2013年12月23日月曜日

全てが分かりやすい製図用シャープ「ぺんてるグラフギア500 (0.5mm)」

今回の記事では、定価でも525円非常に求めやすい価格と、文房具屋さんだけでなく近所のスーパーなどでも購入可能な優れた入手性、そして使い心地に抜かりなしの製図用シャープペンシル「ぺんてるグラフギア500 (0.5mm)」について書かせて頂きたいと思います。


ぺんてるグラフギア500は、良い意味で全てにおいて分かりやすいシャープペンシルであります。

金属製ローレットは見たまま、完全な滑り止め効果があって握りやすく、軽い再生樹脂軸と重い金属ローレットの組み合わせは、そのまんまノーズヘビーの低重心設計。

クリップも素直な形状で、すっきりそのまま、見た目のまま、何のひっかかりもなく使い始められるシャープペンシル。


製図用シャープペンシルならではの、極めて見晴らしの良いペン先。

このカテゴリーは、価格に関係なく、常にトップランクの剛性が与えられているため、いくら書いても芯先に不安がありません。

特に銘柄や色気にこだわらず、純粋に性能が良くて求めやすい価格のシャープペンシルが欲しいとなれば、このカテゴリーを第一番に探すのがよろしかろうと思います。


製図用らしく、ペン尻のカバーには0.5mmを示す「.5」がプリントされ、入れた芯の硬度も表示しておく事が可能です。

製図用でも、この硬度表示は必ずしも装備されているとは限らないため、使いやすさ・分かりやすさ重視の向きには、一安心かも知れませんね。


実際に筆記してみると、これはもう毎日使いたくなる性能の良さであります。

ただ、分かりやすさはプラスだけではなく、金属ローレットが嫌い、低重心が苦手という方ならば、なんの救済要素もなく選択肢から外れてしまうという、マイナス面の分かりやすさも表裏一体で備えているのが難しい所であります。