2014年1月13日月曜日

待望のヴィータ用「ファイナルファンタジーX」をプレイ開始しました!!

いよいよ、個人的にファイナルファンタジー最高傑作と思う、プレイステーションヴィータ用の「ファイナルファンタジーX (DL版)」を購入し、プレイ開始しました!!


いやー、ついにあのファイナルファンタジーXが、いつでもどこでも手元で遊べる時代になったか!!

容量は、モバイル用ゲームコンテンツとしては超巨大過ぎる3399MBですが、いかんせん元のPS2版がDVDだったため、そのパワーアップ版がこれくらいで済んで良かったなぁと、ホッと一安心ですね。


ヴィータさんのファイナルファンタジーXは、単に遊べるだけではなく、ホームボタンさえ押せばいつでも好きな時に中断が出来るというのがやっぱりデカイ、デカすぎる。

何があろうとも、ホームボタンでVITA OSを特徴づけるライブエリアに戻って来られる!!

ヴィータさんをまだお持ちでない方は、ライブエリアって何だよって思われるでしょうが、VITA OSは、ゲーム・アプリケーションをいきなり起動したり切り替えたりはせず、一旦、ライブエリアという、言うなればアプリ毎のスタート画面にとどめます。

最初は回りくどく感じるかも知れませんが、慣れてくると制御が極めて分かりやすく、アプリが裏で怪しい動きをしない事の担保にもなっていて、とてつもない安心感を生み出すエリアにもなります。

モバイル専用OSの中では、個人的にダントツで一番好きで、これを伸ばして行って欲しいと切望していますが・・・どうなることか。

もちろん、解説書もこのライブエリアからいつでも読む事が出来ます。


解説書の絵は液晶版ヴィータの絵になってますねー。

ヴィータは、モバイルマシン最高峰、極めて優秀な設計のアナログスティックを2つも搭載していますが、タッチパネルの活用も怠らず、操作性に関しては全く不安が無いというのは、やはりゲーム専用機の存在意義の一つと言えるでしょうね。

電子的な部分はどうにか出来ても、たとえば一眼レフカメラや自動車のように、優れた機械部分というのは簡単に作ったり真似たり出来ないもの。


いよいよゲームを開始すると、なんと本編クリア後の後日談にあたる「永遠のナギ節」も入っているんですね!!

これ、まだ一度も見たことが無いんで、めっちゃ嬉しいッス!!(ティーダ調で)。

というか、本編の方・・・PS2版にあれだけ引きこまれたのに、時間とは不思議なもので、漠然と内容がとんでもなく面白かった、とか、ティーダの語尾がッス、だったなぁーくらいしか覚えてない・・・

いや、これからゲームする身としてはそれくらいが良いのか。


主人公ティーダです。

このファイナルファンタジーXは、ヴィータさんの持つ性能をフルフルに活かしたものではないのですが、やっぱり輪郭とかハイビジョン・リマスターの努力が活きていて滑らかですねー。

ちなみに、もはや言うまでもありませんが、ここに掲載させて頂いておりますスクリーンショットは、画質がわざと劣化する仕様になっている上に、ヴィータさんの実機の5インチ有機ELは、全てスクリーンショットとは比較にならないくらい、さらに鮮烈に美しくなっています


ヒロインのユウナですが、記憶に残るPS2版とは比べ物にならないくらい綺麗になってます

というか、PS2版のこのシーンは、ユウナの目が夕日のオレンジで紅く染まってて(個人的に)ホラー級に怖かった気がするんで、もう全面改良と言って良いです!!


うおお、どうしようもなくワクワクして来るー

なんか、スターウォーズの新作を映画館で観る前にも匹敵するレベルの、異様な押し寄せ感があります!!


ヴィータさんのアナログスティックで、キャラクターをぐりぐり歩かせるのは快適!!ですねー。

ネットではガッカリゲームの扱いのリッジレーサーも、個人的には、アナログスティックの操作が楽しくてメチャメチャ楽しかったし、見たか!!これが日本のゲーム機の実力よ!!と、指をビシーッと突きつけたくなる感じ!!嬉しくて調子乗りまくれるッス!!

超絶多機能モバイルとしては、猛威を振るうWindows 8.1タブレットには絶対にかなわないけど、ゲームはやっぱり本職のプレイステーション、やりおる!!


ちなみに、子供がサインくれってねだるんで、「もりもり」ってサインしたら、主人公の名前がティーダあらためもりもりになったから!! よろしくッス!!(念のためティーダ調で)

テキストは、もろに960x544ドットの高解像度が効いてきますねー。


そういや、ムービーシーンってのは低く見られがちですがヴィータさんの5インチ有機ELモニタの解像度をフルで活かしたムービーにはビビリます。内容も音響もすこぶる良いし。


この作品、とにかく世界観が素晴らしい!!!

倒すべき敵であるシンが、単なる激烈に強いモンスターとかじゃなくて、人類が戦いを最初から諦めている異次元レベル。

もはや天災と考えて、じっと過ぎ去ってくれるのを待つしか無い、倒すなんてもっての他!!そんな神のごとき存在。だが、倒す!!」これですもん、心震えてきますな!!

ゲーム画面でありながら、本当に旅をしているかのような異国情緒たっぷりの空気を吸える感といい、この作品は突出しています。

たとえば、ボコボコに言われるかつての映画版のファイナルファンタジーですが、米軍とかハリウッドに媚びたっぽい内容も一見識ですが、このXをこのまま映画化出来ていたらなぁ・・・と、詮無きことと分かりながらもふと思ってしまうほどの出来栄え。


とにかくゲームスタート後、ブリッツボールの試合からシンのザナルカンド襲撃まで、ジェットストリームで物語が突き進みます!!

シンと直接戦うなんておこがましい。

シンもいちいち出てこないで、ちょっと皮膚の細胞のカスみたなのを飛ばして来たら、それがこっちには強敵になるレベル。

力の差を見せつけられすぎて辛いっす。


というか、ゲーム開始すぐに、多数の敵に取り囲まれちゃうんですが、いいんですか!!

多分、自分がどんなに弱くても、隣にいてくれるアーロンさんが、特命係長只野仁ばりの強さで何とかしてくれる・・・と思うんですが、最初はこれグアアアー!?ってなりますよねー。

セガのゲームだったら、うっかりいきなりゲームオーバーかもってシチュエーションだぁ。


右も左も分からないってのに、ボスは容赦無い全体魔法とか使ってきます!!

緊迫した状況ってのもあって、このあたりはもう正座してプレイですよ。

この冒頭でありえないくらいアクセル吹かす感じこそ、ファイナルファンタジーってイメージ。


一段落つくのは、まずは嵐のような冒頭が終わってから。

一体主人公はどういう状況におかれてるんだろう?とか、そういうプレイヤーが知りたい情報を基本的に謎にしたまま、話が先に先に進むのがこの作品の特徴の一つ。

劣化仕様のスクリーンショットでは分かりにくいですが、水面がとてもゆらゆら美しいです。

水しぶきとかはリアルではないですが、そこはしゃあない。

コンセプト的に、ヴィータさんのスペックを活用し切ろうって作品ではないので、あまり過酷な要求は出来ないですが、ファイナルファンタジーXがいつでもどこでも出来て、中断も自在というだけでも高い価値があろうと思います。


ハイビジョン化の恩恵は、やはり引きのカメラアングルにもありますね。

小さくなったキャラクターも、潰れが少なくて見やすい!!というのは、割りと大きなメリットです。

ビデオカメラがハイビジョン化された時、引きの画だけで細部が伝えられるようになったため、それまでの引きとアップの二種類の映像を入れる手法が変わりましたが、それくらいのインパクトが軽くある感じ。


ゲームは始まったばかりですが、やっぱりとんでもない引きこまれ方をしました。

ちなみに、プレイステーション3版とセーブデータ互換なので、両方を行き来して楽しむ事も出来ます。

この輪がやがてPS4に広がって行くのかな。

※ファイナルファンタジーとPS4と言えば、PS4でファイナルファンタジー15発売決定してますね!!
ということは!!! リモートプレイでヴィータさんでも15が遊べるの確定!! さらに燃えてきた!!

ゲームはやっぱり良いもんですねー。