2015年7月18日土曜日

EOS KISS X7のクリエイティブオートが凄い!! 特にラフモノクロとトイカメラモード

愛機EOS KISS X7ですが、ずっとマニュアルモードばっかりで撮ってました。

ふと思いついて、ダイヤルを「クリエイティブオート(CA)」に回してみたところ、これが凄い!!

CAモードは、どういう撮影をするのか? を設定しておいて割り当てられる、オート撮影を膨らませたもの・・・という理解をしておりますが、その中で選択可能な「ラフモノクロ」と「トイカメラ」がすっごくイイ!!


■ラフモノクロいいね、いいね

ラフモノクロの質感、こ、これだぁ!! これが撮りたかったモノクロなんやぁぁ!!と声が出てしまうくらいジャストミートな画質。

そうやーー、これやーーー。

ちなみに、クリエイティブオートと言っても、あくまでもオートなんで、一回撮影の設定をしたならば、もうシャッター速度や絞りはもちろんカメラ任せだし、ピント合わせも、何と親指AFが禁止(!!)されて、シャッターボタン半押しでのカメラ任せ。

逆に言えば、その場、その場で、パッと撮りたい意欲だけでバンバン撮って行ける。


難しい事を一切考えず、パッと撮って立ち去る。

イイ感じ、イイ感じだよ、クリエイティブオート!!


普段は、写真なんか残そうと思わない、雑多なテーブルの上ですらも、ラフモノクロなら印象的な風景になる。

「こんなん写真撮んなくてもいいよなー」とか、そういう、邪魔な壁が取り払われるのがラフモノクロかなぁと。


デジタルカメラは、とにかく綺麗に写してしまうから、モノクロがなんか「単色のカラー写真」から脱却しにくい感じで、なんかこう違うなぁと思っていたんですが、このラフモノクロが心にズドーンと来ましたよ。

EOS KISS X7 + EF-S 24mm F2.8は、ふわっと軽く取り回せるので、自然の流れで、歩きながらパッ、と撮るのが楽しい。


ちなみに、あくまでフィルター扱いなので、撮影後は、EOS KISS X7の頭脳、マイクロプロセッサがjpeg写真に対して、じくじくじくーと計算かけるため、仕上がりにちょっとだけ待ち時間が発生してしまうのがタマにキズ。


いいっすねーラフモノクロ。

何を伝えたいんだ?と思っちゃいけません。

純粋に、ただその空間の今を切り取りたいだけなんやーー。


■トイカメラもいいねいいね!!

トイカメラってのが何を指すのかよく分かってない私ですが、なんか、心にじんわり来る雰囲気が好き。

まぁ、ぶっちゃけ、たまにはいいけど、毎回こういう画ばかりだったら悩む・・・というところはありますが、たまにはいい!!


なんか、もうどうしようもないくらい普通の風景なんだけど、とにかくシャッター切りたいんだ!!という欲求ってあると思うんです。

なんかこの好きなカメラの、シャッター切りたいんじゃああああ!!

みたいな。

そういう時に、トイカメラとかにすると、妙に印象深くなるから後で議論する材料とかにもなって美味しいのかなぁと。

クリエイティブオートは、もっと色々と奥の深い機能なんですが、こういうカメラそのものを楽しむのも良いもんですね。