2017年8月6日日曜日

ISO感度6400も大丈夫! PowerShot G9X Mark2の高感度撮影してみました。

ポケットカメラでありながら、一眼レフ並みの上質な画質と、マニュアル運用に十分に耐える優れた操作性・・・PowerShot G9X Mark2に早くもぞっこんの私ですが、高感度撮影はどうだろう!?

というわけで、今回の記事では、PowerShot G9X Mark2の高感度撮影を中心に書かせて頂きたいと思います。


いきなりハードルを上げて、仙台市地下鉄のトンネルにて、猛烈な勢いで突進してくる列車を、ISO感度6400かつ「最高速度連写」で撮ってみました!!

暗いトンネルなのに、高速シャッターを切らないといけない、列車からは強烈なライトがカメラに直射される・・・という、従来なら、もはやポケットカメラでは対応しようとも思わないベリーハードなシチュエーションですが、G9X Mark2は、かなりバッチリ(どころか驚愕の性能で)対応してくれました!!


一眼レフのように「撮るどーーっ!!」というギンギンの状態ではなくて、軽くカメラを構えて、ふんふんふーん(音符)という感じの空気で撮っているわけですが、AFもしっかりだし、高速で突進して来る列車も見事に捉えてくれていて、いう事なしです。

ISO感度6400も、DiGiC-5のAPS-Cカメラくらい良く撮れるんじゃないの!?というくらいの画質で大満足です。


というか、えーっ!!こんなに良く撮れるの!?

このカメラって、EOS 7Dだったっけ・・・!? と、一瞬、撮れた写真を間違えんじゃないかと混乱するくらいシッカリ撮れてくれています。

嬉しいというより、このままだと一眼レフいらなくなるんじゃないか?というショックが大きい。

予想だと、「撮れるは撮れるけれども、まぁさすがにこの厳しいシチュエーションは無理があったね。でもよくやった!!」とG9X Mark2に努力賞!!と思ったのですが、いきなり全員ぶっ倒して最優秀賞を獲得して来たG9X Mark2に、かける言葉を失ったパターン。

なんやこのカメラ。


さらに、連れに夜霧の八木山に引っ張って行かれたので、ここぞとばかりにPowerShot G9X Mark2の高感度撮影能力を試してみました。

夜霧の中のライト・・・もはや、並みのポケットカメラでは、雰囲気も何もあったもんじゃない難しい条件ですが、さすがG9Xは一眼レフ並みにやってくれます。


ISO感度6400で、色合いや雰囲気を思った通りに撮れるポケットカメラ・・・。

ううううーーーむ。


もしやと思い、最高感度のISO感度 1万2800まで上げてみました。

ここまで来ると、さすがにEOS 7D Mark2の2020万画素APS-Cセンサーにはかなわず、逆にちょっとホッとしたりします。

色はやや褪せて、ノイズによるムラが画に出て来る。

でもでも、決してダメな画ではないので、ポケットカメラでここまでやれるのは拍手喝さい以外の何物でもないです。

いや、すげぇです。

モノクロなんかだと、かなり面白い組み合わせなんじゃないかな。


七夕の前夜らしい、霧に煙る仙台の街並み。

霧に、ライトの強い光が入る・・・こういう場合に、「雰囲気を保ったまま一枚を撮る」というのは、とにかく小さなカメラでは難しかったのですが・・・G9X Mark2はバッチリ。

色々と考えさせられる夜でありました。