグマ15mm F2.8 EXです。

これ以降の写真はEF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISレンズで撮影しました。


窓ガラスに映るツツジです。
洗車の時に、家に置いてあったノーブランドの液体ガラスクリーナーを使ってみました。
ガラスだし、カーシャンプーで流して拭き取るだけでも良いのですが、ガラスクリーナー+磨き上げ後の艶と輝きは全然別物。

ただし、コーティング効果があるみたいで、一度ガラスクリーナーを吹きつけたら最後、腰を入れて最後まで丁寧にビシッと磨き上げないとムラがボワボワっと浮き上がって逆効果だったりします。


アイちゃんのフロント越しのツツジです。

EOS 20Dでアイちゃん撮影するのはもちろんこれが初めてですが、当時、業界を震撼させ、今に至る高感度・低ノイズ潮流を生み出した "あの820万画素センサー" の魅力は、ちっとも色褪せてないです!!


アイちゃんと言えば、うちの近所には沢山のノラ猫が生息してるんですが、アイちゃんが接近してもあんまり逃げないので、車庫入れの時に地面に猫が座ってたりすると困ったりします。

パジェロミニの時は、フロントを近づけるとパッと逃げていたのに、アイちゃんの場合はじーっと見てたりする・・・なぜだ?
と思ったら、どうも、アイちゃんの顔が猫っぽくて威圧感が全くなさげなのと、エンジンがフロントに無いから、近寄ってもパジェロミニのように「ブオン!」みたいな咆哮をしないから静かで安心してしまうっぽい。

これは家族からも指摘されていて、パジェロミニの時は「(軽自動車とは思えない)良い音してるね」って言われてたのに、アイちゃんは家の中からは「静かで聞こえない」らしい。


■アイのタイヤハウス内部の話


アイちゃんの左リアのタイヤハウス内部ですが、ド・ディオン・アクスルサスペンションのメンバー類と、頑強な車体フレームに綺麗に挟まれた3B20 MIVECターボエンジンが見られます。

エンジンルームが、フロアカーペット+分厚い断熱材+鋼鉄製のリッドを4本のネジで密閉という、徹底したシールドっぷりなので、ここは重要な冷却源の一つでしょうか。

三菱の技術者さんは大丈夫と言いますが、電装系とかも見えるから、やはり飛び石や汚れのダメージには安全の範囲内であっても普通のクルマよりは弱いのだろうな・・・慎重に乗らないといかんなぁ。

それと、愛車の贔屓目ではなくて、やっぱりアイちゃんのシャーシ設計の良さは尋常なものではなく、軽自動車の限られた枠の中でよくこれだけ優れたものを作る気になり、実際にこうして作れたものだなぁと頭が下がりっぱなしです。


■送風でも十分涼しい室内の話


燦燦と陽光降り注ぐ初夏の舗装路を、人様を乗せて走ってみました。
パジェロミニなら間違いなくエアコンONにしていたケースなのですが、アイちゃんは送風だけでも十分に涼しい!!

フロントに高熱源たるエンジンが無いので、外気が実に素直に入り込んで来てくれるわけです。
さらに、ガラスが熱を和らげてくれるヒートプロテクト構造という相乗効果もあります。

いくら3B20エンジンが優秀でも、どうしても660ccの枠内という制約はあるので、エアコンのコンプレッサー駆動によるパワー損失は気になるもの。
初夏の晴天、送風だけで閉め切った車内を快適に過ごせるのは大きいですね。

これが逆に冬場は「なかなか暖房が効かなくて辛い」という事になるんでしょうけれど、しゃあない。
フロントにエンジンが無いと言えば、エンジンが無いからこそ、フロント回りのサスペンション設計や、強剛性のフレーム設計等の自由度が大きく、これがかなり運転の楽しさにつながっている感じです。

スポーツ走行とかじゃなくて、普段の当たり前なコーナリング、交差点の右左折だけでも、常にワクワク出来るクルマがアイちゃんなのだけど、やはり理由があるんだなぁとしみじみするのです。