2016年10月10日月曜日

コンデジを見直す原動力となったPowerShot SX710 HS、やっぱりスゴイ

キヤノンのコンデジ「PowerShot SX710 HS」ですが、こいつがもう本当に毎日大活躍してくれています。

今回の記事では、このカメラの良さをあらためて色々語らせて頂きたいと思います。


新しいスマホが出るたびに、毎回出て来るのが「コンデジもうだめ論」みたいなものですが、正直、私も一時期はそう思っていました。

しかし、PowerShot SX710 HSを手にしてからというもの、(一般論はともかくとして)あくまでも個人的には全くもうそういう気持ちはありません。

PowerShot SX710 HSは、コンデジそのものを完全に見直す原動力となりました。

もちろん、スマホが優秀なのは分かっているのですが、それとこれとは話は別。

薄い板1枚で写真を撮るのは、あくまでもそういう選択肢もあるよ、であって欲しいわけで、物理的に写真を撮るのに適した形状を持ったカメラを、まるで「この世から消せ」みたいな乱暴な話にもって行って欲しくないのです。

スマホの否定とかじゃなくて、これスマホに限らないんですけど、日本ってのは流行すると他を一気にやめてしまう流れがありがちなんで、色々怖くてあれこれ言ってしまうのです。


じゃあ、スマホと比べて、明確にPowerShot SX710 HSを持つアドバンテージは何だと問われれば、繰り返しになりますが、握りやすく撮りやすい、カメラとして長年培われた自然な形状。

そして、圧倒的な表現力を生み出すキヤノン・ズームレンズ、そしてそれを生かす「LIVEモード」の搭載です。


PowerShot SX710 HSは、世界ナンバーワンだと思う、映像エンジンDiGiCの主力「DiGiC-6」を搭載しています。
(※現在は、より優れたDiGiC-7が登場していますが、現時点で搭載機種は限定的)

この青空と緑のみずみずしさは、一眼レフでもかくや、という感じです。

デジタルカメラは、もちろんセンサーやレンズは大切ですが、最終的な画作りは映像エンジンが決め手になるため、DiGiC-6搭載というのは絶大なアドバンテージです。

また、DiGiC-6を搭載するだけでなく、簡単に迅速に思い通りの色がパッと出せる「LIVEモード」搭載は果てしなく大きい。

オートだと、さすがのDiGiC-6も大外れするシーンありますし。


これは、私自身初めて撮影できた、雨に打たれながら休むアゲハ蝶です。

距離は肉眼でも遠く感じられる状態です。

PowerShot SX710 HSなら、トリミングも一切なしで、Jpegの一発撮りでこの画が撮れるのです。

キヤノンが誇る光学30倍キヤノンレンズですが、手振れ補正装置ISも内蔵されていて、一朝一夕にスマホが潰せる相手でないのは明らかです。

むしろ、なくなると困窮してしまうので、あんまり乱暴にコンデジを潰すとか言ってくれるな、とお願いをしたい。


月を撮影してみましたが、PowerShot SX710 HSなら、思いのままに多彩な表現が可能です。

これは全て、画像加工とかなし、撮ったままです。

LIVEモードだと、言葉とゲージで簡単に明るさや色を調整出来るため、ある時はマニュアル撮影すら凌ぐ程にコントローラブルなのです。


渋くてカッコ良い作業用カート、空を飛ぶドローン、「おっ」と思ったらすぐにパッと撮れます。

このあたりは、スマホだってそうじゃないか、と思われるでしょうが、カメラは専用機なので撮れるようになるまで当然早いのと、30倍光学ズームで画角が思いのままというのはあまりにもでかい。

これをポケットに入れて携行出来るのだから、スマホだけでなく、PowerShot SX710 HSは一眼レフ等に対してもかなりのアドバンテージがあります。


LIVEモードだと、明るさを自由に変化させられるので、こういう表現も自在です。

ソニーのハンディカムあたりの機能を、写真機に逆輸入した感じのモードですが、このモードが無かったら、PowerShot SX710 HSがここまで大車輪の活躍が出来ていたかというと、それはなかったと思います。

LIVEモードを考えて、搭載した人には、キヤノンは社長賞を贈ってあげて欲しいくらい。


LIVEモードで、表現が手軽に自在に出来るので、最近はこういう機材の写真もPowerShot SX710 HSを積極的に使っています。

いや、むしろ、もう、PowerShot SX710 HSを使わない方が珍しい、くらいにはなってますね。


手持ち夜景モードも使えるので、暗所での撮影もなかなかどうして良い感じです。

夜のスーパーの駐車場で、大切な愛車のアイちゃんを撮影したのですが、1/2.3インチセンサーでも、ISO感度800でそこそこに撮れますね。


今、モバイル機器の中心は、Xperia Z Ultraを意図的に封印して、大ファンのゲーム機「プレイステーション・ヴィータ」とガラケーの富士通F-01Eに集約しています。
(※ヴィータは内蔵3G回線を格安SIMで活用中、富士通F-01Eは、ソニーの1300万画素裏面照射センサーを搭載してて、通話メールだけでなくカメラとしてもなかなかのもの。撮った写真はメール[ガラケー使い放題]でヴィータに飛ばして連携!)

ゲームの「シェルノサージュオフライン」は、個人的に、今まで長く遊んできたゲームの歴史の中でもトップチーム入りする超名作で、(放置込み)プレイ時間が最長不倒となる2000時間オーバー!!

それまでの最長と思われるファイナルファンタジーXですらも、300時間行ってなかったので、いかに突出しているか。

・・・というような、レポート用の写真もPowerShot SX710 HSは、大満足の画質で撮ることが出来るのです。


紅葉するコキアと花。

LIVEモードは、色が本当に思いのまま。

画素数がどうのこうの言う以前に、色が気に食わないカメラは、一瞬で使いたくなくなってしまう。

数々のモバイル用カメラが「色」の問題で沈んで行っていたのですが、PowerShot SX710 HSは別格です。

もちろん、フルオートだと怪しい時もあるので、LIVEモードさまさまなのですが。

それと、画素数ですが、1/2.3インチに2000万画素はやはりムチャクチャです。

1/2.3インチが、画質的に悪く言われるのは、この画素数の詰め込み過ぎによって、1画素あたりのクオリティが極めて低くなってるからです。

逆に考えると、2000万画素と思うのをやめて、600万画素カメラとして濃縮して画像を評価するようにしてます。

600万画素カメラとして考えると、PowerShot SX710 HSは申し分ありません。

メーカーが画素の無茶苦茶をやめないなら、ユーザーが自己防衛すればOKなわけです。

PowerShot SX710 HSは600万画素カメラとして使うと、めっちゃ幸せになれますよ!!