2013年8月16日金曜日

贈り物のお返しに「プラチナ万年筆・MWB-5000RM・近代蒔絵(ツル)」を頂きました!!

なんと、贈り物のお返しとして「プラチナ万年筆・MWB-5000RM・近代蒔絵(ツル)」という素敵な多機能ペンを頂くことが出来ました。

こんな良いペンを贈って下さって、本当に幸せです。
心より感謝いたします。


※このペンの記事については、以下の内容も含めて全て贈り主様に許可を得ております。

実はこのペン、最初は「パイロット社の蒔絵ペン!」という事で贈ってもらえたのですが、包装紙を開けてびっくり、パイロット社ではなくて、セーラー万年筆社の「優美蒔絵」の化粧箱が出てきました。

「?! そ、そうか!!セーラー万年筆社の優美蒔絵だったのですね!!」

ってケースを開けたら、どっちでもなくて、プラチナ万年筆社のペンだった!!という三段階の奇跡が起きました。


短時間に紆余曲折(?)ありましたが、型番を調べてみると、プラチナ万年筆社のMWB-5000RM・近代蒔絵(ツル)でありました。

艶深い樹脂に、本金(ほんきん)を使った蒔絵が施され、まるで漆器のような佇まいに惚れぼれしてしまいますね。


ゴールドトリムのクリップには、さらに黒塗りが施されてあって、さらに威厳を高める効果があるように感じられました。


なんと、タイムリー!!

世界遺産登録で沸き立つ富士山が描かれているではありませんか!!

富士山と鶴の組み合わせは、まさに時を得たり。


蒔絵の線は立体的に盛り上がっており、尋常ではない技術と工程の大変さが伝わってくるようです。

絵柄は、若々しさや斬新さという方向は抑え、重厚さや伝統美の表現に集中した感じがしますね。


筆記する時は、どうしても蒔絵に触れねばなりませんが、(勿論メーカーが大丈夫なように設計製造しているのは頭では分かりますが)人情として、せっかくの蒔絵に擦り傷を付けないように、と、おそるおそる握る感じになってしまいますね。

しかし、和の工芸品の美と威厳を感じながらの筆記は、この上なく満ち足りた時間でもありますね。