2015年7月26日日曜日

PowerShot SX710 HSで、真夏の国立みちのく公園を撮ってみました。このカメラ、メインでもいけるかも!!

いよいよ、PowerShot SX710 HSを、本格的に撮影に持ち出してみました。

炎天下の国立みちのく公園を撮影し、どれくらいやれるものなのか!?というのを見たくて、ほぼマニュアル撮影ではあったものの、このカメラ、ハッキリとかなり凄いやつです。

念のためEOS KISS X7とEF-S 24mm F2.8 STMレンズも持って行ったのですが、KISSのフォローが必要な場面はなく、メインカメラとしてやっていけるかも!!と思えました。


もう、かなりびっくりです。

そう!!こういう写真がまさに撮りたかった!!

ポケットカメラなのに、まるでEOS KISSで撮っているかのような申し分のない表現力があって、欲しかった真夏の空気、雰囲気がジャストミート。


炎天下の遠景の山(蔵王連峰)なんか、ちょっと無理だろうなぁ・・・と思ったら、とんでもない。

これ以上ないくらい、欲しかった色でバッチリ撮れてくれて、申し分ないです。

これがポケットに入るカメラで撮れるんかー。


 
もうほんと、真夏の景色が、まさにイメージ通りに撮れてくれます。

マニュアルモード撮影ではあるものの、さくさくと撮れてくれて、使い心地の良さはかなり胸に迫るものがあります。

EOS KISS X7でも撮影していますが、X7の方がサブカメラとなって、メインは完全にPowerShot SX710 HSでした。


このカメラは、RAWで撮影する事が出来なくて、Jpeg投げっぱなしなんですけれど、全然それで良いわってくらいバッチリです。

まさか、炎天下の中で、ここまで真夏の雰囲気を思い通りにスバッと撮れて、そのまま家に持ち帰る事が出来るなんて思ってもみなくて、このカメラへの信頼感はもう万全に近いところまで来た感じです。

確かに、等倍でチェックすると、1/2.3インチセンサーらしく、輪郭がハッキリしない不利な感じはあるんですが、いかに画質がシャープであろうが、画素数が多かろうが、撮れる写真が気に食わなければそんなもんどーでもいいってなるし、その意味では、このPowerShot SX710 HSは、イメージ通りにバッチリ撮れる高画質カメラだと言ってあげたいです。


それと、EOS KISS X7もそうなのですが、特にポケットカメラであるこのPowerShot SX710 HSは、周囲でくつろぐ家族連れの皆さんの空気を変えることなく、ナチュラルにぱちっと写真が撮れるのでものすごい感動があります。


それと、やはりこのカメラ、25-750mmのキヤノンレンズの威力はすさまじく、「こう撮れたらいいなぁ」という画角が、将来のレンズやカメラ購入案件ではなくて、今、この場で思い通りにパパッと撮れるんです。

勢い良く流れる滝の水に、草木の緑をミックスして撮りたいなぁとか、はじける水の中に入ってそのディテールを撮りたい、とか、そういう願いも今この場ですぐにかなって撮れるんですね。


肉眼で見ても小さな昆虫とか、遠くのはすの花とか、そういうのを欲しい構図でパッと撮れてしまうのも、このカメラの魅力。

くどいですが、これ、巨大なレンズを装備した業務用みたいなカメラじゃなく、ポケットカメラなんですよ・・・全くこれこそグレート・カメラじゃないのかと思う。



いやー、いいカメラだ!!

これはいいものだ!!

あと、ポケットカメラと言いますけど、カメラの横幅が適度に広いため、小さいのにとても撮りやすいです。

液晶も固定式ですが、全く気になりませんでした。

バリアングルは、あればあったで使うと思いますが、むしろ、こうして記事を書かせて頂いているからこそ思い出して書いているだけで、現地で撮影している時は、むしろバリアングル液晶うんぬんはすっかり忘れてるくらいでした。


■ちなみにEOS KISS X7+EF-S 24mm F2.8 STMの写真

せっかくと言っては変ですが、EOS KISS X7+EF-S 24mm F2.8 STMレンズの写真です。

PowerShot SX710 HSが自由に撮れるので、KISSは、安心して単焦点でどんどん行けてホント良いペアだなぁと。


等倍で比較してしまうと、さすがEOS KISS X7は、画質は大差で上回っているのですが、全体で欲しい写真が撮れたかどうかというのが大切で、やっぱりPowerShot SX710 HSも大満足です。

ただ、EOS KISS X7は、画質だけの話ではなく、1枚撮影した時の手ごたえ、楽しさなどの、画に出てこない部分も極めて大きくて非常に奥深いですね。

PowerShot SX710 HSで、月(驚異の3000mm)や日没後の空を撮ってみる

PowerShot SX710 HSですが、想像を越えて良い感じのカメラになっているので、当初想定していた、気軽な持ち歩き記録用途・・・つまり、スマホカメラの代替や、EOS KISS X7ありきのペア(サブ)という枠をヒョイと越えて、メインカメラ(!!)としての持ち場につかせてみようかな?と思い始めて来ました。

日没後の空がとても綺麗だったんで、今だ!!と持ち出して撮って来ました。


マニュアルモードで撮影した日没後の空。

このカメラで想定外だったのは、さすが「PowerShot」と言うべきか、薄型コンパクトボディのオートカメラのふりして、マニュアルモードでの撮影がちゃんとこなせる事!!

DiGiC-6によって、もはや人工知能並みに優秀なオート撮影ですが、どうしてもオートの宿命として明るく快活に撮ろうとするため、イメージ通りにはいかない場面もあって、マニュアルモードがきちんと使えるのは嬉しいです。


とにかくこのカメラ、撮りたい画角が本当に自由自在に撮れるため、気分がどんどんと高揚して来る感じです。

ただ、EOS KISS X7と違って、画質が不利な小サイズセンサー1/2.3インチカメラのため、どういう風に撮れているのだろう?という不安を背中に背負いながらの撮影だから、なかなかに複雑な心境です。

しかし、こうしてみると、とーってもイメージ通りに撮れていて、やっぱりこりゃ良いカメラだなぁ!!と目が潤んで来てしまいますね。

雰囲気たっぷりに撮るのって、モバイル・サイズ・カメラには到底無理な話だったんですけど、これは良いものだ!!


こういう灼を帯びた空とか、イメージ通りに撮影するにあたっては、一眼レフで撮るしかあるまい・・・などと思えたシーンですが、PowerShot SX710 HSは、ポケットサイズの身でありながら「あっ、これこれ!!」という感じが来ました!!

このカメラは、RAWでの撮影が出来ない為、Jpegの投げっぱなし画だけになる上に、1/2.3インチセンサー、信じられる範囲を超えた小さい光学30倍ズームレンズと、画質面ではもう全く有利な話が何一つ無い(!?)カメラなのに、そういう不利を乗り越えてくれます。

それどころか、マニュアルモードも常用する気になれるし、かなり表現の幅が広いカメラと思えるようになって来ました。


この写真、住宅街から撮影したため、空には電線が蜘蛛の巣のように張り巡らされていたんですが、その間をぬって、山を好きな画角で撮影する事が出来ました。

この自由自在な画角を、ポケットサイズのカメラで得られる感動は、結構ごっついものがあります。

画角だけだったらまぁともかく、ちゃんとイメージ通りに「これだ」という写真が撮れるのでいう事なしです。

そりゃ、1/2.3インチセンサーなので、等倍チェックしたらば、1ドットが油の粒みたいにペチャっとなっててすっきりしないな、などと言えるんですけど、こんだけ撮れてくれたら、こりゃ文句をつけるって気にはなれないです。


月を手持ちで撮影してみました。

既に月は撮影した事があるんで分かっているんですが、やっぱり、ここまで大きく撮れるもんなんだなぁ・・・とポケーっとしちやいますね。

早く満月を撮ってみたいな。


で、これが、初の、PowerShot SX710 HS最大望遠(デジタルズーム込みで最大120倍)の驚異3000mmで撮影した月です。

トリミングなしで、ここまで大きく月を撮影したのって、生まれて初めてです。

で、でけぇーー。

というか、画角に月が入りきってない!!

ちなみに手持ちですが、3000mmとなると、体を硬直させて全身全霊でカメラをホールドしても、月がグイイーンと移動してファインダー内に止めておけません(私は)!!

もう止めるのは諦めて、動体撮影のつもりでシャッター切りましたが、ほぼブレなしで撮れてますね・・・!!

キヤノンの手振れ補正装置IS (イメージ・スタビライザー)の優秀さには、ホントに舌を巻きます。

柴犬の尻尾も巻きます。

あっもともと巻いてますね!!

という話を突然してしまうくらいに、高揚感がありますです!!


これも、3000mmで撮影した月です。

1ドットが拡大されているので、画質に荒れは発生しているものの、トリミングは全く無いため2000万画素の情報が満額で残り、その余熱でディテールもあるのが凄い。

ポケットカメラで3000mmって、もう単なるウケ狙いでしかないだろ!?と思わせておいて、いやいや、どうしてどうして、活躍の場が多かったりします。

あの、何やっても小さくしか撮れなかった月が、ポケットに入るカメラで、写真の枠の中に入りきらないでかさで撮れてしまう!!

しかも、手持ちで。

というか、3000mmの手持ちの月は、想像以上に動くのでここまで撮るのが限度いっぱいかなぁ・・・と思っています。

あまりにもカメラのホールドをきばって撮影したため、めちゃくちゃ大汗をかいてシャツがズッシリ重たくなるほどでした。

一応、水筒に水を詰めて飲んでたんですが、逆に汗がどんどん出てくるー。

体内の塩分が薄まると、体って、塩分濃度の確保のために飲んだ水をどんどん汗として追い出してしまう・・・って話が逸れてしまいました。


今回の記事の最後は、もっと早い時間の、夕闇迫る時間帯の田んぼの写真です。

夕日が雲の中に隠れて暗くなっているのですが、ディテールも思ったように残ってくれています。

確かに、画質や1枚撮る楽しさみたいなところは、当たり前ですが、ミニ一眼レフのEOS KISS X7にはかなわないけれども、撮るたびにどんどん良さが出てくるカメラですね。

2015年7月25日土曜日

Xperia Z Ultraと、PowerShot SX710 HSはベストコンビ? ポケットカメラがスマホカメラを超える時!!

現在、手軽なスマホカメラの隆盛によって、小さなカメラ専用機、コンパクトカメラが存在意義を失いつつあり崖っぷちに追いやられている感がありますが、密かに大逆襲が始まっていました。

なんと、カメラの方からスマホ本体を活用し、逆にスマホカメラをいらなくしてしまう!!という方向性です。


PowerShot SX710 HSの背面には、スマホ・ボタンが付いており、ここを押すと、あらかじめスマホ側で起動しておいた「Camera Connect」というアプリと通信して、あたかもスマホのカメラのように振舞う事が出来ます。

接続の手間が入るので、完全にスマホカメラのようなお手軽さには至らないのですが、本物のデジタルカメラをスマホカメラとして使えるわけで、特にカメラの性能があまり大した事のない私のXperia Z Ultraなんかは、もう完全に渡りに船の喜びです。


一旦カメラと接続してしまえば、Xperia Z Ultraの内蔵カメラでは、とても不可能な性能のカメラでもってバンバン写真が撮れてしまいます。

リモート撮影なんかは、最初はやっぱり「うぉっ!!すげ!!」と声が出てしまうくらいインパクトがありますね。

特に、撮影の自由度は、液晶とカメラが完全に切り離されて別々に完全フリーで動けるため、内蔵式バリアングル液晶の比ではないです。

接続までの手間があるから、常用出来るかって言うと厳しいですが、とにかく、一旦つないでしまえば、これはもう羽ばたく鳥のように自由です。


キヤノンの場合は、以前はEOSとEOS以外のカメラでアプリが別々でしたが、今や「Camera Connect」に一本化され、かなり使いやすくなっています。

リモートの最中でも、ある程度カメラの設定も変えて行けるし、かなり楽しい。

Xperia Z Ultraだと、元々の液晶の品質が高くてデカイので快適快適。


Xperia Z Ultraのカメラはかなり頑張っているのですが、やはり、本格的に「写真」として残すとなると、そこまでの画質は無いために辛いものがありました。

androidマシンとしての便利さと、本物のカメラの能力が一体化出来る、このアプリ連携はかなりのインパクトです。

スマホが他のものを駆逐するという流れは変わらないかも知れないですが、逆に、ついに、スマホが、都合よくその便利な機能だけを他の機器から利用される時代の到来もあるんだなぁと。


顔は写せないので、私の肩口と、クルマの助手席の黒いヘッドレストだけボヤっと写るアングルにしてますが、セルフィー・自撮りなんかは、もう全く世話がありません。

カメラと液晶が完全にフリーで別々に行動出来るので、どんなアングルだろうとも自由自在。

ただ、PowerShot SX710 HSくらいの、広角25mmレンズとか装備してるカメラなら、あたりが全部画角に入るんで、別に(自撮りで)液晶見えなくてもいいんじゃないかという気はします。

ただ、厳密なフレーミングが必要だったり、自分入りの集合写真なんかでは、手元の綺麗な液晶でもって、完璧に構図確認可能なリモートは無類の威力を発揮するでしょう。


(※実際にXperia Z Ultra連動でツイッターにアップした写真です)

ちなみに、別にリモート撮影しなくとも、あらかじめPowerShot SX710 HSで写真をさくさく撮っておいて、後からXperia Z Ultraで写真をツイッター等にアップロードというのもカンタンだし、むしろそっちがメインなのかなという気がします。

撮影は本物のカメラで、撮った写真はXperia Z Ultraでパッとアップロード。

カメラと情報端末、それぞれの専門分野を活かし、本職同士が協力し合うのはやっぱり強大です。


単純に画質の面から言っても、やはり本物のデジタルカメラは良いなぁと。

大げさに言うと、今日から、無印映像エンジン搭載でしかない、私のXperia Z Ultraのカメラが、25-750mm光学30倍ズームキヤノンレンズ搭載、映像エンジンは最強のキヤノンDiGiC-6に大激進化した!!みたいな脳天直撃っぷり。

しかも、別にPowerShot SX710 HS専用ってわけじゃなくて、EOS M2とかの、もっともっと高画質コンパクトEOSすらもこの座をものに出来る!!

スマホ側もより高画質カメラを出してくるかも知れないですが、仮に出たとしても、どうなのかって話しです。

どうしても電話会社との契約が付いて回る製品だから、自由に買えないものだし、そういうのにギャンブル的に賭けるより、既にあるカメラで高画質をもう楽しんでおく方が全然良い。

スマホは、何かだんだんと位置づけが変質して行くような気がする。

EOS KISS X8が早く発表されて欲しい!!

個人的に、全てのカメラ観を覆した、歴史に残る最高のカメラ「EOS KISS X7」。

あまりにも素晴らしいため、その熱気の吹き上げが止まらず、後継機のEOS KISS X8への過剰な期待へとつながっています。

X7に不満があるのではなく、素晴らしいがゆえに一刻も早くその進化を見たい!!

まさに、新型を期待するのにはこれ以上無い理想的な心境です。

今回の記事では、その熱い期待を力任せに書かせて頂きたいと思います。



■EOS KISS X8は「出す」とは言われてないが・・・

そもそも、重要なポイントはここなのですが、キヤノンは別にEOS KISS X8を出すとも何とも言っていないんですね。

まぁ、出るであろうレベルで騒いでいるわけで、その意味では、あの都市伝説カメラ「EOS-3D」の領域に片足突っ込んでいるのかも。

あれほど酷くはないですが・・・。

ただ、ミニカメラでありながら、画質にも操作にも発展性にも何一つ心配なく快適、デザインも最高・・・そこまで夢のようなカメラをEOS KISS X7で実現しておいて、あっさりとそれを捨てると言われても納得が出来ない。

キヤノンは、どれだけ偉大なカメラを作り出したのか!!という事なんです。

だから、キヤノンがハッキリと「出さない」と3回くらい言うまでは、あきらめるわけにはいかない!! 出ると信じて待っていたいです。



■なぜEOS 8000Dが出たのか!?

EOS KISS X8iと、EOS KISS X8ではなくて、なぜEOS 8000Dが出たのか!? という話を深く考えてみたいと思います。

個人的には、カメラにKISSというネーミングというのは、大変な発明で素晴らしいと思っています。

が、海外では普通にEOS 100Dとかだったりするので、そういう、KISSではない番号路線が欲しいというリクエストにお応えして出しました!!という事なんでしょうが、もしかすると、「ミニ一眼レフ」にも、EOS KISS X8と、メカニカル路線のEOS 800Dとか出る伏線なのかな?!とか思ったり。



■もしも驚異のミニ一眼レフ「EOS 800D」なんかが出たら?

EOS KISS X8iとEOS 8000Dのように、ミニ一眼レフが、EOS KISS X8と、EOS 800Dと並んで出てきたら・・・これは結構良い感じかも知れない。

KISSは本当に良いカメラだけど、いちいち、レッテルのラベルでぐちぐち言われる事が多くて辟易しているのが正直なところ。

良いものを良いというのに、いちいちエントリークラスだからどうの、名前がキスだからどうの、言ってる場合か!?と思う。

実際、プロカメラマンの方にKISSを馬鹿にする発言を直接聞かされた時はびっくりでした。

プロこそ、そういうレッテルは無いと思ったのに。

そんな問題の解決にEOS 800D。

スペース的に、上面液晶は無理でしょうが、背面に大型サブ電子ダイヤルを搭載して、重量はX8の+50g増しくらい。

連写は秒5コマくらいにして・・・って感じなら、こっちを欲しがる人も多そうで良い感じです。



■そもそもEOS KISS X8のスペックは??

これは本当に悩む。

EOS KISS X8に関しては、小型化という命題があるために、EVF化というルートが残されているため、ミニ一眼レフとしてすっきり期待する事が出来ない。

EVFそのものは良いものなのだけど、EVFで小型モデルなんで沢山あるわけで、EOS KISS X7が偉大なのは、一眼レフ機構をすっかり備えてなおかつ小さく快適!!という部分にあるわけで・・・EVFだったら「ふーん(無表情)」って感じになっちゃうだろうなぁ。

仮に、一眼レフとEVFのハイブリッドとかなら見てみたいけど、ソニーならともかく、さすがにキヤノンにはそういうニュー・デバイスは期待しにくい・・・。

まぁ、EOS 8000Dが出ているから、そこから似たスペックになるであろう、というのは・・・まぁ、もはや予想でも何でもないレベルだけど言えるかなぁと。

ただ、あのX7並の小型ボディに、EOS 8000Dのスペックを搭載出来るのであれば、それはかなり画期的です。

そうなれば大喜び。

むしろ、あの19点オールクロスAFを搭載出来るのか!? そこは、そう期待させといて、従来の9点式AFを継続採用というルートもあるかなぁと。



■デザインが気になる

スペックもそうですが、デザインが気になる!!

EOS KISS X7は、キヤノンはあまり気にしてないかも知れないけど、個人的にはこの世にある全カメラの中で最高のデザイン。

質感や耐久性に課題はあるものの、よくここまで作れたなと賞賛しかありません。

ただ、後継機はどうなってしまうのか。

やめて欲しいのが、グリップ肥大化とか、そういうやつ。

たとえば、あれだけエレガントなEOS M2が、EOS M3になった時に別物のゴツゴツカメラに変化したのと同じパターンは厳しい。

もしEOS KISS X8がだめなら、EOS M2か、ホワイトのEOS KISS X7が欲しいなぁ・・・。

だめどころか、さらに良くなって大祭り開催!!(ブログで大騒ぎ)というパターンになって欲しい。

とにかく、なんやかんやで、期待度数は100%なので、なにとぞ、なにとぞ朗報をーーーーー!!

EOS KISS X8かEOS 800D、早く発表してくれええええーーーー

PowerShot SX710 HSで色々撮ってみる

PowerShot SX710 HSは、1/2.3インチセンサーなりの限度はあるものの、自由な画角でさっと綺麗に撮れて、想像以上に頼りになるカメラとして毎日大活躍してくれています。

まだ、身近なものをパチパチ撮るだけですが、早くも、スマホ/タブレットのようなモバイルカメラを使わなくなるくらいの勢いがあります。


朝の自然光のみで、サラダを撮影してみました。

マニュアル撮影ですが、色はさすがキヤノン!!

正直、モバイルカメラは、他で調子良くとも、こういった食べ物の撮影で「大撃墜」される事が多いので・・・ホント、ハードルを飛び越える事が出来た!という感じがしてホッとしてしまいます。


こっちは、うなぎです(お金なくて小さいうなぎです)。

夕食の撮影ですが、節電のために薄暗い中で、ノーフラッシュのマニュアル撮影です。

ISO感度は200、シャッター速度は1/2秒で手持ちです。

正直、1/2秒のスローシャッターで手ブレしないし、ここまで写るのかと驚愕してしまう。

あと、輪郭などが汚くなるので、シャープネスはいらねー!!という事でゼロにしてます。


まだ咲き始めのひまわりです。

このカメラは、EOSのピクチャースタイルほどではありませんが、「マイカラー」という機能でもって、画質を調整して撮影が可能でして、シャープネスをゼロにしています。

1/2.3インチセンサーの画質は、等倍で見ると、巨大センサーで余裕あるAPS-Cと比較すると1ドットが汚いのですが、シャープネスをゼロにするとかなり緩和されて、柔らかく自然な写真に近づきとても良い感じです。

シャープネスをかけても、画が安っぽくなるだけなので、ゼロで撮って行きたいなぁと。


上の写真のひまわりを、倍率60倍、1500mmで撮影しました。

この写真で見て欲しいのは、手ブレのなさの1点です。

望遠にとても強い、キヤノン独自サイズのAPS-Cに換算しても、938mm相当のレンズ・・・という恐るべき望遠なのに、手持ちで手ブレしない!!

ポケットカメラなのに、なんでこんなブレないのか・・・。


そしてこれは、1500mmどころか、3000mmです。

デジタルズームなので、1ドットが大きくなり、画質の荒れはありますけれど、3000mmで手ブレしてないのは軽く震えが来ますね。

ソニーの空間光学手ブレ補正なら、なんか納得できちゃいますが、うっすいポケットカメラでここまで強力な手ブレ補正が出来てしまうんだなぁ。

ちなみに、3000mmの手持ちだと、被写体がファインダー(液晶モニタ)から逃げやすくなるので、ラフには撮れないですけれど。


3000mmの威力だと、肉眼でもあまりよく見えないスズメとか、どかんと大きく写せます。

しかも手ブレしなくて、うへぇです。

しかし、写真のExif見ると、1500mmも3000mmも同じ焦点距離(デジタルズームのため)なので、どっちだったか混乱しますね。


赤い月を光学30倍、750mmで撮影。

ホワイトバランス=オートだと、白く補正されてしまうんで、太陽光にして見た目に近い色で撮影。

750mmともなると、割とでかく写りますね!!

マニュアル撮影です。


これも月です。

ホワイトバランスはオートで撮影。

ズームは39倍で撮影。

クレーターもそこそこ写り、おおっ、てなります。


これは、60倍、1500mmの月です。

さすがに1500mmあると、まるでトリミングしたくらいの大きさで撮れますね。

正直、ここまで写るとは思っていなかったのでかなりびっくり。

等倍で見ると甘いのですが、トリミングなしだから、2000万画素を満額で使えているので、トータルで見てかなりのディテールです。

手ぶれしないねぇ。


これは雨の中のシーンを、停車中のクルマの窓越しに撮影した写真ですが、「あっ、いいな」と思ったらさっと取り出してすぐに撮影出来る機動力はなかなかのもの。

さっと撮れるだけならば、ソニーのXperia Z Ultraも素晴らしいのですが、いかんせん画角と画質が厳しい。

でももう、PowerShot SX710 HSがあればオールラウンドで安心!!

ちなみに、なんでいちいちソニーXperia Z Ultraを引き合いに出すかというと、なんと、連携が可能だからです!!

PowerShot SX710 HSには、なんと「スマホボタン」が付いているんですね。

WiFiでもって接続すると、早い話、なんとこのカメラを、Xperia Z Ultraのカメラとして扱う事が可能!!

Xperia Z Ultraの液晶に、SX710 HSのレンズが見ている像が映し出されるのは、ちょっと感動。

もちろん、Xperiaからシャッター切って、撮った写真をそのまま転送して来る事まで可能。

WiFiですが、本体同士を直結出来るので、速度も心配ないです。


これは雨の中の撮影ですが、本体がとても小さいので、傘をさしただけでも割といけます。

ただ、レンズに雨のしぶきがついたりするので、工夫は必要。

このあたりは、完全防水のXperia Z Ultraが強いところですね。

それか、ソニーならTX30とかあれば安心なんですが、それはここで言ってもしゃあない。

その代わり、自由自在な画角で、どんどん好きな風景を切り取っていけるのはSX710 HSの絶大なアドバンテージ。


日没後の風景も雰囲気たっぷりに撮影出来ます。

このあたり、PowerShotの名前がついているだけの事はあるなぁと。

とにかく手振れ補正装置ISが優秀極まってるので、手持ち撮影でも、無闇にISO感度を上げず、ある程度シャッター速度を遅くして対応出来るというのは色々な場面で強いです。


これは、停車中のクルマの窓越しに撮影した真夏の景色ですが、クルマの窓って色がついているんですけれど、色かぶりも起きにくく、キヤノンのカメラの画作り面は本当に優秀なんだなぁ・・・と舌を巻きます。

キヤノンのオートホワイトバランスは信頼出来るし、キヤノンでだめだったらもうそれはしゃあないと納得するレベルまで到達してます。

ちなみに、シャープネスはゼロにしてあります。


まだ、本格的に色々と連れ歩く・・・というところまでは行っておらず、通勤とか、身近なものを地道に撮っているだけの状態ですが、それでもこれは色々と目が覚めるような良いカメラです。

あくまでも画質的には不利な、1/2.3インチセンサー搭載カメラなので、等倍で画質をチェックして、あーだこーだ言う性質のものではないですが、これだけ写れば十分!!というところには行っていると思います。

その上で、小さな30倍とは思えないくらいにレンズもいいし、価格はお得だし、持ち歩きはらくらくだし、デザインまですっげぇ良いし、とんでもない宝物カメラかも知れないですね。