2016年8月15日月曜日

八木山動物公園の風景撮影を、EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMレンズでやってみました

八木山動物公園は、本物の山の中にそのまま建造された非常に自然豊かな場所。

そんな八木山動物公園にて、EOS KISS X7+EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMレンズでもって、風景撮影、スナップ撮影をしてみました。


EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS USMレンズは、まだ使い始めて1日しか経過してないものの、風景・スナップ撮影用レンズとして新しいエースになる予感がビシバシ来ます。

EF-S 24mm F2.8 STMほどではないにしろ、軽くて小さく、手振れ補正装置IS(イメージ・スタビライザー)が地味に色々な場面で助けてくれる。

リングの回転フィーリングも、EF-S 10-22mmやLレンズのそれには厳密には及んでいないかも知れないけど、適度な重みがあって、微調整もストレスなくこなせます。

ボディの質感は、シボ塗装のようなものは施されていて、EF 50mm F1.8 STMのように、EOS KISS X7と同一の質感というわけではないですが、一体感があります。


真夏の暑さに対応するため、なんと通路にはシャワーが設置されていました。

嬉しそうに駆け抜ける子供が微笑ましい。

焦点距離は12mm。

こういう一瞬を撮影するのは、やっぱり打てば響く一眼レフ、それを小さい体で満喫できるEOS KISS X7は、撮るたびに心から良いなぁと思えます。


遠くのサイで盛り上がる風景。

焦点距離10mm。

動物公園なのだから、もちろん普段は動物たちが主役ではあるのですが、ここは風景写真、スナップ写真を撮りたい時でも、かなりの宝庫だったりします。

超広角ズームレンズは、どの道、動物たちに寄って撮るのは無理(柵を超えて接近して撮るとかやれるなら別だけど、そういうのはテレビ局とかが申し出ないと不許可でしょうね)なんで、風景特化ですね。


シマウマのいる水辺の風景。

本物の仙台の山の中にシマウマがいる、そう考えると、風景撮影の場所としてとんでもなく豊かだ!!と思わざるを得ません。

ありがとう、仙台!!

それで、焦点距離は18mm。

18mmというと、普通に広角なんですが、このレンズにしてみればテレ端(ズーム最大倍率)なのが面白いですね。


目の前を歩くキリンの風景。

焦点距離10mm。

ものすごい巨大感なんですが、遠近感がかなり強調される超広角だと、現場の空気が伝わるような気がします。


さわやかな青空と橋。

焦点距離は私が好きな14mm。

なんで好きかと言うと、EF 14mm F2.8L USMレンズが好きだけど、高くて買えずに憧れだけが強まって行ったからです。

今では、こうして14mmが撮れるから心安らかですよ。

うーん、こういう橋って、ザ・観光地!という感じがして良いですね。


意外と周りのお客様も気づいてない、うさぎの形にカットされた木です。

焦点距離18mm。

18mmはメイン焦点距離という感じで多用しますね。


木を伐採したところ。

八木山動物公園は、本物の山の中にあるので、こういうガチガチの山風景に出会えます。

というか、歩く場所が山の形なのでめちゃすごい起伏。

ちょっとだけ体を鍛えるのも良い場所です。

焦点距離11mm。

ズームリングに適度な重みがあるので、焦点距離の微調整も快適です。


スマトラトラのいる風景。

夕方近く、西日が差していたので、その雰囲気を出すためにあえてゴースト(光の玉)を入れて撮影してみました。

ゴーストは、光学的な障害とされてますが、陽ざしを表現するのにこれ以上の役者はいません。

このレンズではないですが、たとえば、EF 20mm F2.8 USMレンズのようにゴーストが出やすいレンズは、逆にそれを作画に活かしやすいという事で、かなり魅力的だったりします。

焦点距離18mm。

スマトラトラは寄って撮りたいですが、全体の風景を撮る事ってあまりなかったので、今回は良い機会だったなあと。


スマトラトラのいる風景。

シールドガラス越しなので、風景写真はかなり運任せの部分もあるんですが、爽やかな青空とともに良いタイミングで撮れたかも。

焦点距離は16mm。

ズームレンズは即応性も高く、やっぱりいざという時に頼りになりますね。

ただ、そう言っても、やはり単焦点のEF-S 18mmやEF-S 16mmも欲しいな。


スマトラトラの水浴び風景。

手前の柵まで入れるかどうか悩んだんですが、もう全部一気に画角に入れてしまえーと。

焦点距離は10mmです。

10mmでも四隅が安定して描写されるのは新鮮な気持ち。

また、シャッター切った後の手ごたえはさすが一眼レフ。


スズメバチの巣が発見されて、通行止め。

さすが、本物の山の中。

ちょっとコース外れると、本当に八木山の山中になりますからね、ここ。

むしろ、人工の部分があると、ほっとするというか。

ガチガチの山の中というと、仙台の野草園なんかハイレベルですよ。

不安になるくらい山。


EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMレンズは、体の小さな一眼レフEOS KISS X7の活躍の場を、さらに一段階広げる大威力レンズです。