2013年9月29日日曜日

怒涛の大復活!!ヴィータ3Gモデルが、OCNモバイルONEによってついに最高に魅力的な端末に化けたっ!!

先日申し込んでいた3G / LTE接続サービスの「OCNモバイルONE」ですが、ついに、OCNよりメール便で対応SIMカードを送ってもらえました。

今回は、まず、手持ちのプレイステーション・ヴィータを、本来の「3Gモデル」として復活させたく、ヴィータ本体に直接SIMカードをセットして使い始める事にしました。


私の場合は、プロバイダがOCNなので、「現在のプランに、さらにOCNモバイルONEを追加する」という形の申し込みを行いしました。
そこから、約一週間でSIMカードが到着しました。


OCNモバイルONEですが、SIMカードは普通にDoCoMo純正のものとなっています。

こうしてみると、「ヴィータは世界初の3G通信内蔵の携帯ゲーム機」って事を思い出させてくれますね(忘れかけててすみません・・・)。

ちなみに、同封されていた設定方法ガイドの紙には、androidとiPhoneは書かれていましたが、ヴィータさんについては何も書かれていなくてちょっと寂しいものがありました・・・。


ヴィータさんの側面のスロットを開くと、中からトレーを引き出せるようになっています。

このトレーにSIMカードを乗せて戻して上げるとセット完了です。


本来なら、SIMカードに付いてくる電話番号と製造番号を、専用の開通手続き用ページにアクセスして入力しなければならないようなんですが、私の場合はそれは不要でした。

プロバイダがOCNで、プラン追加という形の申し込みをしたためか、SIMカード到着に先立って、OCNからに既に、APN名、認証ID、パスワードがメールにて到着しており、それをヴィータさんの設定画面のAPN設定から手入力するだけでOKでありました。

ちなみにAPN設定を入力ミスしていても、3Gアイコンと電波強度表示は普通に出てくるため、アレレってならないように注意が必要です。

また、OCNモバイルONEには、LTE用のAPN名も付いてきますが、ヴィータは3Gなので、もったいないですがLTE用のAPN名は無視する事になります。

もっとも、仮に、ソニーが将来的にヴィータLTEを発売してくれたら使えそうな気がします。


いよいよ、WiFiを切って、モバイルネットワークをONにします。

WiFiの時は、モバイルルーターに接続していましたが、今回からはスマホのようにヴィータが直接3G回線でネット接続してくれるようになります

ヴィータ内蔵の3Gの何が良いって、立ち上がりの速さはWiFiよりも遥か上で、スリープさせても、復帰後速攻で接続が回復されるさまは感動モノなんですよね。

なんたって、ヴィータ本体から直接3G回線をオープン出来るわけで、アクセスポイントを探してウロウロする必要も無いわけです。

掛け値なしにスマホに匹敵する快適さだと言えるでありましょう。
(※私のプランは月額980円のものなので、高速通信は一日30MBまでで、それを超えると23:59までは200Kbps制限になります)

記念すべき、自宅の居間からの初接続のスピードは・・・!?

しっかりFOMAハイスピード対応で1.5Mbpsという立派な数字を叩きだしてくれました!!

しかも、まるでDoCoMoが直でサービスしてるくらい安定して、ずっとメガbpsオーバーを連発してくれました。

b-mobileの1GB定額だと、朝方4:00付近とか、皆さんが寝ててかなり空いている状況じゃないとなかなかメガbpsオーバーは見られなかったので、想像の何倍もぶっとんだ感じですね。

この安定度は、OCNさすがDoCoMoと同じNTTグループ・・・とかって言ってしまっていいもんなんでしょうかね。


仙台の街中に繰り出して、お店の中や、道端でスピードテストしてみましたが、メガbspを切る事はなく、それどころか、2.2Mbpsとか、2.5Mbpsとか、DoCoMoが直でやってる勢いの高速接続が連発されます。


さっきから「DoCoMo直で」って言い方をしてますが、実は、ヴィータ3Gモデルに最初からセットで付いてきたサービスは、もちろんDoCoMo直のもので、これがめちゃくちゃパフォーマンスが良かったのです。

120日間のうち3時間だけFOMAハイスピード接続に切り替える事が可能なサービスだったのですが、b-mobileではラッキーじゃないとなかなか見られなかつたメガbpsを、時間帯など関係なくアッサリ連発しまくってて「さすが純正は違う・・・」と愕然としたもので、純正のインパクトに匹敵するOCNモバイルONEには、驚きを隠す事が出来ません!!


3G回線で音声通話は出来ませんが、それ以外は、まさにヴィータOS版スマホと言える感じ。

ちなみに、連れを待つ間、愛車のアイちゃんの3B20ガソリンエンジンを清掃しつつ、写真を撮ってツイートしていたのですが、こういう役目って、昨日までは(手持ちの情報機器の中では)断然ウィルコムW-ZERO3だったんですが、これからはスマホ・パワーを得たヴィータさんもバッチリやれる感じです。


ブラウザも、さすがに2Mbpsとか出ると、自宅で無線LAN-光接続するのと同等の体感スピードあります!!

もちろん、自宅の回線スピードのスペックとは全然違うのですが、ヴィータのソフトウェアの処理能力の問題もあり、だいたいメガbps以上が安定出ていれば、同じくらいに感じられるわけです。

androidも良いのですが、最近は、ツインスティックと背面タッチ・スクロールで絶対に「誤爆」の無い快適操作出来るヴィータの比重が上がっているため、これは嬉しい。

もともと、ヴィータ3Gは、最初にセットになっていたプランの内容が足を引っ張っただけで、しかるべきプランさえあれば、どでかい可能性を大きく花開かせてくれるスゲェ奴だったんだなぁ・・・ってのがしみじみ分かりました。

とにかく、ヴィータ買った時に、迷わず3Gモデルにしていて本当に良かったーーーー!!
やっぱりこういう気持ちにはなっちゃいますね。
(追記)
■モバイルルーターの場合

OCNモバイルONEのSIMカードを、モバイルルーター(3G)に入れてみました。


パソコンからモバイルルーターに接続して、スピードテストをしてみました。

やはり、安定して2Mbps前後出るのが嬉しい。
パソコンの場合は、いかんせん処理能力が非常に高いため、2Mbpsもの速度が出ていても、さすがに光回線での接続よりは2テンポくらい遅さを感じますが、モバイル機器においてはほぼ同等くらいの体感(十分満足)かな。

後は200Kbps時にどうなるかですが、128KbpsでもヴィータマップのGPS位置追尾に耐えたので、あまり心配してません。

今こそガラケーなのかも知れない! 富士通の「F-01E」が非常に魅力的

このところ、家族や会社からの押しもあって、DoCoMoのケータイを色々とチェックしていました。

当初は、まぁ当然の流れと言うかスマホ中心で、ソニーのエクスペリアZ1だったら最高だよなぁ、とか考えていたのですが・・・

最終的に「これは!!」となった機種は、なんと、いわゆるガラケー(!!)

富士通F-01E」です。

富士通F-01Eは、非常に魅力的な折り畳みタイプのケータイ。

実際に店頭で見ましたが、デザインも質感も申し分なし!!

使い所を間違えたメッキパーツとか、謎の模様とか、そういう余計な装飾を施さずに、あくまでも直線の絶妙な構成で勝負したウェッジシェイプと、グラデーションをかけた高品位な塗装が、数あるスマホを全て押しのけるほどの訴求力を持っていました。

それに、色々考えた結果、やっぱり通話はガラケーが一番なのでは?と思えるのです。

最初は、スマートフォンを通話プランのみで使う事も考えましたが、電話とデータ端末が一体化しているのは、実は、不便な事かも・・・と思える事がちょくちょくあって、まずは、素直にガラケーと通話プランのみで運用したいなぁと。

それに、タイプSSバリューだと、月額980円で無料通話分1050円分付きという何気に燃えるプラン。


今回は、機能的には何もつかなくてもいいや。

家族はデータ通信は一切しないし、通話さえできりゃいいんで、低機能でも気にしない気にしない。
だいいち、機能が弱いなんて、長年のウィルコム生活でもう気にならなくなってるし!

って、なめていたら、一瞬で逆襲パンチを食らってしまった。
なんか機能がめちゃくそスゲェんですな、コレ・・・!!

まず、カメラがExmor-Rセンサー1310万画素だって!!
もうコレ以上のカメラ機能いらない所に到達しとるじゃないですか。


通話だけだーと思ったら、まさかのWiFi接続対応!!!

えーっ、そうなの?!


データ通信は、ヴィータやandroidタブレットなど、別途用意するから全然問題なし!!

とか思っていたけど、富士通F-01Eは、単体でもWiFi経由でデータ通信出来るのかい!! す、すごいなこれは。


しかもmicro SDカードに対応しているので、ちょうど余っている手持ちの32GBが使えて、ストレージの面でも心配ない。


ガラケーの良いところとして、オフライン利用がよく考えられているのも嬉しい点。

広辞苑を始めとして、沢山の辞書が付いてくるのもスゲェですな。

ネット接続しなくとも使える!!という要素が強いというのは、今の時代、何気に強みとなる気もしますね。

我が家の通信について、どうも大きな動きが出てきそうな状況。

大騒ぎして結局はウィルコムに落ち着くいつものパターンになるかも知れませんが・・・

2013年9月27日金曜日

正式に家族からPS4購入許可が出ました

ソニーの次世代ゲーム機「プレイステーション4(PS4)」ですが、正式に家族から購入許可が出ました。

自分の中だけでは買うつもりでいましたが、やはり家族に納得してもらえない買い物はしたくないし、ホッとしました。

実は、家族はゲーム機に対して嫌悪感を抱いているんで、いきなりではダメだったと思います。

常日頃から、PSPとヴィータがいかに良い情報端末か、って所を家族にブレずにアピールし続けているので、その母艦としての重要性と「ソニーが生んだ日本発の最新鋭コンピュータ」という点を説いて突破しました。


話は変わりますが、東北楽天ゴールデンイーグルスが、ついにパ・リーグ初優勝を成し遂げましたね!!

本当におめでとうございます。

今年のデータを備えた野球ゲームが出たら、記念という意味もあって、ヴィータさん用かPS4用かどっちか絶対に買います。
PS4の発売日は来年2月22日ですが、そんなにかからずに野球ゲームは出るんじゃないか?と考えているんですが、甘いですかね。

とにかく良かった、良かった。

2013年9月23日月曜日

復活する3G回線!!ヴィータのために、OCNモバイルONEを申し込んでみました!!

プレイステーション・ヴィータ(PSVITA)ですが、私のモデルは3G + GPS内蔵です。

しかし、内蔵3Gに関しては、モバイルルーターで接続するからいいやって気持ちがあって、最初から付いてきたDoCoMoのSIMカードは120日の契約満了を機会に延長はせずに取り外してしまい、それっきりになってました。

しかし、いよいよヴィータをメインのモバイルマシンに昇格したい気持ちが出てきたため、OCNモバイルONEを申し込んでみました。


これは、かつて、「OCN モバイル エントリー d LTE 980」と呼ばれていたもので、その名の通り月額料金980円の、期間縛りも違約金も無し!!という、いわゆる"神プラン"の一つに列せられるものではないか??と思われます。

私のプロバイダはOCNなのですが、そうすると、申し込みもスルッと簡単で、現状の契約プランにOCNモバイルONEを追加するという形でいけました。

初期工事費用3150円となっていましたが、要するにSIMカードのパッケージを3150円で買うべしって意味なんですね。

文言からすると、申し込みさえすれば、SIMカードも契約者住所に送付しとくから!!という事みたいです。

気になる仕様は、ヴィータ3Gにおいては、以下のようになっています。

(1)通信速度は1日30MB(※メガです。ギガではないです。)まで、FOMAハイスピード接続(約14Mbps)

(2)1日30MBを超過しても、打ち切りとか追加料金発生ではなく・・・
その日の23:59まで200Kbpsに速度制限するだけ。
いやいや200Kbpsありゃ御の字!!
(3)いつでもやめられるし、毎月違うプランにも可能!!


さて、どうなるか!!

システム2.61になり、そろそろメインのマシンとしても使えるまでに成長したPSVITA

今回の記事では、久しぶりに、ソニーの携帯ゲーム機「プレイステーション・ヴィータ(PSVITA)」について書かせて頂きたいと思います。


ヴィータさんは、地道にシステムソフト(OS)のバージョンアップを繰り返しており、現在の2.61においては、情報端末としてもそろそろメインマシンとして使えるまでに成長したかな、と思えます。

ヴィータさんは、当初、持ち味を全く活かす事が出来ておらず、闇雲にスマートフォンと同じことをやろうとして空回りしていた感がありましたが、だんだんと個性を発揮出来るようになって来ました。


個性を発揮するというのは、大メーカーのソニーが時間とお金と才能と経験を注ぎ込んで開発した、一朝一夕には作り得ないほど優秀なゲームキー(ハードウェアキー)とフルタッチ・インターフェースを見事に融合する事が出来るようになった事です。

これにより、スマホとパソコンのちょうど良い中間に陣取り、いよいよ独自の操作性を誇れるまでになって来ました。

たとえば、ブラウザです。

LキーかRキーを押しながらタッチすると、タッチ位置を精密に指示出来るポインタが表示され、いちいち拡大してタッチするような手間がありません。

また、四角ボタンを押すことによりPSPのように矢印カーソルが出現し、左スティックで自在にコントロールする事が出来ます。

カーソルを表示させなくとも、極めて滑らかな操作感を持つ左スティックで絶対に誤爆の無いスクロール、右スティックで拡大縮小という、ダブル・スティック操作が可能となり、それに加えて、背面タッチパネルによる、これまた絶対誤爆ないスクロールもあり、いつの間にか、「純粋に使いやすいから積極的にヴィータさんを使いたい」というような気持ちになれるところまで成長しつつあります。


ソフトウェアキーボード入力の使いやすさも、もはやヴィータさんを積極的に選びたい!!と思わせる原動力の一つになっています。

以前から実現されていたLRキーによるカーソル移動に加えて、四角キーで一文字削除、三角キーで空白スペース挿入が実現され、すこぶる入力しやすくなっています。

もちろん、富士通「LOOX U/G90」や、ウィルコム「W-ZERO3シリーズ」のハードウェア・フルキーボードに出てこられると旗色は悪いものの、フルタッチ・インターフェースのみではとても得られない快適な世界を築きあげつつあります。

まだコピー&ペースト機能は実装されていませんが、ハードウェアキーによる文字列選択が実現されれば、どんなにか素晴らしいかと楽しみです。


また、PSボタンを長押しすると表示されるシステムパネルの中に、いよいよ各種ネットワークのON/OFFボタンが実装されました。

これもハードウェアキーが充実しているヴィータならではの操作方法でもあり、この「いつでも呼び出せるシステムパネル」は、ミュージックプレイヤーと共に、どんどんと重要性を増しているようです。



■PSMで一般アプリを買ってみました!!■

ヴィータさんは、C#言語で自分の好きなソフトを作る事が出来る!!という、とてつもなく大きな特長がありますが、当初のPssからPSMに名称が変更になると共にソニーと年間ライセンス契約を締結しないと作ったソフトが実機で動かせないという悲しい事になってしまいました。

商売にする気は一切無いので、ライセンス契約というのはいかにも重く悩んでいましたが、まずは使えない事にはしゃあないので、PSM用の一般アプリを購入してみました。

まずは無いと寂しい「関数電卓」を購入。


値段は何とたったの75円で、ホントありがたい。

100円ショップの電卓より安く、しかももれなく有機EL表示の電卓(当たり前)になるわけで、お得感がかなりあります。

「なんだい、androidなら最初から良い電卓付いてるじゃねーか」言われたら弱いんですけどね。


さてさて、無いと不便なメモソフトのハイパーリマインダーも購入してみました。

カテゴリー、メインリスト、サブリストの階層構造になっていて、シンプルで分かりやすいメモソフトです。

まぁこのあたりになると、手持ちの7インチandroidタブレットでやった方がいいんじゃないか??と思われるでしょうが、それはそうなんですが、好きなヴィータさんで色々やりたい気持ちが強いわけです。

何をやっても有機ELの美しい表示を見ているだけでも癒されますし。



■やっぱりゲームすげぇ■

ヴィータさんは、日本オリジナルの高度情報端末として地道に成長を続けていますが、本来の立ち位置はゲーム機っていうだけに、やはりゲームのレベルが違う。

ゲームも出来るよ、じゃなくて、据え置きゲーム機クラスの妥協なきゲームが出来る鬼のパワーという姿は、まったくブレなくて心強い!!

ゲームはPS4待ちで止めてたんですが、何か気持ちが高揚してしまって「ギルティギアXX/アクセントコア+R(ギルティギアイグゼクス・アクセントコアプラスアール)」を購入してみました。


+Rが付かない無印の「ギルティギアXX/アクセントコアプラス」は、実はPSPのUMD版を購入していたのですが、ヴィータさん以外では最も解像度の高いゲーム機であるPSPをもってしても、キャラクターがやや潰れ気味で、なんかこう意気がどうも上がらずに手放してしまいました。

しかしさすがはヴィータさん!! 今度こそグレートだぁーっ!!

だぁーっ!!と言われても困るでしょうが、とにかくこれだっ、という美しい画面に感動なのです。


おおこれぞ求めていたギルティギアの絵だぁー。
ヴィータやっぱスゲェな!!( ※ 実機の有機ELは、Webで見る画面より遥か数段上の美しさです)

そう、携帯ゲーム機の画面って、開発機から直撮りしてるWeb記事とか、データから表示してるものが一番綺麗で、実機では液晶そのものの品質がネックになって汚くてガックリってのが普通でしょうが、こと、ヴィータに関してはだけは実機は記事写真が逆に負ける、とんでもない美しさである、という特徴があるのを知る必要がある!!(カッと目を見開く!)

ギルティギアも、求めていた携帯機による高解像度表示だけじゃなくて、実機の5インチ有機ELで見るとさらにターボがかかり、もう鼻血ぶぅ~の美しさ(←ちり紙)ですよ!!


ヴィータのゲームにはとても大きな欠点があるんです。

もう、なんだよダメだなってくらいの欠点です。

それは何かっていうと、美し過ぎて、みとれちゃってゲームが進まない!!って事なんです。

くっそー、こんな迷惑なゲーム機、ヴィータめ!!(すげー嬉しそうに)

ヴィータさんは、ご存知の通り、来年からは全てのPS4ゲームを遊ぶことが出来ます。

その際には、1920X1080ドットのPS4の映像を、960X544ドッドに縮小するわけですが、いわゆる「圧縮効果」によってとても濃密で美しい画面になります。

ハンディカムなんか見ると、むしろフルHDパネルよりハーフHDの方が、映像ソースの粗を消してくれて美しい逆転現象があるわけで、ヴィータでPS4の映像を映しだした時、こっちの神経がもつのかどうかって心配をしなくちゃならない感じですね(嬉しい悲鳴)。

まぁそれは今後の話として、地道にパワーアップを続けているヴィータ。

androidのような実用性が完璧なものと比較すると、まだまだ足りない部分は多いのですが、独自の良さも打ち出せるようになって来ているし、今後もヴィータ大ファンの一人として大きな期待をして行きたいと思います。

2013年9月22日日曜日

手頃な価格で天晴な満足感!!イタリー製ボールペン「ボルギーニ・スリムボールペン・シルバー」

イタリア製のペン欲しいけど、値段も高いし、どうも敷居が高いなぁと悩んでいたところ、仙台のお店で偶然出会った「ボルギーニ・スリムボールペン」が、まさに "求めてたそのもの" のボールペンでありました!!


ステンレススチールむき出しのシルバーにゴールドトリムってのは、これぞ安定のファッショナブル筆記具カラーとでも言うべき好ましい取り合わせかなーと。

購入させて頂いたお店のペン立てには、他にも、ブラック+ゴールドトリム、ワインレッド+ゴールドトリムのカラーもあって、どれも素晴らしい雰囲気を醸しだしていましたね。


実は、ボルギーニというメーカーは全然知りませんで、ネットで調べてみたところ、うっかりすると、自動車メーカーのランボルギーニも多数ヒットするのは予想通りで苦笑いだったんですが、それはさておき、ボルギーニ社は、1956年にイタリアのベルーアサボイア地方にて設立された筆記具メーカーで、なかなか歴史ある、しかも求めやすい筆記具を多数発売してくれている会社で、イタリーペンが欲しい時の非常に強い味方になってくれそうです。


クリップには、ボルギーニ社の社名「BORGHINI」が刻印され、その上に、ちゃんとITALYの刻印もあります。

ネクタイなどのファッションアイテムもそうですが、個人的には、こういった分野において製品がイタリア製とかフランス製だと分かった時の意気の上がり方の高さは別次元ですねー。

うぉっ、来たぁーっ、イタリア製だよ、やったよ!!
フ、フランス製!! よっしゃ、やったぜ~!!
自分で自分の目がキラキラしてるのが分かるくらい。


とにかく価格は求めやすいけれど、質感はまったくもって天晴。

ステンレススチール+ゴールドトリムと言えば、パーカーのジョッター・フライターGTにも全くひけをとらないかも知れない。

ペン先の繰り出しは、形状からすると、回転式かなって思うんですが意表を突いて軸ノック式なので注意が必要です。

最初から見抜いてたよ!という方には、すみません。

天冠部分を押し込むと、ジョッター・フライターほどではないものの、カッチンというちょっと大きな音とともにペン先が繰り出されます。


替芯は、形状的に言えばパーカータイプに見えるのですが、一緒に販売されていたものは、スイス製の樹脂製軸のリフィル。

パーカーのリフィルだと800円くらいしてしまうんですが、この純正品(?)だと、なんと250円くらいなのでパーカーより圧倒的に安い。

しかも安い上に書き味が優れているという、大変なめっけものだったりするんですね。


そう、実際に筆記してみるとこのボルギーニ・スリムボールペンは相当な実力者。

スイス製の純正(?)リフィルは、書き出しから、まるで日本製リフィルみたいにインクの出が安定していて、書き味は油性らしい重みもあって、ヴォーノ、ヴォーノ。

リフィルが金属ではなくて樹脂だからか、芯先には微かな柔らかさがあるような気もしますが、とにかく書いていてなかなか心地よいペンです。

イタリーペンは、なかなか入手性の面で難しさがあるものの、良い意味で「独特の緩さ」があって魅力的。

ド派手な外見なのに堅実で実用性の高いウィルソンの4色ボールペンもそうだし、イタリーペンもっと欲しいなぁとしみじみ思わされる良品です。

2013年9月14日土曜日

組み立てて楽しく、オンリーワンのスタイリングに惚れぼれ!組み立て式シャープペンシル「Varacil(バラシル)」

なんと、仙台のLOFTに行ってみたら、AS IF TOY(アズ・イフ・トイ)社の組み立て式シャープペンシル「Varacil (バラシル)」というのが置いてあり、「これは絶対良さそう!!」と大喜びで購入させて頂きました。


最初に、組み立て終わったバラシルの完成品から掲載させて頂きます。

このまるで素粒子物理学とチェッカーフラッグが混じりあったような(??)独特のスタイリングは、このバラシルでしか味わえない世界ではないかと興奮してしまいますね。

ちなみに、きょうびのガンプラを組み立てた経験があれば、所要時間は20分から30分くらいかなぁと。

えー組み立てるのめんどっちぃと思われるかも知れませんが、このシャープペンシルは、何と組み立て工程そのものをパズルとして楽しむ目的があるため、そこはエンジョイ出来るでありましょう。


まず、箱はうかうかしてるとシャープペンシルとは気づかないで、棚の前を素通りしそうになるレイアウト。

MADE IN JAPANがまぶしいですが、実はガンプラもMADE IN JAPANだったりするように、プラスチックモデルの金型や生産は高度な技術を要するため、まだまだ日本製の聖域(?)だったりします。


箱を開けると、まずは組み立て説明書があります。

くどいですが、組み立て=面倒ではなく、組み立て=パズルをエンジョイ!!という認識で行く製品なので、めんどくせーで箱を閉じない事をひたすらお願い申し上げます。


パっと見は、猛烈な情報量の組み立て説明書にビビってしまいそうになりますが実はそんな事はありません

よーく読んでみるとすぐに分かるのですが、この図面は、CGを活用していて、パーフェクトと言って良いくらい正確な図面だし、そもそも、(1)番からラストの(22)番まで順番にパーツを組み上げていく綺麗に上から下に流れる形になっているので、1手順づつゆっくりと進めてだんだんと完成が近づくワクワク感を存分に楽しむ事が出来ます。


ガンプラとか作った事ねーやって場合でも、あせらず、ゆっくり、1日1工程とか2工程とかのマイペースで進めるのも良いものだと思います。

ちなみに、組み立て中に、"ここは不安になるだろうな"というポイントで、たとえば"赤色点線部分が反ります。仕様です。"のように不安を払拭してくれるコメントが入れられていたりして、親切度は最高レベルだと思います。


パーツ数はパッと見はそんなに多くないです。

いきなり全部ランナーから切り離してしまって、どこがどのパーツかを探りながら組み立てる本当のパズル遊びも可能ではあります。

しかし私は早くシャープペンシルが欲しかったのでそこまではやれませんでした

(1)番から順番に淡々と進む、通常の楽しみ方(かな?)をいたしました。


パーツを組み合わせて行くと、このように、まるで建造中のデス・スターか、バベルの塔かって感じで軸が組み上がって行きます。

ちなみに、ランナーからパーツを切り離した時のバリが残っているとパーツ同士が噛み合わなくなるので、ニッパーで切り離したら、デザインナイフかカッターでバリをフラットになるまで除去しておきましょう。

シャープペンシルの軸の種類で言えば、オールABS樹脂の6角軸という分類になりますね。


ちなみに、シャーボXとかと違ってシャープ・メカまで組み立て式になっていますが、パーツの前後さえ見間違えなければ特に難しい事はないので安心して下さい。


ちなみに、組立工程も終盤に差し掛かってきますと、新しいパーツのはめ込み方に夢中になるあまり、既に組み終わった部分をポロッと分解させてしまう危険も出てきますので、組み終えた部位の先端付近を輪ゴムで押さえておくと余計なストレスを受けなくて済むかと思います。


着々とパーツを組み合わせて、いよいよ完成した後は、0.5mmの芯を入れて完成となります!!

箱に注意書きされていますが、サービス用の芯は付属していないため、手持ちのぺんてるAinStein芯の硬度Bを入れてみました。


分類的には確かに6角軸の樹脂軸シャープペンシルになるのですが、組み立て式じゃなければこうは行かないだろうという勢いの、非常にデジタル感溢れる凹凸の新鮮さったら、こたえられないもんがありますね!!


さて、気になる実際の筆記感はどんなだろう!?と、楽しみ半分怖さ半分で筆記してみると・・・

見た目通りじゃん、と言われればそれまでなんですが、カドが少しチクチク痛い角度もありますが、多角形軸として十分に使いやすいんじゃないかと思います。

複雑な凹凸が、有無を言わせない強烈なグリップ力を生み出していますし、長さも重さもちょうど良い感じ。

樹脂ボディに隠れていますが内蔵されるペン先はしっかり金属製の上に、精度も高くて、変ながたつきも無いしっかり構造になっているため、なかなか気持ち良く書けます。

ただ、自慢の組み立て式ボディは諸刃の剣でもありまして、言ったら「細かいパーツが複雑に噛み合っているだけ」なので、強度的にはどうしても不利なものがあります。

まぁ、そこんトコは、このペンシルの特性として暖かく受け入れるべきでありましょう。

それにつけても、これ、本当に面白くて良いペンシルだなぁ・・・。

ラミー初の日本人デザイナー作品「ラミー・ノト・ブラックシルバー」

今回の記事では、ドイツはラミー社初の日本人デザイナー、深澤直人さんの手による「ラミー・ノト・ブラックシルバー」について書かせて頂きたいと思います。


このノト、その響きからピンと来られたかも知れませんが、デザイナーさんの名前「直人」から来ています。

日本語を言いやすいようにした(醤油->ソイソースとか)パターンかな。

しかし、そこまでするとは、ラミー社はよっぽどこのデザイナーさんの仕事を気に入ったんだろうなって思えてしまいますね。

ラミー社のペンとしては求めやすいのですが、れっきとしたドイツ製です。


ラミー・ノトは、樹脂に木肌加工を施したラミー2000や、マット加工したスクリブルと違って、コスト的な話もあったのかも知れませんが、比較的、樹脂の質感をそのまま出しているタイプのペンです。

このため、質感の話をしてしまうと、角度によってはやや物足りなく感じてしまう事もあるかな?というのは否めません。

私が購入させて頂いたのは、シルバー塗装を施された「ブラックシルバー」バージョンですが、このシルバーも「塗りました」感が強いのもあって、ノトはこと質感においてはやや不利と言わざるを得ない・・・というのが、正直な第一印象でした。


ただ、ノトの魅力は、決してデザイン優先ではなく、優れたデザインがそれで終わっているのではなくて、全てが使いやすさに直結している点にあります。

ノックは、静粛性にこだわるラミー社のボールペンの中でも特に静かで、もはや無音と言っても差し支えありますまい。

ノック中にどこかにパーツが擦れるような感覚もなく、もはや言うべき事のないメカニズムです。


また、丸みを帯びた大きな三角軸は、握りやすさ満点。


ラミー・ノトのスタイリングは、これまたオフィスなど堅い場所でも非常に映えます。

実際に仕事に投入してみましたが、程よい全体のカジュアル感が緊張感をほぐしてくれます。
そして、航空機のように長くて滑らかに絞りこまれていくペン先や・・・


ノトの大きな特徴の一つである、ズバッと切り込まれたように見せるクリップなど、堅い場所の空気をふんわり溶かしてくれる力がありますね。


ノトの書きやすさは、ラミーというだけでなく、あらゆるボールペンの中でも屈指の出来栄えなのではないでしょうか?

形状が優れているために握りやすく、見た目よりも重さがあるため、手の中での落ち着きも良い。

リフィルのLM22も、油性らしい重みあるタッチ。
乾燥が早いのか、書き出しの一発目でインクが出にくい癖はありますが、一旦書き始まれば快適なので、味付けとして楽しむことも可能です。