2016年1月16日土曜日

めちゃ気に入っているゲーム「フォトカノKiss」について色々。カメラはEOS KISSがモデル?

今回の記事は、めちゃ気に入っているプレイステーション・ヴィータ用ゲーム「フォトカノKiss」について、主にカメラ面から見て色々書かせて頂きたいと思います。


フォトカノKissは、いわゆる恋愛系ゲームではありますが、カメラ好きの視点から見ても熱意に溢れた傑作だと思います。

高校生の輝くような青春の1ページを描いたストーリーだけでなく、キャラクターが3Dという特性を生かした、写真撮影ゲームとしても珠玉。
特にヴィータは、ジャイロ内蔵のため、拡張現実(AR)の応用で本体がそのまま本物のカメラになったように振り回せる(キーのみの操作も可能)なので、相性が良いとかそういうレベルを超えています。


私の所有している全ゲーム史上、最短記録でランクSをつけたほどのお気に入り。

■作中のカメラは「KANO」

それで、作中で、主人公の運命を大きく変えるキッカケとなり、主人公の一人(?)とも言えるカメラ本体について話をしたいと思います。

撮影した写真データを閲覧するシーン等で画面に登場しますが、カメラのメーカーは架空の「KANO」社。

ロゴはニコン風、読みはキヤノンで、カノと読むのかな?

フォトカノだし。


このKANOのカメラですが、おそらく、モチーフは、キヤノンのEOS KISSだと思われます。

流線形のボディ、カメラマンから見て右側に位置するモードダイヤル、装着されたレンズに巻かれたシルバーリングは、何らかのEF-Sレンズかな?と思えます。


背面にはおそらく3インチクラスの液晶と、丸形カーソルキーが装備されており、親指がかかる「サムグリップ」周辺には、親指AF割り当て可能ボタン等もあり、EOS KISS好きには「おおっ」と思える配置になっておりますね。

もちろん一眼レフファインダーも搭載。

具体的にはEOS KISS X2あたりがしっくり来るかな?

ただ、シャッター音はKISSではないし、秒間1コマも撮れないくらいのスローなレスポンスですが、それはご愛敬。


EOS KISSは、大型モデルと小型モデルに分岐しており、小型モデルの最新型が、私が大好きなEOS KISS X7です。

未だに、APS-Cという大型センサー搭載一眼レフの中では、世界最小最軽量をキープしており、さすがにびびります。

キヤノン機では、EOS KISSシリーズではない一眼レフカメラは、モードダイヤルが左肩になります。

右側ダイヤル=EOS KISSと言って良いでしょう。

ちなみに、EOS 7Dというモデルからプロ用途を考慮しておりますが、プロ専用(購入はお金さえあれば誰でも可能)モデルEOS 1Dだと、耐久性を上げるためにモードダイヤルがありません。

1Dって、高校生で1Dなんて・・・と思いますが、私が高校生の頃は、父親からもらった(その当時の)最高性能プロ機(フィルム)で撮影してるクラスメートが実際にいたんで、親からの継承パターンなら現実にもあるなぁと。


このゲームで瞠目するのは、登場するキャラクター(写真は、ののか、というキャラ)と交流するだけでなく、バイオリズムマッチング会話というアクション性の強い会話をクリアするなどすれば、そのキャラクターを実際に撮影する事が可能という事。

ここからの画像は、全て作中で私が撮影したものですが、プレイヤーによって構図等が自分だけのものになるというのは大きい。


しかも、プレイヤー自身を動かすという、写真撮影システムによって、作者がプレイヤーに一番見せたいであろう、キャラクターの魅力、これを作者の押し付けにせず、プレイヤー自身に色々発見してもらえるという、ものすごい画期的なシステムになっているんですねー。


写真は、もちろんただ撮って「良かったね、終わり」ではなく、RPGの経験値のような役割を果たしています。

システムがどういう判定をしているか分からないですが、良い(と判定された)写真はポイントが高く、ポイントを集めると、主人公の能力が高まったり、カメラの「KANO」のレンズが増えたりパワーアップします。

撮った写真はストーリーの中でも重要な役割を果たすのでモチベーションが高まります。

逆に、点数の低い写真を撮ると、本気で凹む・・・という怖い部分もありますが(ここはひとそれぞれ)。


ちなみに、技術的に最高峰のPS4用ゲーム群と比較すると、外光がキャラクターに反映するような所までは行っていないし、背景の作りこみも限界があるのですが、これは、元々のベースが、ソニーの初代携帯ゲーム機PSP用の「フォトカノ」をベースにして、キャラクター重視で作り直しているという経緯もあります。

いるという経緯もあります。


ちなみに、写真撮影はストーリーに自然に組み込まれている場合もあり、とっさの撮影、動体撮影など、カメラを使うのが楽しくなります。

しかも、このゲームの設計が秀逸なのが、カメラがシステムの根幹なのに、シャッター速度や絞り値、露出補正などを、あくまでもキャラクターの会話内にとどめ、実際にプレイヤーの撮影はフルオートである、という部分です。

カメラと聞いて「えーーー数字とか面倒なんでしょ?」と嫌になる方がいらっしゃるかも知れないですが、構図を決めてシャッター切るだけなんで全然平気だと思います。

しかもヴィータはカメラとしてもかなり優れたボディ形状で、Rボタンでシャッター切るのは快適。


さらに、3Dによるキャラクターも素晴らしいです。

見た目の造形はもちろん、内面もよく作られていて、プレイするたびに作者の高い力量に脱帽するばかり。

それと、3Dのメリットとしては、とにかく動きのあるシーンが多い。

ソフトボールのシーンや、踊ったりするシーンなど、テキストでの説明ではなくて実際にキャラクターが動くので説得力が違う。

また、当然ですが、角度による作画の崩れもなく、デッサンで「あれっ」となるストレスもなし。

ギルティギアXrd -sign-のように、3Dで2Dを実現とかじゃなく、もろに3Dですが、このやり方は個人的には大当たり。


このゲーム、まだまだプレイ中なんですが、全クリアを待つ必要が全くなく個人的史上最高速でSランクをつけました。

しかも、同じスタッフの皆さんで、PSPベースからの作り直しではなく、最初からヴィータ用に(!!!!)作る新作があるみたいで、実はドラゴンクエストヒーローズ2と同格に大期待です。

まだ全然内容が分からないうちに言う事ではないですが、よほどの事が無い限り発売日に買いたいです。