2014年8月31日日曜日

アイちゃん日記・Xperia Z Ultraで下回りを撮影してみる

不定期に書かせて頂いております、我が家の愛車のアイちゃんについての日記。

今回の記事では、Xperia Z Ultraの800万画素カメラで、下回りを撮影してみましたので、写真を掲載させて頂きたいと思います。


一時的に夏らしい強い陽射しが降り注ぐ条件での撮影となりました。

アイちゃんの下回りは、そのせいでかなり濃い影になってしまったんですが、Xperia Z Ultraはごく普通に写してくれますねー。

裏面照射型センサーよりもさらに感度の良い「積層型・裏面照射センサーExmor RS」だけの事はある・・・という事か!

下回りから向こうに抜ける風景も、白飛びせずに粘り強く残っているあたりも、さすがExmor RSセンサーなのかな。

ちなみに、アイちゃんの下回りは、エンジンの手前まで樹脂製のフロアガードで覆われており、かなり特徴的ですね(いつも言ってて恐縮ですが)。


車体中央部付近の下回りです。

フレームのパーツと、3B20 MIVECターボエンジンのインタークーラーも、暗い中で全然普通に写してくれてます。

なんかもう、きょうびのデジカメ(タブレット内蔵だけど)は、もうこんくらいの悪条件は、悪くもなんともなんですねー。


左リアのタイヤハウス内部です。

タイヤハウス内部を明るく写したら、タイヤが露出オーバーで大変な事になるのではないか?と思ったら、全然普通に写ってますね。

もうダイナミックレンジとか気にするレベルではなくなっているのか。

小さなタブレット内蔵センサーなのに、やるもんだなぁ。


リアから下回りを撮影してみました。

3リンク・ド・ディオン・アクスル方式サスペンションのメンバー類や、3B20 MIVECターボエンジンのシリンダーブロックも克明に写してくれてます。

ちなみに、タッチシャッターにしていますが、なにしろ大きな液晶なので撮影はラクラク。

むしろ、液晶を見ながら撮影するタイプの小さなコンデジよりも、Xperia Z Ultraの方が撮影がラクなんじゃないか?と思える程です。


陽射しがかなり強く降り注ぎ、陰影がきついシチュエーションなんですが、良い雰囲気で写真が撮れますね。

Xperia Z Ultraは、やや青みが強く出ますが、これはいわゆる「ソニー調」と呼ぶべきものなんでしょうかね。



3B20エンジンも撮ってみました。


ついでに、道端で見かけたひまわりを撮影してみました。

Xperia Z Ultraでは初のひまわりです。

空をバックにしても全然へこたれない露出制御は、もはや、きょうび驚く事でもないかも知れないですが、散々なモバイルカメラを長く使っていた身としては、やはり何度でも感激してしまいますね。

2014年8月30日土曜日

今更だけど、EOS KISS X7は、決定的に素晴らしいコンパクトサイズカメラ!!

コンパクトで、なおかつ最高に良いカメラが欲しい・・・そんな思いでここしばらく色々なカメラを慎重にチェックして来ましたが、結論から言うと、いまさら、本当にいまさらで恐縮でありますが「やはり、EOS KISS X7が決定的に素晴らしい!!」です。


EOS KISS X7は、画質に一切の心配が無いカメラです。
しかも、キュービックで愛らしいデザインは、個人的には全一眼レフカメラの中で最高に格好良いと思うレベル。
しっかりした一眼レフファインダーを備え、きっちりとメカニカルな操作系を備えた上で、最新の液晶タッチ操作もしっかり盛り込み、隙がありません。
これは、間違いなく名機。
末永くメインで大活躍出来る、ミニサイズの高機能カメラに仕上がっています。

ただ、どうしても2点だけ、最後まで心に引っかかっている問題がありました

EOS KISS X2に比べて、粗暴とも思える打撃音的なシャッター音と、慣れ親しんできた親指AFが可能なのは僥倖だけれど、やはりちょっと窮屈なのではないか?という点でした。

結論を言うと、問題は全て解決しました!!


まず、ずっと引っかかっていたバシッという打撃音系のシャッター音。

EOS KISS X2の「ピキュー」という余韻ある音が大好きなので、かなりショックを受けましたが、静音モードに切り替えてみると、EOS史上でも最高クラスの素晴らしいシャッター音に変化した!!のです。

バシッ!!という音から、全く別物になり、「カシュッ、ヒューッというフィルムみたいな余韻ある素晴らしい音に!!」なるんですねー・・・。

知らなかった・・・本当にすみません。

連写は2.5枚/秒に減りますが、余韻のあるシャッター音は、連写枚数が上がるほどに無理になって行くので、むしろ2.5枚も撮影出来て、こんな良い音が出てくるのであれば、これはもう雀躍です

EOS KISS X2や、EOS 6Dのノーマルシャッター音にすらも比肩する、このシャッター音を聴くためにシャッターを切りたい!!と思えるほどの最高級の賛辞を贈りたいシャッター音でした。

いまさらでホントすみません。

さらに、その上で、勇ましい「バシッ」というシャッター音にしたければ、何のことはない、単に静音モードをやめれば良いだけ。
2種類のシャッター音が自由に楽しめる、この上ない大ボーナスがあるってわけですね!!


それと、EOS KISS X7は、この小ささでもシッカリと親指AFが可能です。

ただ、背面右上にタテに配置された2個のボタンのうち、下の(*)ボタンが親指AFだから、ちょっと押すのが窮屈だなぁ・・・と不安になっていました。

しかし、メニューから、このボタン機能の上下を反転させる事が出来るんですね!!

上の(田)ボタンを親指AFに設定可能にしたら、EOS KISS X2とほぼ同じくらいの快適さで親指AFが可能でした!!

この小ささで、親指AFまで問題ナシにしてくるのか!!なんという・・・。

全く素晴らしいという事しか出てこないカメラです。


EOS KISS X7は、コンパクトなカメラが欲しいと思ったら、繰り返しますがまさに決定的だと感じます。

小さいというだけでは決してなく、撮影していて何の妥協もなく最高に楽しさを味わえ、しかも画質には何の心配もなく、一時的ではなく末永くメインを張って使い続けられる手応えあるコンパクトカメラ。

より高性能な後継機が出てくるのは当たり前ですが、発売から時間が経過して値段が安くなっているというターボチャージャーも発動してるし、揺るがない決定的な名機かも。

いまさらで本当に申し訳ないですが、ミラーレスや高画質・高級コンデジが怒涛の如く出てくる中、キヤノンは恐るべき切れ味のカメラを出していたんだなぁと脱帽です。

EOS KISS X7は、ずばり、歴史に残る名機であろう!!!!

くどいですが、いまさらでホントすみません。

Xperia Z Ultraで、小さな蛾や高感度撮影をしてみる。

Xperia Z Ultraの800万画素カメラで、緑の中の小さな蛾を撮影してみました。

このカメラでは、初めて被写体を昆虫にした・・・と思います。

Xperia Z UltraのExmor RSセンサーは、等倍で見るとジリジリしたというか、ピクセルが滲むような感じになるのですが、細かいディテールまでかなり頑張って拾ってくれますね。


すぐに飛んで行ってしまうと思うと、焦って構図を決める間も無くシャッターを切って(タッチして)しまう。

顔が正面になるように撮影してみました。

Xperia Z Ultraは、本体は結構大きめですが、基本的に薄くて軽い一枚板だから、どんな体勢でも意外に撮りやすい。


あと、やっぱりタッチシャッターの反応が良いですねー。
打てば響くって感じで、タッチパネル撮影が楽しいとかって、このXperia Z Ultraを使う事で初めて思えるようになったかも。

ディテールもちゃんと拾ってくれますね。

ただ、オートホワイトバランスだけはどうにも青く転ぶ癖があるから、もうマニュアル=太陽光固定で、それがおかしくなったら別途考えるという感じです。



■高感度撮影してみた!!

ここからは、実験的に高感度撮影してみました。

これ、もう、肉眼で見てもハッキリしないような暗い夜道で撮影しました。

でも、それなりに写るもんですねー。

感度は何とISO 2500。

これ以上には上がらないみたいなので、上限がISO 2500かな。

EOS KISS X2ですらも、ISO 1600だから、感度上がりすぎ。

その割にカラーノイズは出ないから、思いっきりノイズリダクションかけまくっていると見た。

まぁ、エマージェンシー用途ですが、写るというだけで色々価値があるかも知れない。


愛車のアイちゃんです。

水銀灯(?)はあるものの、基本的に車体はあまり照らしてなくて、肉眼でも暗っって思う場面です。

ただ、水銀灯があるからか、ISO感度は1250。

見るからにものすごいノイズリダクションがかかってて、ディテールはほぼ消滅してます。

ただ、この暗さで、ギリギリとは言えオートフォーカスが当たって、撮影そのものは可能というのは偉い。

シャッター速度は1/8秒まで下がっていますが、電子手ぶれ補正が効いています。

まぁ、肉眼で見ても暗いとかいう場所で撮影するのは相当な覚悟が要る感じではありますね。



■Xperia Z Ultraを超える!
docomoケータイ「富士通F-01E」


ちなみに、私の所有するモバイル・カメラの中でのトップは、実はXperia Z Ultraではありません。
docomoケータイの「富士通F-01E」だったりします。

Xperia Z Ultraの使用頻度が上がったため、やや陰に入りつつありましたが、やはりどんどん使いたくなります。

富士通F-01Eのカメラは、画素数は約1300万画素なのですが、画素数が多いから優れているというわけではなく、ホワイトバランスの安定性、色合い、解像力、レンズのふくよかな表現力、どれもかなり良好です。

背景のボケ味は、高倍率ズームレンズみたいな感じですが、そこまで良くしろというのはあまりにも過酷。

ただ、Xperia Z Ultraと違って、全くマニュアル撮影が出来ないのが怖い所。
フルオート撮影が外れると、どうしようもありません。

もちろん、富士通の映像エンジン「ミルビュー」は、ソニーのBIONZ(ビオンズ)と比べても、かなりの実力派。
フルオートでも、概ね安心ではあります。


夕日を浴びるビルを撮影してみました。
docomoケータイとは言え、富士通F-01Eは、常時携帯出来る超コンパクトデジタルカメラとして普通に魅力があります。
センサーは、何とソニー製のExmor Rであり、それに、富士通自前の映像エンジン・ミルビューを組み合わせるという、ユニークな存在です。

カタログでも謳っているように、富士通は、自社のミルビューにかなり自信がある様子ですが、なるほど、撮影してみると確かに実力があります。

レンズも、オモチャみたいな小さなものにしては、かなり頑張っていると思います。
というより、モバイルカメラのレンズって、初期の地獄的テキトーっぷりに何度も泣かされた身だけに、これくらい向上してくれると感動こそすれ文句は出ないです。
最初から良いものしか知らない世代だと、周辺部とかにケチはつくだろうなぁとは思いますぞ。


花の撮影もかなり安心して出来る、というのは大きいです。

富士通F-01Eは、Xperia Z Ultraのような、あからさまに青く転ぶオートホワイトバランスとか、目立つ癖が無くてとても助かります。

ただし、繰り返しますが、オート撮影しか出来ないので、万が一オートがダメなシチュエーションになると、どうにも出来なくなる恐れがあるのが弱み。


これ、今年の春先の雪の日に撮影していた、愛車のアイちゃんの鼻先です。

モバイルカメラとしては、ダイナミックレンジもかなり広くて、描写力はなかなかのもの。

富士通F-01Eは、グラデーション塗装を、耐傷ハードコーティングで包んだ美術性の高い機体もあって、本当に素晴らしいモバイルマシン、そして画質の良いカメラです。

さすがに、あくまでもケータイであるため、カメラ撮影そのものが楽しい・・・とまでは行かないのがタマにキズ。

ただ、これで撮影そのものが楽しかったら、それこそコンデジ専用機の入る隙間が無くなってしまうんで、ちょうど良いバランスなのかも知れないですね。

ちなみに、Xperia Z Ultraは完全防水ですが、富士通F-01Eも負けずに完全防水ですので、いかなる悪条件でも撮影出来る強みもあります。

2014年8月29日金曜日

Xperia Z Ultraで、雨の中の撮影をしてみる。

ソニーのXperia Z Ultraですが、いつも持ち歩いているだけに、カメラとしての活躍度数もドンドンと上がってきました。

今回の記事では、内蔵の800万画素デジカメを使って、ちょっと雨の中を歩きながらの撮影をしてみました。

完全防水なので、雨の中の撮影が全く怖くないのも嬉しいです。


雨の中の風景撮影です。

遠景の描写は、さすがにレンズが苦しい気がしますが、Xperia Z Ultraは、薄さがたったの6.5mmしか無いところにセンサーごと詰め込んでますからね。
しかもこの薄さで完全防水(水没させてもOKの本物)なんで、よくやってるなぁと。


愛車のアイちゃんのバイザーの水滴です。


本体がいくら雨に濡れようとも全く怖くも何とも無い、というのは、雨の中で傘を片手にひょいひょい歩きながら撮影している時には本当に助かります。

それに、Xperia Z Ultraは、カメラアプリが優秀なのか、無理な体勢での撮影もなかなかやりやすい。
総合的に考えて、6.44インチのフルHD液晶搭載、薄さ6.5mmコンパクト・デジタルカメラとして考えると、とんでもない製品かも知れない。

実際に、Xperia Z Ultraを取り出すと、意外に知らない人が多くて「薄い!! 何その凄いカメラ(タブレットだけど)は!?」みたいに驚かれる事が多くてちょっと嬉しい。
デザインや質感が燦燦と輝いてるので、スマホやタブレットというよりは、ニュー・スタイルの高級デジタルカメラと思われたりする!!


おおー・・・雨に濡れた葉っぱの質感、それに金属光沢も、なかなかうまく描写してくれますね。

写真の写りだけでなく、タッチ・シャッターでさくさく快適に撮影出来るのも大きい。

それと、Xperia Z Ultraの液晶は、よくある液晶モニタ・・・という感じではないです。

サッと取り出して被写体にかざした時に思うのが、まるで空間をそのまま切り取ったかのような・・・いわば「空間ファインダー」みたいだぞと。
少し大げさに言うと「ドラえもんのひみつ道具」みたいな感覚で、普通のカメラとはまた違うベクトルで楽しい。


タッチ・シャッターは結構やりますね。

風でブルンブルン揺れている被写体も、追いかけて液晶タッチ!で、ピシッとピントを合わせてくれる。

あと、細かい植物の毛の描写も非常にシャープです。

こんだけ撮れるとなると、普通にデジカメとしても愛用したくなりますね。


しかし、確かに画質を追求するタイプのカメラではありませんが、そうは言っても、くっきり写ってくれますね。

やはり、Xperia Z Ultraと言えば、せっかくのカメラのソニー、せっかくのExmor RSセンサー搭載なんだから、くどいようですが、デジタルカメラ(場合によってはメインをも張れる)としてもバリバリに使いたい。
室内のオートホワイトバランスの弱さはありますが、おおむね期待に応えてくれそうです。

2014年8月24日日曜日

Xperia Z Ultraで撮影した朝のサラダをHDR-PJ760V、EOS KISS X2、EOS 20Dと比較してみる

今回の記事では、Xperia Z Ultraで撮影した朝のサラダを、ハンディカムHDR-PJ760V、一眼レフのEOS KISS X2と、EOS 20Dと撮り比べてみました。

なぜサラダかと言えば、珍しい黄色いプチトマトが手に入ったからです。

ちなみに撮り比べると言っても、数値を伴った厳密なテストでは全くなく、普通に撮影してどんな違いが出るのかなぁーという軽い感じで、構図も数値も揃えてはいません。
例によって、薄暗い室内の自然光のみでの撮影です。



■Xperia Z Ultra

まずは、主役のXperia Z Ultraです。

このカメラ、センサーは立派な「810万画素・Exmor RS」なんですが、映像エンジンBIONZが非搭載というのが影響しているのか、室内におけるオートホワイトバランスがうまくありません。

ほぼ確実に青く転んでしまうんで、マニュアル(選択式)ホワイトバランス(蛍光灯)にしています。

それでもやや赤みが残存していますね。

ハンディカムHDR-PJ760Vのように、自分で白を取り込んでホワイトバランスが調整出来れば良いのですが、その機能はありません。
室内撮影の色合いは、Xperia Z Ultraにとってはちょっと弱みになるかも?

ISO 100で撮影しています。
色合いは赤みが残存しているものの、輪郭強調が強くかかるのか、800万画素らしく、とてもバリッとした写りになりますね。

きょうびのデジカメなら当然かも知れないですが、毎日持ち歩く薄さ6.5mmのタブレット内蔵のカメラで、手ぶれ補正がよく効くためISO 100でもここまで明るく写せて、色ノイズも発生しないで済むというのは、本当に嬉しい事です。



■HDR-PJ760V(フォトモード)

ハンディカムHDR-PJ760Vの500万画素フォトモードで撮影しました。
絞り優先AEで、絞りは開放F/1.8です。
ちょっと暗い写りですが、それは、AGCリミット機能でゲインアップを控え目の9dbに抑制してあるからです。

高感度に強いため、18dbくらいまで許容しても良かったかも知れないですね。

ホワイトバランスは、その場で白色を取り込んでマニュアル調整しました。

調整の範囲が広いため、Xperia Z Ultraよりも、よりイメージに近い写真を撮りやすいですね!!

それに、総画素数665万画素の1/2.88インチセンサーは、やはり無理がなく、良い意味で「コンデジ」的な期待通りの描写をしてくれる印象です。



■EOS KISS X2

EOS KISS X2に、EF 28mm F2.8レンズで撮影しました。

撮影モードはマニュアルで、ISOは800です。

EOS KISS X2は、とにかく輪郭を自然に描写するので、デジタルという感じがしないのが美点の一つです。
それに、さすがにEOSだけあって、色合いはオートホワイトバランスで一発です。
キヤノンのオートホワイトバランスは素晴らしいです。

絞り開放F/2.8なので、背景がちょっとボケています。

あと、さすがにISO 800を、何も気にせずにごく普通に使えるのはありがたいです。
EF 28mm F2.8レンズは、手ぶれ補正が無いため、室内では高感度頼みになるケースが多いですからねー。


EOS 20D

EOS 20Dに、EF28mm F2.8レンズで撮影しました。

撮影モードはマニュアルでISO800・・・つまりEOS KISS X2と同じです。

EOS 20Dは、私の初めての一眼レフであり、もう相当に古いのですが、画質は未だにエクセレントだと思います。
デジタル臭さを排除し、フィルムのまろやかさに寄っているため、Xperia Z Ultraからは最も遠い一台と言えるかも知れないですね。

画素数は820万画素と、APS-Cセンサーにしては余裕たっぷりなんで、ISO 800なんか全然余裕しゃくしゃく。
機械的に故障でもしない限り、性能的に引退する日など来ないカメラと言えるでしょうね。

ちなみに、EOS 20Dは、当時、最高の高性能というだけでなくて、軽量化も達成した名機です。
軽いと大評判のフルサイズセンサー「EOS 6D」は、EOS 20Dに近い重さであり、高性能・軽量機の一種のリファレンスになっている感がありますね。


早く慣れないといかん。Xperia Z Ultraで、早朝の自宅のアサガオ(等)を撮影してみました。

今回の記事では、ソニーXperia Z Ultraのカメラに慣れるため、早朝の自宅のアサガオ(等)を撮影しましたので、それを掲載させて頂きたいと思います。

高級コンパクトデジタルカメラ欲しいなぁと思っていましたが、常時持ち歩くXperia Z Ultraのカメラに慣れればそれで良いのでは?という方向が固まってきました。


タッチ・シャッターはなかなか正確で快適です。

800万画素なのですが、とにかくテンポよくタッチ・タッチで、カシャっとカシャっと撮影出来るのでストレスがありません。

Xperia Z Ultraは、映像エンジンBIONZ搭載してないものの、そもそも4コアCPUの処理能力はかなり高いんで、その余裕が色々フォローしてくれている感じ。


屋根まで伸びるアサガオを撮影しました。
こういう、手前から奥まで全体にピントを当てたい!!という思いが、ズバリ写真に撮れるのって、まさに小サイズセンサーカメラの美点かなぁと。

大サイズセンサーのカメラは、一般的に「小センサーより優れている、背景がボケるから良い」というけれど、裏を返して言ってしまえばそれは「ボケたくない所でも勝手にボケてしまう」という事でもあり、優劣がどうのこうのではなく「違う表現力を持った絵筆」として対等だと認識しないといかんなぁと自戒します。


Xperia Z Ultraは、当然ながら高級コンデジの画質には全く及ばないのですが、及ばないたってこれくらい写れば良いじゃんか、という絶妙なところにありますね。

等倍で見ると、クリアビット配列独特の「荒れ」みたいなものがあって、つるっとクリア・・・みたいにはいかないですし、輪郭強調も強くかかってて自分ではコントロール出来ませんが、そこまでは求めないみたいな。

これだけの携帯性がある機器で、さくさく写真が撮れる嬉しさの方が勝りますね。


愛車のアイちゃんの横顔越しに、朝陽で薄くオレンジ色に染まる空を見上げてみました。
撮影モードはHDR。

そう、Xperia Z Ultraに搭載されるExmor RSセンサーは、普通にHDR撮影が出来るのが痛快なメリット。

HDR処理中・・・とかって待ち時間が発生する事なく、ワンショットでパッと撮れてしまう。

(追記)
すみません。間違えていました。
HDR撮影は2枚撮影した後で合成します。
HDRセットした後で、ISO感度等を変更すると、HDRが解除されるという動きに気が付かず、HDRだと思ってました。
この写真は、HDRではなく、素のXperia Z Ultraの実力でした。

このため、本来なら相当に広いダイナミックレンジを有した超高性能センサーを必要とする、きつい明暗差のある局面でも、うまい具合に乗り越えられてしまう。

空が白く飛ぶか、車体が黒く沈むか、いずれにしろ現場のイメージ通りにはならないかなぁと思うと、きっちり撮れているのは驚いてしまう。

Exmor RSセンサーは、搭載された時点で既に大きなアドバンテージに浴する・・・と言っても良い気がする。

Xperia Z Ultraのカメラは、なかなかにやってくれる頼もしいやつですな。

日常ではXperia Z Ultraが押しも押されもしないメインで、撮影旅行や、撮影目的ではない旅行に出た時でも、超小型一眼レフやハンディカムをメインにして、サブはXperia Z Ultraが固める・・・という流れになると思います。

2014年8月23日土曜日

フルサイズ買うなら、今なら絶対にこれしかない、と思わせられた!! 「EOS 6D」おそるべし。

軽量コンパクトで並外れた魅力を発揮しているEOS KISS X7ですが、キヤノン恐るべし、フルサイズでもやってくれてました。

個人的にフルサイズカメラはあまり興味ありませんでした。

EF-Sレンズが使えない等、フルサイズはレンズ選びに大きな制限がかかるし、超高価で、大きくてズシーンと重たいし。


しかし、EOS 6Dは完全に別格、フルサイズ買うなら絶対にこれしかない (今は) !!と思わせられました。

とにかく、軽い!!

フルサイズにおいて、視野率97%、ファインダー倍率0.71倍を実現する立派なペンタプリズムを内蔵しているのにこの軽さってのは、なんでそんなに凄いの!?と質問したくなるくらいスゲぇ。

EOS 6Dと、超軽量レンズEF50mm F1.8レンズの組み合わせはへたすると神器の勢いすら感じられますよ。


まさに待っていたフルサイズはこれです。

EOS 6Dは、どんなに大絶賛しても足りなくて困る。

私の絶賛エネルギーにも限度ってもんがあるんだよ!!(すごく良い意味で)

そのくらい、フルサイズにおいて、これだー!!と言えるカメラですなー。


軽量コンパクトフルサイズなのに、ファインダーは期待以上の優れもの。

視野率は100%じゃないけど、いや97%あれば文句無いです(個人的に)

あと、シャッター音やフィーリングは最高です。


実写の等倍切り出しですが、ISO800です。

ノイズ無いけど、まだ冷静でいられる。

ホントノイズ無いっすね。

え? ISO 800でコレ! やっぱり冷静は難しいかも。


ISO 6400の等倍切り出しです

なんだこいつ!?


ISO 12800の等倍切り出しです

冗談はよしてくれ、なんだこの高画質は!!

今買うならという視点においては、EOS KISS X7の魅力の方が個人的に上回りましたけれども、そうではなくて、フルサイズ買わねばならんという状況なら、何の迷いもなくこいつしかないです!!

コンデジ視点で見ると、過激なまでに圧倒的なEOS KISS X7

最近、高画質な高級コンパクトデジタルカメラ欲しいなぁ・・・とか思っていて、購入モードの気持ちと、コンデジからの視点でもって「EOS KISS X7」をじっくりと操作して来ました。

モデル末期(かも知れない)のに、今更かよって思われるでしょうが、値段がキットレンズ付きで5万円台もアリという位置まで下がってきて、遅まきながらロケット大噴射状態なわけです。


結論から言うと、EOS KISS X7は、あーもこーも無いくらい圧倒的な威力で高級コンデジを圧倒してしまいました

EOS KISS X7の軽さは本物で、実質的に高級コンデジくらいの負担。
勿論、いくら軽いと言っても、もちろんポケットには入りません。

でも、冷静に考えてみると、高級コンデジだってどうなんだって話です!?。

スマホとか小型タブレット持ってて、さらに同時にポケットに入れて持ち歩くのだろうか?って考えると、個人的には考えこんでしまう部分でもあります。

それに、EOS KISS X7は、完全なるEOSの操作性を持つコンパクトとも考えられ、そうなるともはや相手が見つからないくらいの勢いで坂を駆け上がって行きます。


EOS KISS X7は、マニュアルモードでの撮影であっても、ズバリ本物のEOSなので、何にも気持ちが引っかからず純粋に撮影そのものが楽しいカメラです。

人差し指で電子ダイヤルでシャッター速度を変更し、次に絞りボタンを押しながら同じ指で絞り値を変更するとかって、EOS KISS X2で体に染み込んだ操作なんだけれど、そのまま継承されているのは嬉しいの一言。

それと、ハードウェアキー操作と合わせて、タッチパネル操作がかなりポイント高いと感じました。

メニューに入ると「なんだよ面倒クサイ」と思うもんですが、項目を直接タッチ出来るとなると「あ、なら良いや」みたい な気持ちになるもんですねぇ・・・。


あと、ここが大きなポイントなんですがSTMレンズ群が、実にイイですね。

EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMは、逆に、カメラ本体を買わせるくらいの魅力がありました。

なんだこいつ。

軽いし、AFは高速だし、静かだし、"レンズ買い"しても不思議がないくらい勢いある気がする。

あと、ホワイト・モデルのキットを買わないと手に入らないホワイト色のレンズと黒色のボディの組み合わせが、なんだよって言うくらい優れた美観ですねぇ!! 普通に新型の白レンズじゃないか(望遠じゃないけど)。


EF-S 18-55mm F3.5-5.6 ISレンズは2本所有しているのですが、今回のキットレンズのSTM版は、もう全く別物過ぎてビックリ。

コンパクトさを追求すると、ちょっとゴツイくてパスりそうになるけど、軽くてバランス良いから実は問題ない存在だったりする。

デカイだけでなく、外観が格好良いのが救い。
広角側にしても、レンズの伸びは不格好にならない上に、フォーカスリングもようやく装備されてましたねー。

見た目ばかり立派なわけじゃなくて、中身もちゃんと伴っていますね。
EOSムービー撮影のために、動画サーボAIと組み合わせるハンディカムかって思うくらいの性能。

本体のホワイトモデルは、ペンキみたいな塗りの質感が、まだちょっと選択には悩ましいものがありますが、レンズは悩まずに白が欲しいです・・・。


全然期待してなかった、EOSムービー撮影ですが、小型ハンディカムでマニュアル操作するなら、こっちが勝るのではないか!?と思える所まで行ってる・・・気がする。

動画サーボAFって、STMレンズと組み合わせると、こんなに良いのっ!?て思わず液晶に心のなかで語りかけてしまう。

ピントの移動は確かにそんなに速くないけど、自分で合わせなくともちょっと待てば静かにキッチリと合うのは、EOS 7Dでやってると超新鮮。
ここまでやれるなら、もう十分じゃないの!?とか思える。

ハンディカムじゃないし。

ただ、写真とムービー用の設定をあらかじめ用意して切り替える・・・というような事は出来ないっぽいのが、心配な所。

ムービーと写真とでは、設定を全然違うように変えたいわけです。

ムービーだと、シャッター速度は1/60秒で、ピクチャースタイルでシャープネスを強めに、コントラストは低めにってしたい。

EOS 7Dであれば、全ての設定をまとめてダイヤルに記憶しておけました。

このお陰で、写真とムービーを一瞬で切り替えてバンバン撮影して行けて「さすがAPS-Cプロ機・・・!!」と唸らせられたものですが、EOS KISS X7はそこまでは出来てないかな。

ただ、ピクチャースタイルなど、個別の設定ならば、タッチパネルで迅速に切り替え可能なんで、何とか工夫次第でやり切れるかも。

マイクがモノラルなのが不満ですが、そもそもEOS 7Dもモノラルなんですけど、根本的に音声がリニアPCM録音なので、モノラルでも音が痩せずに、そこそこは聴けるものになっているんですよ。

EOS KISS X7も、意外とモノラルで乗りきれる場面は多いかも知れないし、いざとなれば外部マイク付けりゃいいか。


それと、EOS KISS X7の強みは、そもそものAPS-CセンサーEOSが持つ特長「軽量コンパクト・高性能・安価と三拍子そろったEF-Sレンズ」が使える事。

キットレンズにして、本体を逆に買わせる魅力を持つ「EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STM」はその筆頭ですが、「EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM」が発売されたのは、とどめを刺すくらいの決定打。

EF-Sレンズすげぇなと素直にポンと口から言葉が飛び出してくる。

フルサイズのEOS 6Dも、とてつもない魅力があるんですが、EF-Sレンズが使えないのがなかなか辛く感じてしまうほど。

ともあれ、高級コンパクトが欲しい、という視点で見ると、EOS KISS X7買うしかねぇ!!くらいの結論になってしまいますね。

もしかすると、近々EOS KISS X8が発売されるかも知れないし、さらにEF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMがキットに付くとかいうサプライズがあるかも知れないですが、初値がまた本体約9万円、レンズキット約13万円で、価格リセットかかるのは火を見るよりも目が痛いくらい明らかなんでそこは悩ましいですね。

写真を撮るのが楽しい!! やはりHDR-PJ760Vの良さが身にしみる

このところ、日常のメインカメラはすっかり「東芝dynabook tab VT484」や「ソニーXperia Z Ultra」等の内蔵カメラにシフトしてしまっておりますが、ソニーの高級コンパクトデジタルカメラ「RX100 III」に感銘を受け、再び「カメラ」に戻りつつあります。

同じソニーのハンディカム「HDR-PJ760V」ですが、やはりとても素晴らしい!!


HDR-PJ760Vは、さすがハンディカムだけあって、カメラを構えるのが本当に楽しい。

可動式の電子ビューファインダーとバリアングル液晶によって、自由自在なアングルで撮影出来るのも良いし、ボディ前面に取り付けられたマニュアル操作ダイヤルと液晶タッチパネルを併用した、ある程度のマニュアル操作も楽しい。

このあたりは、タブレットでは到底踏み込めない世界なので、やはりカメラ専用機だなぁと。

ちなみに、HDR-PJ760Vは、6枚虹彩絞りを備えているため、ボケ味も自然です。

この6枚虹彩絞りですが、やはり相当なコスト高になるみたいで、最初に搭載されたGレンズのHDR-XR500Vを例外として、カールツァイス・バリオ・ゾナーT*(ティースター)レンズ搭載の高性能モデルにしか与えられなくなりました。

HDR-PJ760Vのレンズは、泣く子も笑顔になる「カールツァイス・バリオ・ゾナーT* 26-260mm F1.8-3.4」レンズが搭載されています。

この大変な高性能レンズに、さらに最強の「空間光学手ブレ補正」が組み合わされています。

本体前面のダイヤルに自由に機能を割り当てて、シャッター速度優先AE、絞り優先AE等といった、マニュアル操作も可能。

ソニー流というか、ハンディカム流というか、操作性に慣れは必要であるものの、やはり自分で絞りを開放F/1.8にして撮影する!!ってやれるのは良いもんです。


朝食のパンを撮影してみました。
薄暗い室内でなおかつ自然光のみの撮影。

ホワイトバランスはマニュアル(ホワイトを取り込み)です。
やはり、その場でホワイトを自分で取れるのは相当に大きい。


サラダのブロッコリーを撮影してみましたが、自分でホワイトバランスを手動調整出来るメリットは本当にデカイ。

タブレットのカメラなんかで室内撮影しようとすると、ホワイトバランスが神頼みだったりして気苦労があるんですが、自分でどうとでも調整出来る機能さえ付いていればもう何も怖くない。


愛車のアイちゃんを撮影してみました。

HDR-PJ760Vは、カメラが勝手に増感してノイズまみれにならないよう、ゲインアップの上限を抑制するAGCリミット機能がありますが、これがかなりのお役立ちです。

当たり前ですが、写真機として使ってはいるものの、本来の機能はあくまでもビデオカメラ準拠なので、ISO値ではなくて、デジベル値で上限を指定します。

上限を9dbあたりに指定すると、本当にあらゆるシーンで、(実用上)ノイズが出ないと言っても過言ではないです。


HDR-PJ760Vに搭載されている「1/2.88インチ Exmor Rセンサー」は、タブレット用のセンサーから見ると、かなり大したものです。

とは言え、全体的に見れば、やはり小サイズセンサーに分類されてしまいますね。

とは言え、小センサーである事を意識し、最初から画素数を(総画素数)665万画素に抑制しているため、センサーのサイズから考えるよりもかなり高画質です。

HDR撮影機能は付いていないのですが、そもそも必要性を感じないほどに、ごく普通に大きな明暗差をものともせず撮影出来てしまいます。

映像エンジンBIONZ(ビオンズ)にはかなりの信頼をおいていますが、その実力もさすがです。


カールツァイス・バリオ・ゾナーT* 26-260mm F2.8-3.8レンズ、めちゃめちゃ頼りになります。

この高性能レンズ、ほんの数年前なら、どう懇願したとしても、手のひらサイズの家庭用ハンディカムには、到底、搭載なんかしてもらえるシロモノじゃない。

ホント、良い時代になりましたよね!!


炎天下の風景撮影もマニュアルでバッチリです。

センサーサイズが1/2.88インチなので、絞りすぎはいけませんが、F/5.6やF/4ならなんとか。

レンズも良いため、細かい被写体もなかなかの描写です。

ノイズとは違う、独特の荒れみたいなものものありますが、Exmor Rセンサーは、画素を45度傾けて配列する「クリアビッド配列」であるため、少し癖はありますね。


どんな炎天下であっても、可動式EVFがあるので、全く何の心配もいらないのもHDR-PJ760Vの大きな特長です。

視野率は100%なので、本当にギリギリのフレーミングも可能です。

ちなみに、ソニーのEVFは、視度調整の懐が深いのもありがたいです。


これは、夜中の撮影です。

愛車のアイちゃんのボディの雨粒を撮影しました。

AGCリミット機能でもって、ゲインアップを上限9dbまでに抑制しているため、暗い場所でも驚く程にノイズが出ません。



大サイズセンサーが世の中に連発されていますが、HDR-PJ760Vは、1/2.88インチという小さなセンサーを、逆にメリットに昇華させた画期的なカメラでもあります。

画質も、確かに高級コンパクトデジカメ等には劣るでしょうが、こんだけ写れば本当御の字。

高級コンパクトカメラ欲しいなぁと思っていたのですが、HDR-PJ760Vあればいいんじゃないか!?と思えるほどです。

このカメラを持っていてなお画質に拘ったカメラを買いたい・・・というのなら!! EOS 6Dしか無いのではないか?などと思えてきますね。