2016年12月23日金曜日

EOS 7D Mark2で初めて、朝夕の町歩き撮影してみました

今回の記事では、いよいよEOS 7D Mark2で朝と夕の町歩き撮影に出てみました!!

ちなみにEOS 7D Mark2を買う前から、新しいカメラへの期待感も手伝って頻繁に町歩き撮影をしている私。

歩きすぎて(かな?)最新の検査では体重が2kg落ちてしまったのですが、写真撮りたくてウズウズするというのは自分的に理想的な状態なので長続きさせたいものです。


というわけで、いよいよEOS 7D Mark2に我が家でエース級のレンズ「EF-S 24mm F2.8 STM」を装着し初めての朝の町歩き撮影に出てみました。

当初、買う事はかなわないだろう思っていた夢幻の機体だけに、今、こうして家に居てくれるという実感が若干沸き切ってないのですが、どんどん撮影回数を増やして行ければと思います。


大好きなEOS KISS X7と比較して、でかい、でかい、という先入観があり過ぎたのか、EF-S 24mm F2.8 STMを装着してみればあの悩みがウソのように小さく・・・いや小さくは無いけれど、言う程でかくは無いか。

ただし、プロ機としては、APS-Cセンサー搭載の有利もあって世界最小グループには属していますね。


ちなみに、コンパクトフラッシュカードは、一番欲しいレキサー1066倍速(32GB)がここずっと売り切れになっとりまして買えておらず、最初はバックアップ用を想定していたSDカード(レキサー633倍速32GB)を先に購入し今朝から実践投入です。

ただ、今や、経済的に助かるからこの633倍速で長く行けたらいいな。

Mark2はプロ機=職業利用を想定した設計のため、バッファメモリに余裕がありますからね。


今回の写真は、全て、輝度ノイズリダクションを完全に切り、シャープネス処理も全くしないRAW現像をしています。

デジタル臭さが全然しない、昔のデジタル一眼レフを思わせる柔らかで余裕のある描写で、大満足です。

やはり、さすがは当時の最新製造プロセス使用のAPS-C 2020万画素センサー、プラス、一つだけでも極めて優秀な映像エンジンDiGiC-6を念入りに2基搭載してる実力だなぁと。

スポット1点AFも抜群の実力です。


建築中の住宅のブルーの防塵カバーと朝の青空の「青」の描き分けも実に見事です。

EOS 7D Mark2の測光システムは、実に驚異的です。

なんと赤外光検知画素を備えた15万画素(!!!)ものセンサーを使った、「EOS-iSA(被写体分析)」は、なるほどあらゆるシーンで大車輪の活躍を見せてくれます。


EOS 7D Mark2のオート・フォーカスは筆舌に尽くしがたい強力なものです。

AFの測距点だけ見ても、1点だけでも極めて優秀測距点が、何と65点も揃えられた「多数精鋭方式」なんです。

実際に、端の方の測距点をマルチコントローラーで積極的に選択して使ってみましたが、何度撮影してもEOS KISS X7の中央部1点AF(優秀)に全く負けない精度を叩き出して来るため、ちょっと世界が変わりそう。

じゃあ、Mark2の中央部1点はどうなってるかというと、そこはさらなる高精度を発揮する他、開放値F/8の暗いレンズでもAFが効いたり、暗所でも合焦するなど、特別な能力が与えられていて、やっぱりベストな存在をキープしてます。


今回は全て静音モードで撮り切りました。

EOS 7D Mark2のシャッター音、フィーリングは、ついに個人的にナンバーワンの座に駆け上がりましたが、静音シャッターはもはや美しい音楽を聴いているかのように感じます。

早く次のシャッターを切りたい、そんな欲求が勢い良く沸き上がって来ます!


モノクロ撮影も良い感じ。


かなりの強風。

雲も巨大でちょっと怖い。


颯爽と走って行くバイクを静音モードのAIサーボで追ってみました。

EOS 7D Mark2の静音モードは、音が優しいだけでも良いのですが、レスポンスもかなりのシロモノでびっくりします。

ノーマルモードのような電光石火ではないだけで、思った位置できっちり撮れてくれますね。

Mark2は、さすがプロ機だけあり、連写のコマ数を1コマ単位で自分の好きな数に設定出来るのですが、静音でも最高何と4コマ/秒を発揮。
今は時代が贅沢になってしまったけど、やはり4コマ秒は高速だって事を再認識させてくれますね。


強風でちぎれて地面に転がっていた(!!)柚子です。

EOS 7D Mark2は、(初代7Dからですが)ファインダーに接眼するのが極めて楽しく、咄嗟にライブビュー撮影ってのは頭に浮かばず、こういう時は地面に膝をついて撮影してしまいます。

当初は、タッチパネルもバリアングル液晶も無い本機に対して大きな不安があり「タッチパネルが無いのが欠点」とまで思った事もありましたが、まだ家に来てくれて日数が短い事もありますが、特に困らない・・・というかあっても大して使わなかったなという勢い。

タッチパネルは、自分の経験では手持ち撮影じゃなくて三脚撮影時にお役立ち度数にブーストがかかるので、やがて来る三脚撮影時にどうか??ですかね。


ちなみに、薄暗い朝の食卓で、サラダをISO感度2500で撮影。

輝度ノイズリダクション、シャープネス両方完全カットしてますが、画質が驚く程に綺麗!!

ISO感度2500、しかも輝度ノイズリダクションなしでも綺麗に使えるとなると、色々と広がるものがありますねー。

この(当時の)新製造プロセス2020万画素APS-Cセンサーは、疑いも無く手持ちのカメラの中では断トツ最優秀画質です。



■ここから夕方の町歩きに!!

夕方の町歩きには、EF100mm F2.8L IS USMレンズを装着して出てみました。

ちなみにこの写真はPowerShot G5Xで撮影しているのですが、いつでもぶらさげて歩けるG5Xの重要度もますます高まってます。


白と黒の雲が夕方らしい、町からみたテレビ塔です。

ここでは、初めて、ファインダー内部に水準器を表示して撮影しています。

EOS 7D Mark2のファインダーは、液晶を重ねて表示するインテリジェントタイプなのですが、初代7Dよりも進化していて、情報が視認を妨げにくいよう配慮されたか、なんと半透明表示になってます。


夕方の町もなかなか雰囲気たっぷりに捉えてくれますね。


夕日の反射光によってファインダーの内部が眩しい状況でしたが、さすがは驚異のスーパー測光システム「EOS-iSA」は立派な仕事をしてくれます。

EOS-iSAは、EOS 7D Mark2を使っている以上は、意識せずにずっとお世話になるのに、未来を先取りしたような超高度技術。

現実的な価格の機体に搭載してくれている事に心から感謝です。

EOS-iSAシステムの要、赤外光検知の15万画素センサーは、夕方の光や木々の緑をも高度に分析してくれる「知性を持ったかのような」測光システム。

難しいシーン、どんどん来い!!というくらい心強い存在ですね。


EOS 7D Mark2で初めて、ちょいちょい伺っている大好きな柴っ子ちゃんの所にも行ってみました。

ぐっすり寝てました。

しかし、EOS 7D Mark2の静音シャッターは、何回撮影しても音が静かで全然起きない!!

静かで優しい流れる音楽のような心地良いシャッター音、と、喜んで使ってはいるものの、寝てるワンちゃんが起きないのは大きな事ですね。


他の場所を回って、暗くなりかけの時にまた寄ったら、柴っ子ちゃんが起きていて活発に動いてました。

静音モードのままAIサーボで撮影。

EOS-iSAと認識センサーを共有する、動体追尾の超テクノロジー「EOS-iTR(追跡と認識)」の威力が発揮されているのですが、初日の八木山動物公園の撮影を経験してる事もあるし、早くも信頼度は100%です。

全体的に、7D Mark2は、「咄嗟にパッと使える」ように出来ていてどんどん使いこなしたい。

ちなみに、ISO感度は1000で、やはり輝度ノイズとシャープネスは両方とも完全カット。

画質は盤石であり、輝度ノイズリダクションをかけないからディテールもまさに深く濃く出てくれてます。

この余裕であるならば、次からはISO感度2500でも良いかも。


最後は愛車のアイちゃんです。

今日はとても暖かったので大チャンスとばかりにオール・ワックスがけし、窓も必死で磨きました。

タイヤはすっかり冬仕様、トラクション強化用の荷室搭載用砂利も80kg用意してますが、やっぱり雪は苦手なので降らないで欲しい・・・でも写真的には降って欲しい・・・複雑な心境。

それはともかく、視野率100%のファインダーは、本当にぴったり100%ですね。

ギリギリの構図で撮影してみましたが、ぴったり狙った部分が狙った割合ではまっていて、まるで有機ELファインダー並の構図能力で良い意味であきれる高性能。

見え具合はもはや何の申し分もありません。

初代EOS 7Dが全く古さを感じさせない立派な機体なのに、さらに加わったMark2、まさに個人的にカメラ祭りになってますが、一時的に浮かれるだけじゃなく、ずっと写真撮りたい欲に浮かれていたいです。