2013年12月12日木曜日

読書を「dynabook tab VT484」と「aozorakoneko(青空子猫)」で楽しむ

今回の記事では、タブレットでは結構大きな要素になる読書を、「dynabook tab VT484」とストアアプリの「aozorakoneko(青空子猫)」で大いに楽しんでおります、という話を書かせて頂きたいと思います。


著作権フリーの青空文庫を読むためのアプリには、実に様々なものが揃っているのですが、個人的に「青空子猫」は、ウィルコムW-ZERO3時代から親しんでいたものでしたので、いの一番に選ばせて頂きました。

300円で購入出来るのですが、その前に無料でお試しできるので安心です。



■メイン画面
メイン画面はとてもシンプルで、非常に分かりやすいレイアウトにまとめられております。

基本的には、検索で本を探して来ては、本棚に入れてそこから読書をする・・・という流れになっており、本棚は自分の好きに作る事が出来ます。

私の場合は、無難に?「私の本棚」って、そのまんまな名前ですね。

それと、「何を読めばいいんだー」、ってならないように、最初からおすすめに本が8冊入っているのも親切なところ(画像では5冊に減らしています)。

たとえば、おすすめに入っているので、太宰治の「人間失格」などがインストール後にすぐ読めます。



■私の本棚
ちなみに私の本棚の中身です。

まだ全然本が無いですが、全体的にWindows8系の流儀か、本がタイル形式になっているので非常に見やすくタッチしやすいですね。



■設定画面
設定画面です。

タップした時の設定はもちろん、Windowsだけあってキーボード操作設定も最初から考えられているのが頼もしい。

Windows 8.1らしいのは複数の端末間で、最後に読んだページを共有(同期)しておける!!!という点ですね。
これは、ローミング機能というらしい。

また、Windows 8.1と言えば、この「青空子猫」だけに限らず、全体的に様々な操作が共通化され、非常に分かりやすく、色々と後発の強みを遺憾なく発揮している感じがしますね。

言うなれば、Windows 7/8が持つ無類の高機能と、プレイステーション・ヴィータの分かりやすさの良いところハイブリッド、というイメージに近いかな。



■実際の読書
気になる視認性ですが、個人的に東芝dynabook tab VT484の液晶はベリーグッドで、土台は文句なし。

色は美しく、変な癖が無いし、視認性もばっちり。

8インチはサイズもゆったりで、1280x800ドットだと、確かに文字に粒状感があるものの、普通の距離で読む分には全然気にならないし、むしろ気になるくらい目を近づける方が良くない気がする!というのが正直な感想です。

ただ、1920x1200ドットあれば、さらに文字が滑らかになって読書向きにはなるので、将来的な楽しみの一つにとっておく、という感じでしょうか。

操作性もWindows 8.1のアプリバー等の流儀に慣れれば問題なく、シンプルで使い易いですね。

タッチデバイスの宿命か、画面下のページのスライダーを間違って触ってしまい、急にすげーページを移動しちまったぁ、とかいうオペレーションミスに注意すれば、快適な読書を堪能できましょう。



■Windows8.1の読書は刺激的な体験
Windows 8.1での読書は、それそのものも楽しいのですが、これでもかって多くの事を同時に出来るので、刺激的というかギミック心を必要以上に煽ってくれて、高揚感が半端ではなく高まります。

たとえば、タブレットの額縁の所からスワイプして「よし、次のアプリに切り替えるか」という時、他のアプリと同列に、超高機能世界のデスクトップが出てくるってのは、未だに「おおお、すげー」ってなりますねー。

Windows 8.1は、確かに厳しい意見もあって、それは一見識なのですが、視点を変えるだけで天国にもなるし地獄にもなる、そういう奥深さがあるからこそ、私は強く惹かれるのであります。



■Windows Mobileの青空子猫
ちなみに、先輩にあたる?ウィルコムW-ZERO3で使っている青空子猫です。

OSはWindows Mobile 6なので、スタート画面は「ToDay」画面と呼ばれます。
なぜToDayなのか、この分かりやすそうで後々までやっかいに尾を引くネーミングこそ、良くも悪くもマイクロソフトのセンス、個性というところでしょうか。

今って、スマホ、スマホって連呼される時代になってますが、個人的に、スマート・フォンというのはイコールWindows Mobile搭載の電話型の超小型パソコンである、というイメージがありますねー。

この壮絶な進化タイプがWindows 8.1であろう・・・かな???


解像度が856x480ドットなんですが、3から4インチくらいの端末だと、だいたい画像くらいのフォントサイズがちょうどかなぁと。

もっと文字を小さくして、情報を沢山表示する事も可能ではあります。

Windows Mobileって、ストアとか全然無い時代のモバイルなのに、有志がアプリをこぞって開発して今のスマホ時代を全部先取りしてたんですよね。