2017年6月10日土曜日

雨の中の金蛇水神社をPowerShot G5Xで撮ってみる

今回の記事では、雨の中の金蛇水神社をPowerShot G5Xで撮ってみましたので、その写真を掲載させて頂きます。


金蛇水神社は宮城県にある、ぼたんの花や藤の花が有名なところ。

本当は大勢の人で賑わう出店ですが、あいにくの雨となってしまいました。


雨の中、あえてこの神社を訪れた事は今までなかったのですが、雨の中の風景というのも良いものですね。

PowerShot G5Xは、言うまでもなく体が小さいため、傘を片手に撮影というスタイルが余裕も余裕。


雨の中の撮影という事で、やはり傘のある風景を撮っておきたい。

レンズ交換なし(当然)で、APS-C換算15-63mm F1.8-2.8大口径ズームレンズによる画角の自由度が得られるのは、雨の中となるとより魅力アップして来ますね。


ぼたんの葉越しのつつじ。


雨の中の藤棚。

晴れの日ではなかなか得られない、光と影の調子が心地よいです。

傘を画角に少し入れたかったのですが、お客様が少なくてなかなかタイミングが掴めず、時間ぎりぎりまで待って撮影。


しっとりとした空気の中、影になった藤棚の中心にさしこむ光。

ほんのり浮かび上がる藤。

昔だと巨大な一眼レフくらいでしか撮れない情景でしたが、手のひらに収まるミニカメラでイメージ通り撮れる時代に感謝。

ソニーが誇る1インチセンサーと、キヤノンが誇る映像エンジンDiGiC-6、キヤノンレンズのコラボレーションはいつもながら破格。


雨の中の池も撮ってみました。

動きのある被写体は、一眼レフと並べてしまうと、像の消失時間が長いPowerShot G5Xは不利なんですが、これ単体で持ち出せばあまり気にならないのが面白いところ?


鯉の口に泡が来たところ。

有機ELファインダーは、像の消失時間が長いので、タイミングの取り方が一眼レフとは異なるのも面白いところです。


いよいよぼたんの花!!

雨の中というのをどうやって表現しようかなぁとか思ってたんですが、葉や花に水玉が綺麗に乗ってくれているので、何も考える必要なく夢中でシャッター切るだけで良かったです。

雨が強かったため、花がぺしゃっ、とひしゃげてしまっていて、形が良い花が限られていたのが誤算。


つつじと藤を一緒に撮る事が出来ました。

傘を片手に撮影と言いますが、PowerShot G5Xは、何もかも小さい上に、有機ELファインダーに接眼するとカメラが顔に密着するため雨粒が全然当たりません。

うーむ・・・たとえば大混雑の花火大会の中にあっても、顔面密着可能ゆえに、周囲の邪魔にならずにバンバン撮れるG5Xの省スペースパワー(実証済み)がこういう時にも遺憾なく発揮されて笑顔。


PowerShot G5Xは、雨とか、混雑とか、そういう要素が入ってくると、大袈裟じゃなくて普段の魅力の数倍も魅力アップする感じですね。

幅広い焦点距離の大口径ズームレンズを内蔵しているし、地味に、私の人生のカメラ面を大きく支えてくれている大変な機材と言えましょう。

こういうカメラがある事を当たり前などと考えず、いつも感謝の気持ちで使って行きたいです。