2017年8月12日土曜日

PowerShot G9X Mark2で仙台の科学館を撮ってみました。

今回の記事では、PowerShot G9X Mark2で仙台の科学館を撮ってみました。


もうG9X Mark2の小ささ、画質、使いやすさには一切の疑問を差し挟む余地は無く、あとはどんどん写真を撮って行くのみ!!


それにつけても、PowerShot G9X Mark2の背面液晶の使い方は素晴らしいの一言です。

タッチ中心操作という、いかにも低機能なオートカメラ・・・のようなイメージがあると思うのですが、実際は全く違います。

あのEOS KISS X7と似た手法で、多数の機能スイッチがずらり並んだ高度な操作盤の状態を綺麗に作り上げており、真剣なフルマニュアル操作も快適なポケットカメラ。

この流れはとても良いですね。


いよいよG9X Mark2での科学館デビュー撮影です。

かなりの逆光のため、単焦点レンズのようにカチッとした描写にはならないのですが、これはこれで期待通りかなぁと。


APS-C換算で18-53mm F2-4.9ズームレンズは、科学館のような室内でも不自由なく使えてかなり嬉しい。

手振れ補正装置ISはかなり強力な3.5段相当。

ただ、見て分かる通りG9X Mark2は本当に小さくて軽いカメラのためブレやすい構造。

それゆえに、EOS 7D Mark2や、同じPowerShot Gシリーズの本格派ボディG5Xから見ると、普段使いでは2段くらいの実感かな(ガッチリしっかりホールドすれば別)。


今回メインで見たかったアロサウルスの骨格標本ですが、APS-C換算 18mmもあると、室内での巨大物を相手にしても、画角はかなりバッチリだったんで今後の撮影にも期待が大いにもてます。


ぼわっとした逆光の描写は、確かに、単焦点レンズや高性能の一眼レフ用ズームレンズとは違うものかも知れないですが、これはこれで自然らしくて良い感じ。

PowerShot G9X Mark2のズームレンズは、決して高性能をアピールするというタイプでは無く、むしろカジュアルなタイプではあるのですが、その柔らかな表現力それ自体が、G9X Mark2に忘れ得ない猛烈な個性を生み出すことに成功しています。


アンパンマンの自動販売機もある!!

仙台ではかなりアンパンマンとのコラボレーションを見ますね。


人工竜巻の発生装置。

本体の軽さにかなり相殺されてしまうとは言え、強力な手振れ補正装置ISがあるため、スローシャッターはやっぱりとても切りやすく、表現の幅は広いですね。


G9X Mark2だと、毎回思うのですが、本当にその場の空気を乱さないで撮影が出来るのでありがたい。

ただ、今回ちょっと思ったのですが、もうスマホがカメラの主流になって久しく「スマホが見飽きられた」フェーズに移行しつつある事を感じてします。

このため、どんな小さな体のカメラでも「本物のカメラだ!」という点において、周囲からの扱いが以前より向上している気がしています。

ただ、以前、PowerShot SX710 HSで町を撮影していた時、同じく町をスマホで撮影していた女子から「今時、ガチのカメラ使っている!」と笑われた事もあり、「本物のカメラ」の立場が今後どう変わっていくのか、撮影とはまるで関係ない部分で、カメラの楽しみがまた一つ増えた気がします。