2017年6月25日日曜日

EOS KISS X7後継機のリーク情報から分かる事

いよいよ、早ければ来週と言われる「EOS KISS X7後継機」の発表。

本当にギリギリのタイミングで、謎のベールに包まれていた製品画像も海外からリーク。

いかんせん、長い間空振りが続いていたため、まだ100%全ては信じられない心もありますが、いよいよ運命の日が近づいて来たかという感慨が勝ります。

今回の記事では、製品のリーク画像から分かる点だけを整理してみたいと思います。


■EOS KISS X7後継機で分かっている点

※リーク情報が元のため、間違っている可能性もあります!

カメラ種類 ミラーあり!!一眼レフ
名前 EOS 200D(英名)
WiFi 内蔵
センサー 2400万画素クラス
液晶モニタ取り付け方法 3インチバリアングル
映像エンジン DiGiC-7
デザイン上の特徴 モードダイヤル本体埋め込み
マイク ステレオ(画像ではそう見える)
AF方式 9点式(画像ではそう見える)
連写速度 5コマ/秒
バッテリー X7とは違うモデル
サイズ X7より大型化
重量 X7より増加



まだ確定ではないですが、想像していたよりもかなりハイスペックで出て来るなぁ!!というのが第一印象。

カメラに詳しい方はもう感覚がマヒしてると思いますが、ミラー機の秒5コマというのは、なまじの技術では無理な高速動作です。

目にもとまらぬ速度で激しく動くミラー。

このミラーから発生する音や衝撃をいかにして和らげ、カメラミュージックの領域までチューニングしていくか??これぞカメラメーカーの腕の見せ所なわけです。

小さなボディで秒5もの高速動作・・・低コストを宿命づけられた機種で、いかに御してゆくのか? 見どころ満載のカメラと言えるでしょう。

さらに、秒5コマの電力消費に対応するか、バッテリーは、現行X7の少容量タイプをやめる決断をし、グリップも合わせて大型化。

どちらかと言えばトラディショナルな方向になっているため、案外つまらないモデルだという声も聞かれそうではありますが、それはそれで一見識として、出来うる限りの小型化を推し進めた中で、カメラとしての操作性向上も限界まで目指した、ギリギリうまいモデルになっている気はします。

ただ、リーク情報のままだと、EOS KISS X7よりも確実にデカくて重たいカメラになります。

世界最小最軽量一眼レフの王座にはつけないため、王座が欲しければ、現行のEOS KISS X7を絶対にディスコンにする必要があるため、併売コースは無いかも知れませんね。

それと、値段は・・・まず、現行X7の販売価格の二倍くらいにはなる(現行のX7がAPS-C搭載高画質カメラとしては異常に安い)であろうから、ロケットスタートを切るというわけにはいかないでしょうね。


それと、現時点では、ミラーレスの方式がどうなるか??というのは分かりません。

キヤノンが誇る、ミラーレス技術の決定版「デュアルピクセルCMOS AF」ではなく、従来の「ハイブリッドCMOS AF2」の搭載もあり得るかな?


これは、KISS X7の「ハイブリッドCMOS AF2」でミラーレス撮影した写真ですが、動体撮影をしなければ必要十分な性能ではあります。

ただし、速度より精度を重視した方式であるため、必ず最終的なピント精度を「コントラスト方式AF」に切り替えて行う性質があるため、コントラストがはっきりしない被写体だと、ピント合わせが出来ずにキャンセルされる頻度が比較的高かったり、ミラーレス非対応設計のレンズは動作が遅かったり挙動不審になったりする弱みがあります。

何もかもが、最先端のスペック数字にはならないと思う、EOS KISS X7後継機ですが、そこが重要なのではなく、このミラーレス全盛の世の中で、超小型一眼レフをまだ作ってくれるという点が極めて重要。

この世の中への大いなる挑戦として、最大限の注目をさせて頂きたいと思います。