2016年4月10日日曜日

PowerShot G5Xで、初の桜撮影をしてみました!!

いよいよ桜の季節。

今年はあまり色々な所には行かないと思うのですが、仙台の三神峯には行って来ました。

今回の写真は、全てPowerShot G5Xで撮影させて頂きました。

プレイステーションヴィータ用のゲームで、個人的に歴代トップ3ゲームに入る超良作「フォトカノKiss」の強い影響もあり、このところ一眼レフのEOS KISS X7中心でしたが、やはりPowerShot G5Xもそろそろ持ち出して行きたい。

一眼レフにも匹敵する操作性と、極めて情報量の多い優れた有機ELファインダーによる撮影は、やはり素晴らしい体験です。


PowerShot G5Xは、その圧倒的な小ささとデザイン、もうこれ以上のミラーレスカメラはいらないかも、と思えるくらい良いカメラ。

ただ、やはりミラーレスの泣き所は、シャッター切った後の物足りなさ。

あの小さな名機EOS KISS X7さえ無かったならば、あまり思わなかったのだけど、これはもう割り切るしか無い所ではあります。


いきなり愛車のアイちゃんを撮影してみました。

G5Xは、超広角から中望遠まで幅広いズームレンズ搭載なのが嬉しい。


桜と言えば、やはりこういうテクスチャー的な撮り方も押さえておきたい!!

G5Xは、レンズの解像力が極めて高いので、A4プリントするとギョッとするくらい鮮明で焦ります。

フィルムのやさしさを残したEOS KISS X7と違い、明快に剛力なシャープネス方向に振った画作りは、風景写真だとかなり映えるのも確か。


花だけではなく、その周りの風景も入れて撮影してみました。

一眼レフファインダーの情緒たっぷりな世界は最高に好きですが、SFのように的確な情報を提示してくれる、G5Xの視野率100%有機ELファインダーも負けてないですねー。

秒間60フレームのリフレッシュレートは、無限の一眼レフと比較しても、感覚的にイラッと引っかかる事も無いし。


ガラスを使って撮ってみました。

ちょっとくらいこういう撮り方してもいいかなぁと。

G5Xは、カメラ本体が本当に軽くて小さいので、自由自在な撮り方が簡単に出来る!!というのも大きい。

でかいカメラだと、数字的な性能は高まるし、それはそれで重要なんだけど、そこのみに心が掴まれて固まってしまうとイカンなと思える。

これからはその流れで、みんながより自由に撮りまくるスマホが、全カメラのトップに来る可能性もあるだろうなとか思う。


これは開放F/1.8の写真ですが、日中でも、G5Xには、必殺のNDフィルター内蔵だから困らない。

NDフィルターが内蔵式って、いいもんですねぇ。


影になった桜を、内蔵フラッシュで撮影しました。

G5Xの内蔵フラッシュはかなりお役立ち。

しかも、手で開く方式なので、他のカメラのように、バチャーン!!とか音がしない。

なんか親の仇みたいな勢いで飛び出して来るフラッシュとかあるじゃないですか。

あれ何なんだろう??と思っていたから、G5Xのこの方式は理想的!!


アンダー気味に撮ってみました。

一眼レフと違い、有機ELファインダーは、露出がそのままファインダー像に乗って来るので、明るさでの失敗は無いのが凄い。

逆に、明るさを意図的にその場でコントロールして撮れるから、確かに世界が変わります。

そんなん家庭用ビデオカメラならずっと前から出来てたやんけ、と思われるでしょうが、家庭用ビデオカメラは、結局、命の源とも言える重要なファインダーの性能を、えげつなくケチったままモタモタしてるうちに、逆に電子ファインダーを進化させて来たスチルカメラ側に、この世にいられない位の勢いでガツンと殴られてぶっとばされたっすね・・・(泣)。


なんと、緑の桜というのがあるんですが、その蕾です。

蕾は色が濃いので緑がハッキリ分かりますね。


枝の苔むした感じも魅力的。

有機ELファインダーは、ガチの視野率100%なので、ギリギリのフレーミングが楽勝なのも嬉しい。


すっかり忘れてしまうけど、PowerShot G5Xは、何とバリアングル液晶モニタも搭載してるんですよね。

どんな無理な態勢でも、確実なフレーミングが出来るバリアングル液晶モニタ。

表示の品質は、とても有機ELファインダーにかなわないけど、液晶としてはかなり美麗。

液晶モニタがあって良かった!!というシーンも確かにある!!


枝垂れ桜も撮影してみました。

恋ピンクがとても良い感じの桜。


こうしてG5Xで撮影してみると、荷物が実質ゼロに近い、軽量なんてもんじゃない機材の負担のなさなのに、操作性やファインダー、撮れる写真に妥協一切なしというのは画期的であります。