2017年8月6日日曜日

PowerShot G9X Mark2で雨の町歩き撮影してみました。

かなり回復して来たとは言え、最後のちょっとしたところで戻り切らない体調。

ただ、むしろ動いていないといけないのかな?と雨の朝、傘を片手にPowerShot G9X Mark2で町歩き撮影してみました。


ちなみに、PowerShot G9X Mark2ですが、同じ「Mark2」つながりのEOS 7D Mark2と比べると圧倒的に小さいですね。

むしろホットシューに接続して、7Dからコントロール可能になったら、色々と使い方が広がるかも・・・??


それはともかく、朝の町歩き撮影してても実感するんですが、PowerShot G9X Mark2って、めっちゃ小さいというだけではなくて、本当に高機能カメラだというのが分かります。

マニュアル撮影で運用してますが、これだけ小さいのに、7Dがそうであるように機能に妥協なしで思い通りに写真を撮って行ける。

この小ささで、高機能が使いやすい・・・どえらいカメラが誕生したものだなぁ・・・。


雨の日の「しっとりした質感」というのが、一眼レフに負けないくらい表現できるポケットカメラ。

「小さいカメラにしては良い」ではなくて、まさに欲しい画がジャストばっちり撮れるのが驚異。


このカメラ、限度いっぱいまでの小ささを誇るため、とにかく自由な発想でアングルを工夫しやすい。

可動液晶は、むしろ無い方が良いと思えるタイプ。

ボディサイズが適正で、レンズの向きの想像もつきやすい・・・というのは本当に美点で、ノーファインダー撮影でも構図の想像がつきやすく、液晶すら見ないで自在にあれこれ空間を切り取る自由度が高いカメラ。


レンズの表現力も、柔らかめで良い感じですね。

小さなカメラとしてはスマホが話題になりますが、カメラマンよりはデザイナー寄りの存在なので、クッキリ・ハッキリしか想定しておらず、光学由来の柔らかさを持つ本物のカメラ専用機の良さがここに来て大いに光っている印象。


それと、キヤノンのコントラスト方式AFは、本当に飛躍的に進化した感じがしますね。

キヤノンのコントラスト方式AFは、動作がどうも原始的で、ハッキリしない被写体には徹底してAFが合わなかったりする癖が強かったのですが、G9X MarK2は、もちろん完全ではないものの、ストレスを感じないくらいサクサク撮れて「おお!!キヤノン、やったね!!」という明るさがあります。


雨の日の撮影って、心もどこか普段よりもウェットになる感じがするんですが、G9X Mark2の表現力は、そういう心境にもちゃんと応えてくれる品のある画。

一眼レフならば、確かに見慣れた感じの画とも言えるのですが、それをポケットカメラがやってくれる。

とんでもない時代に乾杯です。


大好きな柴っ子ちゃんを撮りに行ってみました。

眠っていたのですが、薄目を開けてこっちをチェックしてますね。

一眼レフを取り出すと、あれって黒い巨体なので「なんや!?」という空気になりがちなんですが、G9X Mark2だと、さりげない外観か特に興味ねーわという空気。


通りすがりにパッパッと撮影。

眠くて片目が開いてない柴っ子ちゃん、起こしてごめんなさい。

でもG9X Mark2、AFも一眼レフ並みに速い!!

厳密なベンチマークとかを採ったら、そりゃあ一眼レフの方が上なんでしょうけど、実感として同じくらい速い。

歩きながらパッパッと撮れるのは、その昔、高画質だけどAFが劇遅だった「PowerShot G3」からすると、まさに未来のカメラですな。


AFが思わぬ場所に当たっても、指でAF当てたい場所をタッチするだけで問題なし。

ボディの小ささが、タッチのしやすさまでも生み出しているため、想像の何倍も操作しやすいカメラ。

傘を片手にも全く気にならない。

G9X Mark2に笑顔です。