2013年12月19日木曜日

Windows 8.1の地図改善計画「gMaps」

個人的に、モバイルOSとしても史上最高に気に入ったOSとなったかも知れない「Windows8.1」ですが、まだまだモバイル用途としては駆け出しに近いため、地図関係などのアプリがandroidより弱い感は否めません。

特に、プリインストールされているマイクロソフトのBingマップが、位置情報との連携がいまいち(GPSをロストすると何も言わずに位置情報の更新をやめてしまう)で、これから改善されて行くにしても今はちょっと。

やっぱりGoogleマップだよなぁ・・・と、ストアを探したら、Google自身は出してないのですが、サードパーティー(?)の「gMaps」というのがありました。

先頭のGが小文字のgなのって、Googleへの配慮なのかな??


最初は、あれか、どうせ日本の全体が見える縮尺か、いいとこ東京の地図が表示されるんだろうな・・・と思ったら

起動したら、いきなり私の現在位置を正確にマップに示してビビりまくった!!!

掲載画像はわざと少しずらしてありますが、三角のアイコンで確かにいきなり私の位置が初期表示されました。

えっ、これどうやってるんだろう。

確かに、dynabook tab VT484のGPSは常時ONにしているのだけど、もろに屋内だから、GPSの電波って補足してないような。

無線LANの位置推測にしても、割とズレるはず。

最後のGPS補足位置を記憶してて、それが反映されてるって事なのかな??

読み込みは初回だからかも知れないけど、ちょっと遅い気がする。

ただ、どんどん地図をキャッシュしてくれているので、自宅の光回線でキャッシュしまくって外に持ち出せばかなり快適になるんじゃないかと期待してます。


このgMaps、今のところ言語設定に日本語が無いので、ポップアップされるインフォメーション類等は英語版になってしまうのですが、地図そのものは、ちゃんと日本語表記もされているので、使用するのに特に支障は無いかなってところ。

ちなみに、初期状態だと、地図が向きによって回転し、縦画面に固定出来ないのですが、方位のアイコンをタッチすると縦画面に固定出来ました。

チャームからの設定では、地図のキャッシュ量が下のほうに表示されていて親切ですが、みるみるうちに8MB、9MB、29MBと増加していってるため、容量制限のあるモバイル回線だとちょっと注意が要るかも知れません。


全部英語ですが。ルート検索もバッチリです。

androidにおける純正のGoogle Mapや、プリインストールされているカーナビアプリなど、androidの剛力な地図力の前には、まだまだ感はどうしても否めないものの、さっそくですが、メイン地図アプリにしてしまいました。

このアプリではなくて、以前、Bingマップで試したのですが、 dynabook tab VT484の内蔵GPSそのものは、これが結構良くて、車内に置いて走行しても、ルーフの遮蔽にへこたれず、しっかり現在地を追尾し続けてくれたのを確認しているので、あとは良いアプリがあればなぁという段階には来ているんですよね。


ちなみに、ホーム画面(スタート画面)ですが、いったんプリインストールのBingマップをピン留めから外し、gMapsをその代わりにしてみました。

そうだ、ホームと言えば、今まで気が付かなかったのですが、「タイルを縮小して表示」とすると、タイルがデザインを崩さない形で、微妙に小さくなってくれるため、情報量をかなり増やすことができます

今まであまり一画面に並べておけなかった、サイズ中以上のライブ・タイルや、ワイド表示、最大表示も、それなりの数を表示する事が出来て大喜び。

地味にWindows 8.1のモバイル環境が充実して来ています。