2016年2月28日日曜日

ヴィータのリモートプレイも楽しい!! PS4の「アンティルドーン/惨劇の山荘」

あの小島監督が作り、大傑作の呼び声高い「P.T.」(現在は配信終了)に触発され、良質のホラーゲームがやりたくなって「アンティルドーン/惨劇の山荘」を購入してみました。


居間のプラズマテレビが使用中だったんで、いきなりヴィータのリモートプレイで開始してみましたが、PS4とほぼ変わらない操作感覚でめっちゃ遊びやすい!!

ヴィータのリモートプレイは、据え置き機とモバイル機の垣根を撤廃する画期的な次世代機能ですが、弱みはPS4に存在するキー「L2/R2キー」がヴィータには無い事で、それを回避するためにタッチパネルに割り当て、操作感覚がズレで微妙になる・・・という点です。

アンテルドーンは、R2キーをヴィータのRキー、L1キーをヴィータのカーソルの右キーに割り当て、確かにキーは違うものの、快適な操作感を生み出す事に成功してます。

そう、ヴィータのキーの割り当ては、背面タッチパッド固定とかじゃなくて、作品によってソフトメーカーが変更出来るわけです。


グラフィック、やっぱりすげぇーっ!!

しかもてっきり写真かと思ったら、リアルタイムで動かせるんですよ・・・わわー。

今回の画面は全てヴィータの有機ELモニタで遊んでいます


なんだこのめちゃくちゃ美しいグラフィックは・・・!?

ヴィータを持つ手が、ぷるぷる震えてきます。

どんな高性能携帯マシンが出ようとも、ヴィータとPS4のコンビが相手になるのって、それこそ極限までのホラーゲームだと思う。

こんなん、どうしろって。


これ、静止画の写真って言われても納得するでしょうが、なんと、ぐりぐり動かせる、リアルタイムでの操作キャラクターのグラフィックなんです!!

ぐわー、まじかーーー。

ヴィータの有機ELモニタで、小さなマシンで、手元で動いているから、よりいっそう信じられない感が強まる。


雪の中、何ものかに追われる恐怖。

突き刺さるような寒さの空気感まで再現しているので、これむしろ大画面でやったら、精神的に疲れてまずい・・・。

ヴィータの有機ELでプレイするのがベストだと思う。


ヴィータは、あまり海外の人は興味が無さそうで失望するけど、モバイル機としては、性能だけじゃなくて操作性までも完全に備えた本当のスーパーマシン。

なんかこう、手元でPS4のゲームが何のそん色もなくプレイ出来ている事実に驚愕するばかり。

ソニーの判断が甘く、L2/R2キー問題を抱えてしまっているのが残念な点で、そこが泣き所なのは認めざるを得ないですが。


アンティルドーンは、「バカ騒ぎ大好きな若者グループが、過去にある事がきっかで仲間2人が行方不明になった山荘に、また集まり、そこで悲劇に巻き込まれる話」なんですが、自分たちの心の傷を治すため、あえてヤバそうな場所に再び集まってバカ騒ぎしようっていうのが、既にもう悲劇。

わざと、もろB級ホラー定番ストーリーみたいにしてますね。

ゲームシステムは、見た目と違い、アンチャーテッドみたいなアクションではなく、選択肢がしょっちゅう出て来る、画面が超絶リッチなサウンドノベルみたいな感じ。

たまにQTEがあるけど、プレイ自体にはテクニカルな要素は(少なくとも序盤は)なさそうな、プレイそのものは誰でも出来る感じ。


ストーリーは、プレイヤーの選択でどんどん変わり、惨劇以前に仲間同士で険悪になって喧嘩とか目が離せないストーリー!!

怖くなったら、すぐにヴィータに帰って来られるのも良いですねー(リモートプレイだから)。

アンティルドーンの恐怖を緩和するため、フォトカノKissの新見遙佳さんの(作中で自分で撮った)写真がお出迎えするようにしてます。

ヴィータとPS4すげーーー。

アンティルドーンこわい・・・けど面白い・・・。


しかしこれがヴィータで手元でプレイ出来るんですよ。

PS4とヴィータの間の電波状態は自己責任だけど、もう携帯機の性能論争はバカ臭くて起きないくらいに、激烈に強力過ぎてびっくりです。

あとは(本作はクリアしているようだけど)、L2/R2キー問題だけすっきり解決すればいいんだけどなぁ。