2015年1月24日土曜日

PS4のザ・ラスト・オブ・アスをクリアしてしまった

PS4のゲーム、「ザ・ラスト・オブ・アス」をクリアしてしまいました。

私の長いゲーム歴の中でも、「ICO」と並んで最高傑作とハッキリと呼べる作品。

終わるのが惜しくて、ゆっくりとプレイしていたのですが、このほどクリアに踏み切りました。

このゲームは、PS4の、ソニーの、というだけではなく、ゲームそのものの見方や地位を変えてしまうほどの作品でした。

荒廃した過酷な世界の中で、お互いを守るためなら、文字通り何でもやって生き抜いていくジョエルとエリー。

その姿をぼかさずに描き切るため、Z指定が意義ある、Z指定なくしては成り立たない、極めつけの大傑作。

正直、明日PS4が終わっても良いくらい(たとえ話です)の決定的な作品です。


■各シーンをふりかえってみる


ネタバレにならないよう、各シーンの詳しい解説などはしないようにいたしますが、このシーンは、PS4で「ザ・ラスト・オブ・アス」が発売されるよ!!という時に、確か最初にソニーが公開したシーンだったと思います。

当時は「うっそ、これ、宣伝用のイラストなんじゃないの?」などと思いましたが、PS4と開発のノーティドッグをなめていて本当に申し訳ない。

それも、特定のシーンではなく、全編に渡ってこのクオリティで、しかも秒60フレームでぐりぐり動かせてしまうとは。


ザ・ラスト・オブ・アスは、どう見ても静止画のイラストとしか思えない品質で、リアルタイム処理をしてしまう。

どのシーンも、ただの一つの例外もなく完全保存版という、いまだかつて経験した事もない世界です。

PS4すげぇ!! ノーティドッグすげぇ!! を心の中で連呼しすぎて、心の中の声が枯れてしまいそう。


このゲームは、夏・秋・冬・春と、季節で章が区切られているのですが、「冬」の章はもはや家庭用ゲームの枠を完全に突き破っています。

何者もかなう事が出来ない空前絶後の名作となるか、過酷な世界についてこられなくなるか、どっちに転ぶのか、まさにそういうギリギリの挑戦をしています。

キャラクターを動かしながらゲームを進めている最中なのに、気が付いたら口をあけてボーゼンとさせられた事など、今まで無かったかも知れない。

PS4の表現力にはさらに磨きがかかり、風、雪、煙、炎などなど、自然のものをPS4のもつ処理能力で実に見事に再現し、その臨場感は並大抵ではありません。


このゲームはホラーではありませんが、どんなホラーゲームもかなわないほど、怖いシーンは怖い。

「感染者」と呼ばれる、人間を乗っ取る恐るべき病原菌に感染させられた「怪物」が随所で出てくるのですが、このゲーム、今まで何度も繰り返してご紹介差し上げた通り、PS4のパワーとデザイナーさんの才能によって、もう現実と見間違うくらいの臨場感があるため、本当に自分が現場に立っているようで、怖さが半端じゃありません。

映画ならどんな怪物が来ても笑っていられるのに、現実の世界ならば、単純に夜に電気消しただけで怖い・・・、そんな落差ってあるじゃないですか。

ザ・ラスト・オブ・アスは、破格の臨場感いっぱいの中、「感染者」と相対しなくてはならない。

テーマパークのホラー・アトラクションだと思って臨むのが良いかも知れませんね。


ただ、ザ・ラスト・オブ・アスは、決して「感染者」を、ほーら怖いだろう!!と送り込んでくるだけの、そんなぺらぺらなゲームではありません。

むしろ、ジョエルやエリーとなんら変わらない、この過酷な世界の平等な住人として描いている力量に脱帽です。

もはや、事がここに至ってしまった荒廃しきった世界においては、人間も感染者もどっちも区別なく「怖い」。


それと、PS4は、コントローラーの「デュアルショック4」による操作性も拍手喝采です。

スティックがやや滑りやすいかな?というのはありますが、どんなシーンも快適に操作出来て、まさかここまでとは思いませんでした。

携帯ゲーム機として史上最高は、もちろん、プレイステーション・ヴィータ(PS VITA)ですが、さすが据え置きの次世代機はさらに上回っています。

それと、ギミックが楽しい!!

心臓の鼓動までも再現出来る多彩な振動はもちろん、作中で拾えるICレコーダーを再生すると、コントローラーのスピーカーから音声が再生されて世界を立体的に楽しめます。

懐中電灯をずっとつけっぱなしにしていると、しばらくすると接触不良になるのですが、その時はコントローラーを振って直します。
その時に「カラカラ」という電池音がちゃんとコントローラーからしますよ。

PS4のコントローラーは、プレイヤーの視点を画面から外させる事なしに、さまざまな機能を提供してくれるのが偉い。
ゲームとその技術を長年真摯に研究し続けてきたソニーの、その成果がはっきり出ている点の一つだと思います。


ザ・ラスト・オブ・アスは、プレイステーション誕生20年になりますが、本当にプレイステーション生まれてくれてありがとーーー!!と明るく手を振りたくなる、最高の作品。

Z指定という事で、もちろんプレイヤーを選んでしまうのではありますが、ゲームにおける最高峰の一つだと確信させられます。

クリアしたくない、ずっと続けていたい・・・そういうゲーム。

何回ゲームオーバーになっても、ちっとも飽きたり、嫌になったりせず、「ようし、もう一回!!」と勇んでやりたくなるゲームなのです。

しかし、とうとう、クリアしてしまった。

月並みな表現ですが、ぽっかりと心に穴があいたよう。

どうしよう・・・こんな良いゲームが終わってしまうのは耐えられないよう。

・・・「じゃあ、もう一回最初からやるか!!」


もう一回最初からやるか!!と思ったら、「あたらしくプラスで始める」という項目が出ていたーー!!

なんだ、あたらしくプラスって!?

ともあれ、あたらしくプラスでスタートだーっ!!

その内容はわからないのですが、強くてニューゲームというやつかな?
ラスト・オブ・アスずっとやりてー。


さらに、サイドストーリーもあるんですね!!

「残されたもの」

おおおおおおお。

すぐプレイするのは勿体無くてまだプレイしてませんが、嬉しい。

ザ・ラスト・オブ・アスは、Z指定を極限まで生かした、Z指定がネガティブではなくてポジティブに感じられる、大傑作です。

こういうゲームにもっと出会えたらいいなぁ!!!!