2014年11月15日土曜日

一日千秋の思いで待っていたEF-S 24mm F2.8 STMレンズ、ついに購入出来ました!!

こんなに待ち焦がれたレンズが、かつてあっただろうか!?というくらい、掛け値なしに一日千秋の思いで待ちにまったレンズ、「EF-S 24mm F2.8 STM」レンズ。

11/27発売(最近までAmazonに出てた)と思っていたら、なんか、もう発売されてたという衝撃の展開。
転げるくらいの勢いで、全機材を購入しているヨドバシカメラにダッシュし、軽い紆余曲折(一時は売り切れと誤解してた)の結果、在庫ありで何とか手にさせて頂く事が出来ました!!

(※製品写真は、EOS KISS X2+EF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISレンズで撮影しています)


なんと、今のEF/EF-Sレンズって、箱が新デザインなんですね!!
最近のレンズ買ってない(EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMはEOS KISS X7とキットなので、単体の箱は無し)んで、全然知らなくてビックリした。


キヤノンEF/EF-Sレンズと言えば、赤・白・黒で、レンズ名だけがどデカくプリントされたデザインが大好きで、しかも馴染み深かったんで、最初は「げ!?って感じで、面食らったけど・・・冷静に考えると、レンズがより分かりやすくなるし、黒と銀のカラーリングの渋さも「高性能」を演出するのに適しているのかも知れない。


EF-S 24mm F2.8 STMが姿を現しました。
梱包は簡易で、樹脂製の緩衝材の中に、いわゆるプチプチで包まれていましたが、写真では解いております。


小さくて軽い!!
EF/EF-Sレンズでは最小・最軽量の125gしかありません。

レンズキャップが、既にデカくて邪魔なレベルの小ささであります。

これが夢にまで見た、単焦点の24mmかーーー。

やったぁ。


毎日ウキウキと持ち歩いている、EOS KISS X7とEF40mm F2.8 STMの黄金コンビと、並べてみました!!
今日から黄金トリオになりますね!!

デザインはほぼ同じなんですが、レンズ指標が違います。

EF-S 24mm F2.8 STMは、EFレンズの半球型の赤いレンズ指標ではなくて、白いピラミッド型のEF-Sレンズ指標なのですが、指標をコストダウン(四角いマークを印刷しただけ)なんて事はやらず、ちゃんと別パーツで成形してて笑顔になるー。


見た目はほぼ一緒のEF40mm F2.8 STMと、EF-S 24mm F2.8 STMですが、前玉を見ると、標準レンズと広角レンズらしい違いがハッキリと見て取れますね。


全然違うのが、レンズマウント部分(レンズの裏)。

EF-Sレンズは、特徴的なリング状の隆起部分があります。
実は、EF-Sレンズは、単なる「APS-Cに付けられるレンズ」ではなく、さらにその先に進んだ存在なのです。

キヤノンのAPS-Cセンサーは、他社には無い、キヤノンだけの特殊サイズとなっており、それを活かすために徹底チューンして生み出されたスペシャリティレンズ群がEF-Sというわけなのです。


とにかく小さくて軽い!!

EF-S 24mm F2.8 STMと、EF40mm F2.8 STMの二本がありさえすれば!!って何度も何度も思った事なんですが、実際にこうして二本が手元にある現実がやって来ると、「えっ、今日、実現してもいいの?」って、妙な感想しか出てこなくて我ながら変。


うぉぉ、この小ささったら、どうでしょう!!

どうでしょうって言われても困りますよね。

EOS KISS X7これで、広角24mm単焦点、撮影オッケーなんじゃあ!!
まじかよ・・・24mm F2.8なんだよこれ。

やったぜキヤノン! ありがトゥゥゥー!!


しかし、見た目は確かに前玉がとても小さくて不安になるのが正直な感想。

うーむ・・・超高性能で鳴らす、「EF24mm F1.4L II USM」とか、新世代24mmの旗手「EF24mm F2.8 IS USM」のように、いかにも大口径らしい見た目にはならないのが、そこは薄型パンケーキタイプレンズの宿命か。

しかしそこは、先輩パンケーキのEF40mm F2.8 STMが超高高性能レンズだった実績があるから、広角でもやってくれるだろうという信頼感がある!!


しかし、EF40mm F2.8 STMもそうなんですが、やっぱりEOS KISS X7とのマッチングは怖くなるくらい最高ですね。

なんかもう良い意味で、レンズ一体型の一眼レフと言っても通用しそうなところまで勢いがあります。


いよいよ撮影に出かけるわけですが、EF-S 24mm F2.8 STM装着したEOS KISS X7と、EF40mm F2.8 STMレンズが、コンデジ用のミニバッグに余裕で入るんで、もう新次元が雨あられな感じ!!



■日が暮れた中での実写

色々やってたら、なんか日が暮れてしまってドンドン暗くなる中ですが、とにかく撮影してみました。

愛車のアイちゃんをバックにした、季節外れのツツジです。

絞り開放F/2.8、シャッター速度は1/60秒。

もう辺りが暗くなり始めているので、色あいは寒々としておりますが、さすが広角レンズらしいちょうど良い広さ。


24mm広角レンズとは思えない、驚異の最短撮影距離16cm(最大撮影倍率0.27倍)付近の写真です。

小さなツツジの花が、ですよ、まさかの、画角からはみ出してしまうくらい寄れてしまうんですね!!

これ、24mmですよ!?
ちょっとこれ、冗談じゃなく寄れまくりです。

さらに、最短撮影距離が短いので、F/2.8の広角レンズとは思えないぼけ量が得られます。


あと、ぼけも美しいような気がする!!

というか個人的には、まだ第一印象に過ぎないのをお断りした上で、なんかもうここまであれば大満足(気がはやい)。

色収差は確かにそれなりに出てきますね。
でもそれはしゃあないし、なんたって近い将来、DLOに対応したらもう心配ないというのが純正の鬼のような強みだい。
さすがにISO 1600とかの出番になるくらい暗くなって来たんで、風景をとにかく撮影してみました。

EF-S 24mm F2.8 STMは、まだその実力はよく分からないのが正直な感想ですが、今日みたいに暗くて寒い時でも、軽くて小さくて撮影する心が全然折れないのが偉大なるメリットだと感じたですよ。